美文字センスに関するエトセトラ
突然ですが美人は子どもの頃からアヒルではなく白鳥なように、
持って生まれたキレイな字を書くセンスってあると思うんですよね。
高校の先生だった友人のまーちゃんが働いていた学校は、
入試は自分の名前が書ければほぼ合格で、
ほとんどの生徒が化粧や毛染めをしているいわゆる底辺校。
そんな学校にもかかわらず
書道部の顧問の先生が独特な方法で部員を集めていたおかげで、
周辺の偏差値が高く真面目な生徒のいる高校よりも
コンクールではたくさんの賞をとるほど優秀だったそうです。
その独特な勧誘方法とは生徒指導で服装頭髪チェックの際に
上手に眉を描いている生徒を勧誘すること。
眉を上手に描く生徒がもともと持っていた才能と
先生のほめて伸ばす指導(まず褒められたことがない生徒達
ゆえに効果は絶大)で、めきめき習字が上達しそれとともに
生徒たちの何か諦めていたような表情がイキイキとしてくるのだそうです。
尾木ママに報告したいような素晴らしい教育的指導の実例ですが、
字が下手な私からすればやっぱりな~と思わず納得。
センスでしょ、やっぱり字の上手さはセンスなんですよ~。
美文字といえば昔一緒に働いていた「よんどころないお生まれ」の
他職種のお偉いスタッフさんから、毎回それはそれはお見事な
鶴や亀が踊りだすような寿いだ字で指示や報告が届き、
そのうえ届いた書類からは彼が身に着けている香水まで香り、
平安貴族かよと思いながら業務で毎度それをチェックしていた
時期がありました。実際その方のご先祖は貴族さまだったんですけどね。
しかし書類の内容は文字の美しさに反して全くいけておらず、
香水だけでなくトラブルになりそうな危険な香りすら漂っている始末。
幸いにもその方は更に名門のお家の養子に入り、いくつもの法人の理事となり
あの見事な字で、ご自分のお名前をしたためるだけのお立場に。
めでたしめでたし、職場の平和は守られましたとさ。
ま~これも字の美しさに対する負け犬の遠吠えですけどね。
前回の小野道風の話も実は字が下手で悩んでいたのではなく、
自分の字が書けないと悩んでいてカエルに出会ったらしくて、
名門出身で才能もあったんじゃんと勝手に裏切られた気分に。
字のうるわしい人に妬みはあれど恨みはないんですけどね~。
今回は私の憧れの字について書く予定だったのに
才能に対する妬みと言い訳でついつい脱線^^;
長くなっちゃったのでまた次回に続かせて下さい。
okosama
ゆみるさん
あはははは(^O^)
ごめんね、笑って。
でも、香水まで香るって、比喩じゃないのね?
やっぱ、あはははは(^O^)
ゆみる Post author
okosamaさま~☆
たくさん笑っていただけて嬉しいです(^O^)/
古典の時間に習った「香を焚き染める」という言葉を
平成の時代に体感するとは思いませんでした、
まあ焚いてはいないんですけど^^;
爽子
こんばんは〜
焚き染めるほど、香水を多用なさってたんですね。
まさかメモやら、書類にシュッシュとふりかけるわけないものね。
濃い〜方だったのですね。
そして、内容は薄いと。笑笑
字も絵も、普段からよく書くのがやはり練習になるのでしょうね。
また書かなきゃ。
ゆみる Post author
爽子さん、おはようございます♪
麿からは私の部署もよく出張土産の
高級なお菓子をいただいたのですが、
お土産の袋からも高貴な香りがして、
誰がくれたのかすぐわかりました。
どうやら自宅に持ち帰ると臭い、
もとい香りがついちゃうみたいでした^^;
麿といい書道部の高校生といい小野道風といい
みんな字をたくさん書いていますもんね。
重い腕を上げてやっぱり練習しなくちゃ、私^^
爽子
練習、筆文字のステップアップは、長女の結婚披露宴の招待状の宛名書きで果たしました。
ホテルの筆耕に頼めば、手渡しの○○様一行であっても、数百円らしいです。
それで、じゃあ、母からのプレゼントで書いてあげましょう。。。ということになりました。
名簿を受け取り、気合を入れてると。。。婿殿がそ~~~と、「すみませんが、よろしく。」と自分の招待客の名簿を滑らせて・・・
何事も、無駄を嫌う長女。失敗ができないかつかつの枚数。
ぜんぶ鉛筆で下書きのあと、チェック二回、そこから筆書きして、完全に乾燥してから消しゴムを入れる。。という
枚数書いたので、あて名書きはレベル数ランクアップしました。
筆文字(それほどジョウズではない~)に対しての「できれば逃げたい」という恐れはなくなりました。
芳名帳も顔色を変えずに書けます。笑
めんどくさがらず、一生懸命取り組んで思わぬ果実を得ました。
ゆみる Post author
爽子さん、こんばんは☆
娘さんの結婚式の招待状の宛名書きのプレゼント!
期限もあり、ほぼ失敗もでない。
そして膨大な量なのに1枚として同じものがないんですよね。
凄い緊張感、母の愛を感じました^^
多分だらだら練習するのとは違い、
スポーツの高地トレーニングのような
密度と負荷が大きい練習になったのでは。
ちなみに下のお子さんの結婚の時も
宛名書きをされたのかちょこっと気になっちゃいました^^
爽子
気になっちゃいましたか?
次男のときは実績があるし、うちわだけの小さい集まりでしたので、「書いてあげるよ」と言ったのに、なぜかお嫁ちゃんが全部筆ペンで・・・
言っちゃ悪いがすごい字でした。
サインペンで書けばいいのに。笑
自分で書いてみたかったんでしょうね。
ゆみる Post author
爽子さん
次男さんのお嫁ちゃん、もったいな~い!
私だったら爽子お義母さまに甘えちゃうのに~^^
連休初日はいかがお過ごしでしょうか。
私は梅雨明けに向けたハガキ作りに
のんびり猫の側でハサミをチョキチョキさせています。
梅雨明けが待ち遠しいです。