明日の朝、冷蔵庫は生きているのか死んでいるのか。
暑い、暑すぎる。もう9月になったというのにまだまだ暑い。昼間に出歩くと、夜少し気温が下がってもだるさが残る。さあ、そんなとき、みなさんはどうしているのだろう。我が家はサクレである。え?サクレってなんだって?サクレはサクレじゃないか。そう、コンビニで売っているシンプルなレモン味もかき氷。そう、レモンの輪切りが一枚、フタを開けると乗っかっているあれだ。
あのサクレをね、風呂上がりにね、フタを開けて、レモンの輪切りをフタの上に取り出して、サクサク食べるのだよ。うんまい。冷たい。甘い。いいねえ、サクレ!!というのが最近のお楽しみなのであります。で、今夜もサクレを食べようということになり、娘と二人で「サクレだ!」と声を上げながら冷蔵庫へ。冷凍庫のドアを開け、サクレを取り出したのだ!……いや、あれ?おかしいぞ。キンキンに冷えたサクレのはずが、なんだか柔らかい。手に持った感触がおかしい。なかで、何かがタプンタプンしている。
溶けているのである。見事に溶けて、薄黄色い液体の中でレモンの輪切りが浮かんでいる。どういうことだ、と見てみると、冷凍庫のなかのすべてが溶けている。肉は半冷凍になり、他のアイスも溶け出し、シロクマに至ってはぶくぶくと白い泡が浮かんでいる。
これはやばいと冷蔵庫のほうも開けてみる。なんと、こっちも冷えていない。えらいことである。電源が抜けているのか確かめたのだが、電源は抜けていない。それなのにうんともすんとも言わない。ネットで調べると、どうもそういう目に合っている人が何人かいる。そして、そんな記事の中のひとつに「15分ほど電源を抜いてから再度差したら直りました」というものがあった。これだ、これしかない。ということで、我が家ではいま冷蔵庫の電源が抜かれてから15分ほどたったところだ。そして、今まさに再度電源が入れられたのである。
さあ、これで冷蔵庫はこのまま死ぬのか、それとも生き返るのか。すべては明日の朝である。結果は次週!乞うご期待!
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植松事務所
植松雅登(うえまつまさと): 1962年生。映画学校を卒業して映像業界で仕事をした後、なぜか広告業界へ。制作会社を経営しながら映画学校の講師などを経験。現在はフリーランスのコピーライター、クリエイティブディレクターとして、コピーライティング、ネーミングやブランディングの開発、映像制作などを行っています。
匿名
我が家はエアコンが壊れました。
エアコンもそうですが冷蔵庫はないと困りますよね。
uematsu Post author
匿名さん
そうなんです。ないと困るんです。
なので、溶けたサクレを前に呆然としちゃうんですよね(泣)