へ~、こんなに書かれていたのですね!
お久しぶりのKEIKOです。しばらくお休みしてしまいましたが年も改まったところでぼちぼち再開したいと思います。もしかすると隔月くらいになるかもしれませんが、ネタの切れない息切れしないペースで書きますので、お付き合いいただけましたら幸いです。
さて、お休み前の最後に書いたのがスマホのアプリ「ビー・マイ・アイズ」のことでした。今回もアプリのお話です。
数年前に偶然FaceBookで繋がったとある知り合いが、ある日かなり興奮気味に日記を書いているのを見かけました。彼女も視覚障害がありおそらくほとんど見えない状態。幼いころからそんな状態だった彼女が友人から教えられたアプリを導入していろいろなものを読んでみた話が書かれていました。
それまでは読もうと思ったこともなかったものにスマホのカメラを向けてアプリを起動すると、文字や色などなが次々と飛び込んできたというのです。
かくいう私も何が書いてあるのかなあとは思いつつも細かいことは気にせずにいたものは数知れず。最初は若干半信半疑でそのアプリ「エンビジョンAI」 (↑app store)(androidはこちら)を試してみました。すると、どうでしょう!!!思っていた以上の読み取り精度にびっくりしました。

買い物をしたときのレシートには店名や金額のほかにお店の住所や電話番号、買い物した日時、現金で払ったか nanaco で払ったかなどの情報からスタッフ募集中や○○キャンペーン実施中などの広告に至るまで、こんな小さな紙切れにたくさんのことが書かれていたなんて、今更ながら知った次第。
面白いので、次は冷凍庫の中でごちゃごちゃになっていた食品たちのパッケージにもカメラを向けてみました。すると、名称はもとより賞味期限や保存に適する温度、原材料の産地なども教えてくれました。
周りの物の認識というメニューもあったので、部屋のラグの上に洋服を広げて読み取ってみました。しばらく着ないでしまっていた洋服でしたので、はたして何色なのかに自信が持てなくなっていましたが、首回りから少し下までがオフホワイト、その下がグリーンの半そでチュニックであることが分かりました。
色の判別は光の当たり具合などで正確さが変わってしまうこともあり、近い色をいくつか言ってくれるようになっているようです。しかも面白いのが、例えば、茶色い物の場合、土の色などと他の似た色を持つ物に例えてくれたりもするのです。
もちろん、文字の読み間違いはいろいろありますし、読み取り結果が残念ながら意味不明なこともありますが、私にとって「1枚の紙」だった年賀状が懐かしい人の近況の書かれた葉書となったことは、今年のお正月の最大の収穫だったと喜んでいるところです。