56歳、イヤイヤ期:絹さやの胡麻和え
イヤイヤ期である。
ほんの小さなことである。
日々のほんの小さなことがイヤで、それが毎日積み重なっていくからイヤイヤなのだ。
たとえば、父の言動の諸々がイヤだ。
元来そんなにいい関係でもなかったところへもってきて認知症ほ発症したのだから、そりゃあイヤにもなる。
肌着とポロシャツを一緒に脱いで、引きはがさないままに洗濯機へ放り込むのがイヤだ。
食事の後、箸やご飯茶碗といった自分しか使わない食器は洗うのに、皿や鉢といった皆で共有する食器は(自分で使ったのに)洗わないというのも無性にイヤだ。
ふと考えてみる。
これが西島秀俊の仕業だったらどうなのだろう。
おそらく「洗濯物は1枚ずつ入れてね」「お皿も一緒に洗ってくれたらうれしいのになぁ」と甘ったるい言葉くらいは口にしてしまいそうだけど、やっぱりイヤだ。重なった洗濯物や洗われていない食器が目に入った瞬間に舌打ち&悪態くらいはついてしまうだろう。
イヤなものはイヤなのだ。
だって、私、イヤイヤ期だから。
ひとつひとつは人に言ったら笑われてしまいそうなくらい小さな「イヤ」だけど、それが積み重なると思いのほか心のエネルギーが削られるもので…
イヤだと思うことが1つもない生活をしたいものだなどと考えたりもしてみるのだけど、それもまたあまりにも非現実的。
というわけで、私のイヤイヤ期はもうしばらく続きそう。
今後私と接する方は、
1.ワンクッション置く
2.さりげなくサポートをする
3.見守る
※『イヤイヤ期の対処法・接し方3選』より
この3つの対策を胸に刻んで、ヨロシク!!
イヤイヤ期の真っ只中でも、それはささやかな楽しみも見つかったりするわけで、最近私は絹さやにはまっています。
家から歩いて2~3分の場所に野菜の直売所があるのですが、そこで売っている一袋80円の絹さやがあまりにも美味しくて、3袋ほど買っては軽く茹でてぽりぽりと食べる毎日です。
今日ご紹介するのは『絹さやの胡麻和え』です。胡麻の和え衣で絹さやとちりめんじゃこを和えます。
絹さやの胡麻和え
- 絹さやはすじを取って、塩を加えた熱湯でさっと茹で、しっかり水を切っておきます。
食感を大切にしたいので、茹で過ぎないように十分に注意して下さい。 - 白ごまをすり鉢で擂ります。しっかり擂る方が衣として具材に絡みやすいですが、私は少し胡麻の粒が残るくらいが好きです。
- 擂った胡麻に、砂糖、醤油、酢(ほんの少し)を加えて混ぜ合わせます。
- 絹さやとちりめんじゃこ、3の和え衣を混ぜ合わせたら出来上がり。
さぁ、いつまで続くか56歳のイヤイヤ期。
もしかしたら、2歳 3歳よりもたちが悪いかもね。
ミカスでした。
爽子
野菜の直売所の絹さや、とれたてを食する幸せですね。
ちょっと青いくらいがおいしいですね。。。絹さやスキ!
西島さんでも、やはり嫌なものはイヤかああ。
ある時期、夫を愛人に置き換えて過ごしていました。
むかつく発言も愛ある言い回しに変換して遊びました。
毎日が工夫に満ちています。笑顔の奥の顔にご注意。
ミカス Post author
爽子さん
イヤイヤ期よりも深い話になってしまいますが、自分の根幹がぶれてしまいそうな言動は相手が誰であってもイヤかもね。
っていうか、相手が変われば許せることはきっと私にとって大したことではないのだと思います。
私は爽子さんのように優しくはなれないのかも(笑)
絹さや、美味しいですよね。
今までメインで食べることか少なかったので、改めてその美味しさを実感しています。
爽子
ええ、ええ。
もちろん、わたしももうそんな努力は止めています。
きょうは絹さや買ってきます。
ミカス Post author
爽子さん
絹さや食べましたかー?!
アメちゃん
絹さや、好きー。
っていうか、豆全般が好きです!
卵とじで食べることが多いので、胡麻和えで作ってみます。
一人暮らしなので余計に思いますが
家族とはいえ、自分以外の人間と共に生活するって
そもそもストレスですよねぇ。
で、案外小さなことの方が、ストレスに感じますね。
物を置くときの雑さとか。音とか。
ミカス Post author
アメちゃんさん
絹さや、好きですか!
ああ、卵とじもいいですね。
誰かと暮らすというのは本当にややこしいことです。
そうなんです、馬鹿らしいくらいに小さなことが意外とストレスになります。
そして、ストレスに感じてしまう自分に自己嫌悪を抱いてしまったり。
厄介です。