来年も積み重ねていこう:レンジで栗きんとん(再掲)
月亭つまみさん、カリーナさんと『That’s Dance!』というPodcast番組をやっています。
ただただ雑談するだけの番組だからThat’s Dance、ザッツダンス、ザツダンする…みたいなね。
そのThat’s Dance!で先週、「私の三大ニュース」という特集をやりました。リスナーの皆さんやツマミカリーナの三大ニュースを紹介したのですが、私が三大に選んだ中のひとつが「Coldplayのライブに行ったこと」でした。
元々そんなに頻繁にライブに行く方ではなかったのでかなり久しぶりのライブだったのですが、「えぇっ、ライブってこんなに?!」というくらいに心を動かされ、ザツダンの中でも言いましたが、「とりあえず、次のライブまで生きよう」と心に強く誓ったのです。
こんな私でも、時には「私は一体何のために生きているんだろう」なんて考えることもあります。
何かを成し遂げたわけでもなく、周りから評価される誰かになったわけでもなく、すさまじく充実した日々を送っているわけでもない。そりゃあ、すごい誰かと自分を比べて嫌になっちゃったりもするわけです。
でもね、今回何の迷いもなく「次のライブまで生きる」と考えた自分にちょっと驚きつつも、ああ、これを積み重ねていけば私は生きていけるなあと確信しました。
恐らく、これから先私は、油田を掘り当てることもホテル王になることもないでしょう。でも、「ライブが素晴らしかった」「ランチが美味しかった」「ザツダンのお喋りが楽しかった」という小さなピースをレゴのように積み上げていけば、私の人生も生きるに値するものになるような気がします。
人生の終幕がちらほら見えそうなこの年で気付くのも遅いのかもしれませんが、それでもまだ私には時間がある。というわけで、2024年はささやかな幸せのレゴを積み上げる年にしたいと思います。
さて、今回ご紹介する一品は、実は2018年に一度ご紹介している「レンジで栗きんとん」です。何をぼやぼやしていたのか、お節料理の代表選手である栗きんとんを年明けに紹介した2018年の私。「今頃?」という声もちらほらいただいたので、暮れのまだ間に合う時に再度ご紹介させていただきます。
フードプロセッサーと耐熱の器(こんな感じのものが便利)があれば簡単にできちゃう栗きんとんです。
レンジで栗きんとん
- さつま芋を2センチの厚さの輪切りにし、皮を厚めにむいて四つ切りにする。
- 切ったさつま芋を10分間水にさらしてアクを抜く。
- 小鍋でみりんを煮たててアルコール分をとばす。
- 耐熱性のボウルに水気を切ったさつま芋と水を入れ、ラップで落し蓋をする。
さらにその上からボウルをラップで覆い、レンジ500wで12分加熱する。 - さつま芋が熱いうちに汁ごとフォークで軽くつぶし、フードプロセッサーにかける。
なめらかになったら3のみりんを加え、更にフードプロセッサーでしっかり混ぜる。 - 混ざったものを耐熱のボウルに戻し、栗の甘露煮のシロップ、砂糖、塩、栗を加え、
ラップをかけて(この時は1枚を普通にかければOK)、レンジ500wで5分加熱する。 - 加熱したものをレンジから出してよくかき混ぜ、再びラップをして更に5分レンジで加熱。
レンジから取り出して、つやが出るようにしっかりかき混ぜて出来上がり。
※今回は適当だと失敗の恐れありなので…
さつまいも約500g、みりん3/4カップ、水3/4カップ、砂糖1/2カップ
シロップ200g、塩小さじ1/4
今年も一年、拙い私の文章をお読みいただき、時にはうれしいコメントまでいただき、本当にありがとうございました。
慌ただしい毎日で、自分の身の周りすらうまく整理できていませんが、ミカ料だけでなくザツダン、カイゴデトックスなどさらに新しい形で皆さんと楽しめるようにしていきたいと思っています。時間はかかるかもしれませんが、気長にお待ちいただければ幸いです。
どうぞ、良いお年を。
ミカスでした。
はしーば
ミカスさん、今年も一年ミカ料には大層お世話になりました。
私も、次の一之助の独演会までは生きる!
小さな幸せをちゃんと感じられる自分でいたいものですね。
良いお年をお迎え下さい。
ミカス Post author
はしーばさん
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
こちらこそ、昨年はありがとうございました。
2024年、お互いに小さな幸せを積み上げて頑張っていきたいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。