ほんの少しばかりですが:ひき肉オムレツ
今年のスギ花粉ときたら、聞きしに勝る傍若無人ぶりです。苦労されている方も沢山いらっしゃることでしょう。
花粉症歴30年超えの私ですが、ここ数年は加齢のせいか少しずつ症状が軽くなってきていました。ところが、今年は何?! くしゃみはもちろん、咳、目や喉のかゆみ、微熱に頭痛までもが私を苦しめます。
これはまずいと思ってドラッグストアへ駆け込みました。
アイボン、ワセリン、それに加えて今年は顔に吹き付ける花粉等付着抑制スプレーを初めて買ってみました。薬だけではカバーしきれない部分をこれらのグッズにまかなってもらわなければなりません。
そうそう、今年初めて買った「花粉症対策グッズ」がもう一つありました。
吸水パッドです。
去年あたりからでしょうか、自分の中の”パッキン”がゆるんできたと感じ始めたのは。
くしゃみや咳をした瞬間にほんの少しばかり出てしまうのです。いわゆるちょぴ漏れってやつです。
「10年に一度の大量飛散」だの「量は去年の12倍」だのという情報を聞けば聞く程、自分のパッキンがが心配になって、吸水パッドに手が伸びたのです。
SNSを見ていたら、とある方が書いていました。
「くしゃみが出そうになるたびに、ぎっくり腰にならないように両手を壁につき、尿もれしないように脚をクロスする。その姿を見て夫が『マイケル・ジャクソンみたいだね』」
これです↑
「旦那さん、上手いこと言う」と笑いかけてふと気づきました。
いや待て、私もこんな感じだよ。
くしゃみが出そうになると慌てて近くの壁や家具に手をついて腰をかばい、脚を交差させて漏れを防ぐ。ああ、私も立派なジャクソンファミリーじゃないか。そして、世の中ではどれだけのOver40女性たちが、ジャクソンファミリーとしてのさだめの辛さに身を、いや脚をよじっていることか。
ただでさえ厄介な花粉症に加齢による体の変化が加わって、一層面倒な事態になっている。年を重ねるというのは何とも切ないものだと思いつつも、順当に経年変化を続ける自分の体が面白いとも思う今日この頃です。
くしゃみから身を守るためにさまざまな工夫をこらすジャクソンファミリーたちよ、私はあなたたちの顔も名前も知らないけれど、まっすぐに春を楽しめない辛さとゆるんだパッキンへの不安を抱えたあなたの気持ちは痛いほどわかります。あと1か月の我慢(スギ花粉)は辛いけど、いつも心にマイケルを。なんとか乗り越えましょう。
さて、今日の1品は『ひき肉オムレツ 』です。卵液に炒めたひき肉を加えて焼くオムレツ、私が子供の頃によく晩ご飯の食卓に上ったものです。これ、他のお宅でもよく作るものなのでしょうか。オムレツと言うとプレーンもしくはわずかな具材が入ったものを朝食にというイメージですが、子供の私はひき肉オムレツにソースやケチャップをたっぷりかけて白飯と一緒にかき込んでいました。子供の頃をちょっと懐かしく思い出す料理でもあります。
ひき肉オムレツ
- 玉ねぎをみじん切りにします。食感を楽しむために、粗みじん切りをおススメします。
- ボウルに卵を割り、少量のマヨネーズと塩こしょうを加えてしっかりと溶き混ぜます。
- フライパンに油をひいて中火にかけ、玉ねぎを炒めます。
(写真のオムレツには玉ねぎ入りミックスベジタブルを使いました) - 玉ねぎに火が通り透明感が出てきたら豚ひき肉を加えて、塩胡椒をしてさらに炒めます。
- ひき肉に火が通ったら火を止め、しばらくおいて粗熱をとります。
- 粗熱が取れたら、溶いた卵液にひき肉と玉ねぎを加えて混ぜ合わせます。
- フライパンに油をひいて中火にかけ、卵液を流し込んでオムレツを焼きます。
今はケチャップで食べますが、昔は中農ソースをかけて食べていたような記憶が…。お好きなものをかけてお召し上がりください。オムレツ自体に塩胡椒をしっかりすれば、そのままでも美味しいですよ。
今年が「10年に一度の大量飛散」なら、来年は「10年に一度の少量飛散」となってほしいものですが、スギ花粉については「今年は少なくなるようです」という予報を聞いたことがないような気がします。
どうして?
ミカスでした。
はしーば
ミカスさん、こんにちは。
「ジャクソン・ファミリー」のくだりで吹き出してしまいました。
電車の中で読んでいたので、流石に爆笑は遠慮しましたが(汗。
とは言え、私もいつ何時と思うと人事ではありませんので、用心のため小容量のパッドは常に数枚、ポーチに忍ばせております。
そして来るべき時に備えて、電車に乗っている間にはこっそりと、骨盤底筋トレに励んでおります。
これ、立っていても座っていても誰にも知られず出来るので、案外毎日気が向いたときにできて便利です。
おすすめです♪
#骨盤底筋トレーニング
Jane
今夜のおかずはこれで決まりです。というのは昨晩豚ひき肉を炒めたのが残っているからです。それは、近所の台湾カフェのメニューを真似したものなんですが。豚ひき肉を炒めてご飯にかけただけのシンプルご飯です。別に味付けが特殊とかではなく、家でも作れます。気軽なおうちごはんを手軽な値段で食べられるのが売りで、狭いテーブル席はいつも客でいっぱい。
爆発的花粉症、ジャクソンポーズ、近々来る前兆のあるそれらに戦々恐々としました。
ちゃま
「マイケル・ジャクソンみたいだね」に大笑いしました。
亡くなった母を介護し始めた頃、吸水パッドの種類の多さに訳分からなくなって、お店の方にヘルプしたことを思い出しました。紙オムツはお世話になった特養に貰って頂き、吸水パッドは近い将来使うだろうと手元に残しました。
自分自身のパッキンは、入り口の方が危ない感じです。寝ていると胃から逆流して来て、飛び起きることが有ります。食道の辺りがイヤーな感じがします。これもカレーだろうなぁと思うこの頃。
ミカス Post author
はしーばさん
吹き出していただき、光栄です(笑)
骨盤底筋トレーニングですか。
いつでもできるというのがいいですね。
私も気づいた時には骨盤底筋トレで脱ジャクソンファミリーを目指します。
ミカス Post author
Janeさん
オムレツ、作りましたか?
炒めたひき肉が残っていたなんて、おあつらえ向きですね。
台湾料理のお店っていたことがないのですが(中華料理とは少し違うのでしょうね)、おいしい料理が多いのだろうなと妄想。ご近所にカフェがあるなんて羨ましいです。
我が身を守るためのジャクソンポーズ。できればそんな心配をせずに思い切りくしゃみをしたいところですが(いや、くしゃみも嫌だけど)、情けない体になってしまったものです。
はしーばさんが仰る骨盤底筋トレーニングにいそしむことにします。
ミカス Post author
ちゃまさん
私も初めてドラッグストアの売り場に立って、パッドにも色々あるのだと気付きました。
父のリハパンを買い置きしてあるのですが、ちゃまさんのコメントを見て、父がいなくなって買い置き分が要らなくなった時、自分用に取っておく必要はあるかしら?なんて考えました。
入り口問題、寝ている時の不快感はお辛いでしょうね。
私も時々「あれっ?」と感じることがあります。
食べ過ぎないように、姿勢悪くならないように、太り過ぎないように(いや、既に過ぎているんだが)気を付けなきゃと思うのですが、なかなかできません。
お互い入り口にも出口にも気を付けてがんばっていきましょう。