将軍様の昨今 : ホワイトアスパラガスのグリル
母こと忘れん坊将軍様。
忘れん坊将軍様こと母。
どっちが正しいんだ?
まぁ、どっちでもいいのだが。
将軍様、週に一度2泊3日のショートステイは続けています。
入院中に何度も病院から呼び出されたことが軽いトラウマになって、
ショートステイ中もいつ電話がかかってくるかとびくびくしていますが、
今のところまだ一度。
あちらで送迎の車から降りた将軍様、「帰ります」と荷物を抱えてUターン。
すたすたと歩き始めたらしい。
だから手に負えない、ではなく、
「そういうことがありましたけど、今朝おうちではどんな様子でしたか?
こちらでの対応のヒントのために教えてください」
というものでした。
セワホcxOO祖父子さ
すみません。
猫がキーボードの上を歩きました。
ショートステイでは割と楽しくやっているようです。
機嫌よく帰ってきますし、帰って来た直後は心身共にすっきりしている感じ。
問題は出かける時です。
一度たりとも機嫌よく出かけたことがない。
まぁ、それはそれで仕方のない事と割り切ってはいるのですが…
最近、ちょっとした変化が。
以前は出かける前「嫌だ」と愚図ったのですが、
ここ最近は「どうしてあんたが勝手に決めるのよ!」と怒るようになりました。
先日は、私に対して「ばーか!」と激怒しながら出かけて行きました。
以前の愚図りとは明らかに違うので、
私の送り出し方が何か違ったのか?とか
将軍様の体調が何か違っていたのか?などと、あれこれ原因を探ったのですが…
このことを何気なくケアマネージャーさんに話したところ、
「少しずつ様子が変化してきていますね」との返事。
はっとしました。
私は、単に、ここ数回だけ私か母の「何か」がいつもと違っていただけだと
思っていたのですが、ケアマネージャーさんは、母の「病状」が
少しずつ変化してきていると捉えたのです。
これは、どちらが正しいかということではないし、
もしかしたら両方の要素が絡み合っているのかもしれない。
ただ、小さなことのひとつひとつをパズルのように合わせていくと
確かに「病状」は変わってきていると思えるのです。
わずかに傾いた板の上を一筋の水がゆっくりゆっくりと流れ落ちていくように、
母の病は少しずつ少しずつ進んでいるのです。
少しずつだけど進んでいるという事実を実感しながらも、
それが悲しいことなのか、腹立たしいことなのか、何でもないことなのか、
私は分からずにいます。
ただ、半年後はどうなっているのかな?
1年後は?
2年後は?
そんなことをぼんやりと考える程度なのです。
だけど、母の病がブレーキを踏むことはないし、ましてやそのギアが
バックに入ることなど絶対にない。
身近にいる人の病が確実に進行していく様を目の前で見るという
人生初の出来事を体験しながら、私は本当にぼんやりとしています。
母をショートステイに送り出した週末、妹と2人でコストコへ出かけました。
日々のストレスを晴らすために爆買いしてやるつもりで出かけたのですが、
妹も私も、なぜか「これ、お母さんに買っていく?」ばかり。
いえ、親孝行というのではなく、なんとかして母の機嫌を取りたいわけ。
というわけで、母の大好物ゼリービーンズとホワイトアスパラガスを買ってきました。
そこで、今日の1品は『ホワイトアスパラガスのグリル』です。
田舎のスーパーではなかなか手に入らないホワイトアスパラ。
あれこれ手の込んだ調理をしたいという誘惑に駆られますが、
そこはぐっと我慢して、素材の味を引き出すシンプル調理にしました。
要は、簡単!ってことね。
『ホワイトアスパラガスのグリル』
- ホワイトアスパラガスはさっと洗って、水気をふき取ります。
- ピーラーでアスパラガスの皮を薄くむきます。
むかなくても食べられるのですが、筋が口に残って気になるので
表皮を薄くこそげるような感じで落とすことをお勧めします。 - バットにオリーブオイルとハーブソルトを入れて良く混ぜ、そこに
2のアスパラガスを加えます。
アスパラガスにしっかりとオイルが絡ませましょう。 - 3のアスパラガスを、魚焼きグリルかオーブントースターで焼きます。
- 触ってみてアスパラガスが柔らかくなっていたら出来上がりです。
温かいうちに召し上がれ。
どうにもならない事というのは人生の中にたくさんあって、
それとどう向き合うかというところにその人の個性が出るのかもしれません。
とにかく私は、ただぼんやりとしています。
もう少し時間が経てば感情が定まってくるのかな。
それとも、最後までぼんやりしているんだろうか。
いずれにしても、人生は一筋縄ではいかないものです。
ミカスでした。
れいこ
猫、帰ってきたのかしら。
ミカス Post author
れいこさん
ご心配ありがとうございます。
猫はまだ散歩から帰りません。
どこかで優しい人と出会って、そちらの方が居心地が良くなってしまった…と思いたいのですが。
いつ帰ってきてもいいように、ご飯と水の食器もそのままにしてあるのですが。
れいこ
キーボードの上を歩いたのは、幻の猫でしたか。😥
ミカス Post author
れいこさん
そうか、そうか。
そうでしたね!
先日、保護猫を受け入れました。
みりん猫が帰ってきてくれたら、絶対にいい姉弟になれるのだけど。
帰ってこないかしらと、時々切なくなります。
モリミー
私も猫について⁇ でした。れいこさん、お聞きくださってありがとうございました。
保護猫、引き取って良かったですね〜
ミカス Post author
モリミーさん
保護猫のことをご報告しなかったので、皆さんを混乱させてしまいましたね。
申し訳ありません。
そして、皆さんが気にかけてくださっていることに感謝です。
新入り保護猫、近々ご紹介しますね。