No インスタ映え : えのき根っこのステーキ
先週は突然お休みをしてしまい、申し訳ありませんでした。
捻挫の痛みも癒えないうちに、今度は39℃超えの発熱ですよ、奥様。
週末だったため、Google先生に土日も診察をしている病院を探し出してもらい、
タクシーに乗ってでかけました。
39℃なのに、自分でタクシー手配して、1人で病院。
切なさにもほどがある(涙)
なんとか熱も下がったものの、だるさの残る体。
母のショートステイを延長してもらい、ゴロゴロと数日を過ごしたのですが、
そんな中途半端な状態でついつい手が伸びてしまうのはスマホ。
で、ふと思ったのだけど、
インスタグラムに溢れるそれはそれは素敵な家ご飯の数々。
その中でも、朝から「どうした?!」ってくらいの数の小鉢や小皿に
ちょこちょこと盛られた美味しそうなおかずが並ぶ写真。
毎日朝からあんな食卓を整えている人って、一体どんな人なんだろう?
私が支度する朝ごはんなんて、
1枚の大皿に、パンと目玉焼きと生野菜をのせただけ。
それでも毎朝あわあわと時間に追われて支度しているというのに。
あの、小さな皿の数々に見合うだけの料理を作り、
料理と食器の相性を考え、盛り付け、食卓に美しく並べる。
朝からだよ。
曲がりなりにもここで料理がらみの記事を書いているにも関わらず、
私の作る料理と来たら、ご存じのようにインスタ映えからは程遠いし、
料理は好きなはずなのに、今一つ真っ直ぐに楽しむことができずに
「西島秀俊相手なら喜んで作るんだけどなあ」なんて愚痴ってみたりして。
毎日きれいな食卓を作る人は、それが苦になったりはしないのかなぁ。
あれだけの支度をする時間と労力と気力を、一体どうやって生み出しているんだろう。
憧れのため息まじりにインスタを眺めて、
こんなふうにお洒落な毎日をすごしたいなぁと思いつつ、
その一方で、この人、実在する人物なんだろうか?なんて
生活というものとのちょっとした乖離に違和感を持ったりもして。
さぁ、今回紹介しようと思っている一品も、インスタ映えなんて程遠い一品でございますよ。
写真見て、何だかわかります?
いやぁ、あまりにもしょぼいなぁ。
っていうか、そこはかとなく不気味な雰囲気すらも漂っていますわ。
でも、美味しいの。それは本当。
『えのき根っこのステーキ』
食べられるものは無駄にせずとことん食べる、そんな節約料理でもあります。
『えのき根っこのステーキ』
- えのき茸を他の料理に使う際に切り落とした根元部分を使います。
根元の最も端の部分は汚れがあったりするので、1ミリほど切り落とします。
長めに切り落としてしまうと茎がばらけてほぐれてしまうので注意。 - 醤油、酒、みりんを合わせておきます。
- フライパンに油をひき、1のえのき根っこを焼きます。
両面にしっかりと焼き色をつけましょう。 - フライパンに2の合わせ調味料を加え、焼き付けます。
- 合わせ調味料がえのきに絡んだらできあがり。
それにしても、見れば見るほど何だこりゃ?という料理だねぇ。
インスタ映えなんてどこ吹く風ですわ。
まぁ、美味しければそれが一番なのですが、
時には私も小さなお皿をいっぱい並べてみたいよぉ。ミカスでした。
ジャスミン
体調はいかがですか?お大事になさってくださいね
本当 上手に美しくお料理の盛り付けが出来る方が羨ましいわぁ~
憧れて「盛り付け上手になる」な感じの本を買ってみたものの、買って終わり…
結局、いつまでたっても大皿にバーン!!て盛って「各自取り分けてね」な私です。
衣食住で「衣」は大好きだから、色々こだわるけど
「食」は健康に良い物重視で、盛り付けが美しいに越したことないけど
自分でやる気なしです
飲食店でバイトしてた主人の方が、盛り付け上手です。
ひろっくま
ミカスさん
39℃のお熱、大変でしたね。
もう体調はいいですか?
私も一人暮らしのアラフィフです。
高熱が出た時はタクシーも呼べず
「このまま死ぬかも」と枕を濡らし
微熱に落ち着いてから受診するので
処方する薬はないよと医者にニッコリされます。
ええ、いつもそうなんです。
そろそろ年齢を考え、ミカスさんのように
がんばってタクシー呼んでみます。
ミカスさんのお料理、だいだいだ〜い好きですよ。
インスタ映えはしてもしなくても
とにかく大好きです。
今回のえのき根っこ、早く作りたいです。
これからもミカスさんらしいお料理
楽しみにしています!
ミカス Post author
ジャスミンさん
ありがとうございます。
体調は少しずつ回復しています。
年を取ると治りが遅いのは仕方ないですね。
盛り付けというのは本当に難しいです。
私も大皿派でして、しかも、盛り付けの本も持っていりのに何ひとつ活用できていない派です。
同じ料料理でも盛り付けひとつで大分変わって見えるんですけどね。
でも、衣にこだわるジャスミンさんなら、その美的感覚を使って素敵な盛り付けができそうな気がします。私は、衣もダメだからなぁ。
ミカス Post author
ひろっくまさん
高熱を独りで耐えたとは。
辛かったですね。
独りだからこそ、くれぐれも無理はしないでくださいね。
週末、夜間も診察している病院のデータとタクシー会社の電話番号は必ず手元に!独り身アラフィフの命綱です。
生活感丸出しの料理を気に入っていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
えのき根っこ、ぜひ試してみてください。
今まで捨てていた部分が、なかなか美味しい一品になりますよ。
アメちゃん
ミカスさん。
パリの有名パティシエが、最後の仕上げにカラメルソースを焦がして完成したオサレスウィーツ…
に見えなくもない…気もします^^。
えのき根っこ。今度ためしてみます。
インスタグラムってほとんど見ないんですけど
いわゆるインスタ映え?のものって、素敵だなぁ、すごいなぁと思うものの
見ててちょっと飽きるんですよねぇ。
それよりTwitterで有名なミゾイキクコさんの昼飯、夕飯の写真のほうが
普通の盛りつけだけど、ミゾイさんの生活感が感じられて楽しいです。
私も以前、休日に熱が下がらなくて
「救急あんしんセンター」というホットラインで休日診療の病院を探して
タクシーひろって行きましたよ。
帰りのタクシーを降りるときに、運転手さんが
「今夜は、あったかーくして休んでくださいね」っておっしゃって
優しい一言がありがたく、心に沁みました。
ミカスさん。お大事に。
ミカス Post author
アメちゃんさん
まぁ、パリのおシャンティスイーツに見えますか⁈
メルシー!
ミゾイキクコさんは、お一人でも朝昼晩としっかりとした献立で、惚れ惚れしますよね。
毎回感心してしまいます。
休診日の急病って、本当に不安です。
アメちゃんさんがお住まいのエリアにはそんなホットラインがあるんですね。それは便利。
救急車を呼ぶほどではないけど辛い、という時に頼れるシステムがあると助かります。
熱は下がりましたが、まだ咳が残っていて、ここ数日の温度変化で再発しないかが心配です。
お互いに気をつけましょうね。
ゆうちゃ
ミカスさん、おはようございます。
オシャレスイーツを目の前にして、写真を撮らなくていいの?と聞かれ、何の為に?と聞き返したゆうちゃです。
フレンチで一皿毎に写真を撮る男性も苦手です。ワインを注ぐウェイターさんの手を静止させてまでパシャッ!だと気分が萎えます。
ミカスさん、捻挫&熱、くれぐれもお大事にしてくださいね。
ミカス Post author
ゆうちゃんさん
私も写真は撮るんですけどね、この人は一体何者だ⁈と驚くくらいに素晴らしい食卓を作り上げている人が、Instagramの中には沢山いるんですよ。
あれだけの食事を用意する(調理も盛り付けも)って、どれだけの情熱だ?と、感心してしまいます。
外食で美味しいものを食べると、食欲が勝ってしまって、写真撮るのを忘れちゃいます(笑)