聞いてくれるという治療: 納豆の磯辺揚げ
ちょっとばかり体調が思わしくない日々を過ごしておりました。
左の腰の直径5センチくらいの範囲がピンポイントで痛むのです。
特に、横になる時やそこから起き上がる時、深呼吸やトイレでいきむ時に
「イターイ! イタイ、イタイ、イタイ!」と声が出てしまうくらいに。
近所の整形外科へ行ってもらちが明かず、
では内臓からの痛みなのかと思って内科へ行ってもはっきりしない。
というわけで、思い切って大学病院へ行ってみました。
相談窓口で症状を話したところ、総合診療内科がいいでしょうということに。
受付を済ませて待合室へ行ってみると、総合診療内科、がらがらじゃん。
他の科の待合室は人でいっぱいなのに、総合診療内科、3人じゃん。
こりゃ楽勝だねぇ(何が?)と鼻歌交じりに腰を掛けたのですが・・・
ん? 20分経ったよ。30分だよ。まだ?
ねぇ、まーだぁ?
この日は3つの診察室で診察が行われていましたが、
なかなか私の受診番号は表示されません。
がらがらなのにこんなに時間がかかるとは。
結局は、散々待たされて診察は数分で終わりという「大病院あるある」のパターンか?
しかし、そこには驚くべき事実があったのです。
それはCMの後で。
<待つのは苦手よ>
やっと私の番が回ってきました。
診察室に入ると、担当の先生は自己紹介もそこそこに
「では、症状や気になることを聞かせてください。どんな小さなことでもいいですよ」
こういう時、私はえてして話し過ぎてしまう傾向があるのですが、
とにかく先生は私の話にきちんと耳を傾けてくれています。
そして、要所要所で質問を投げかけ、それに対する私の答えをじっくり聞いてくれます。
「会話が成り立ってる」
長い待ち時間に一瞬の診察というパターンの大病院では、
時として医師との会話が成り立たない時があります。
急いでるんだよ、患者はあなただけではないんだよ、という空気に気おされて
言いたいことが言えずに診察が終わることも少なくはありません。
でも、この総合診療内科は、とにかくじっくりと患者と会話をしてくれます。
時間がかかってしまうのには、そんな理由があったのです。
どの科にかかったらいいのかわからない患者さんの窓口のような科であるからこそ
なのかもしれません。
すべての科でこんなに時間をかけていたら、それはそれで患者さんの負担になる
こともあるでしょう。
でも、ちゃんと聞いてくれているという安心感も、
患者さんの気持ちと体を楽にしてくれる要素の一つになるのだなと実感した
患者ミカスなのでした。
さて、今日の一品は・・・
久々に、本文の内容とは全く関係なし!
「納豆の磯辺揚げ」です。
お住まいの地域によっては、納豆が苦手な方もいらっしゃると思います。
でもこれなら大丈夫!とまでは言えないのですが、
揚げることでネバネバがなくなりますので、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。
『納豆の磯辺揚げ』
- 海苔を四分の一にカットします。
- 納豆をボウルに入れ、付属のたれを加えてよく混ぜ合わせます。
私は、納豆3パックにたれを2袋加えます。たれを入れ過ぎると水っぽくなって
しまいそうなので。ちなみにからしは入れません。 - 別のボウルに天ぷら粉を溶いておきます。
- 揚げ鍋に油を入れ、180℃に熱しておきます。
- 海苔の真ん中に納豆を置き、海苔を半分(三角形)に折ります。
両脇から納豆がこぼれないよう、包む量に気を付けて。 - 三角形のてっぺんを持ってぶら下げるようにして、天ぷら衣にくぐらせ、
そのまま揚げ鍋に入れて揚げます。※たれは加えてありますが、物足りないようならお醤油をちょろりとかけて召し上がれ。
※4から6までを手早くやらないと、海苔から納豆がこぼれ落ちてきたりして大変。
諸々前もって準備をしておきましょう。
特に、5でてんぷら衣をつけたらそのまま油に入れられるように、油は熱しておきましょう。
それにしても、病院は人でいっぱい。
世の中にはこんなに病人がいるのか・・・と驚きました。
できればあまり行かずに済ませたい場所ですね。
ミカスでした。