赤と白のせめぎ合い : 長芋とエリンギのごま油炒め
2か月ほど前から額がうっすらと痒くなることがありました。
最初はあまり気にせずにいましたが、ふと鏡を見ると額が赤らんで見える。しかも、数日前にはまぶたも赤く腫れているようになって、いよいよ「こりゃあ何かある」となったのです。
皮膚科はちょっと行くには面倒な場所にあるので、とりあえずは顔に塗っても大丈夫な薬を出してもらおうとかかりつけの医院へ行きました。
もっとひどくなるようならちゃんと皮膚科専門の病院を受診しなさいよ、と前置きをした上で診察をしてくれた先生は私の額をまじまじと見ながら言いました。
「最近、髪染めた?」
ヘアカラーが合わなくて顔に赤みや発疹が出る人が多いのだそうです。
「だから髪を染めるのをやめたって人が結構いるんですよ。やめて、少しずつ白髪になっていく感じ」と言ってから「でも、ミカスさんは染めるのをやめたとしても…」と言いかけて私のカルテを見た先生。年齢を確認して「あぁ…」と呟きました。ええ、もう60ですわ、先生。
詳しい検査をしたわけではないのでヘアカラーが原因とは断定できないものの、しばらく染めずにいてはどうですか?と言われて、「でも、でも、染めたのは1ヶ月ほど前で…痒みはその前からだったし…染めた直後は何も変化はなかったし…」としどろもどろの私。
染めやめ、勇気が要るよなぁ。
最近では髪を染めずに素敵なグレイヘアスタイルを楽しむ人が増えてきています。
積極的に染めやめをしている人たちはおしなべてお洒落! 果たして自分があんなに素敵にグレイヘアライフを楽しめるのか心底不安です。
とはいえ、もしヘアカラーがこの痒みと赤みの原因だとしたらこのまま染め続けるわけにはいきません。
赤ら顔か白髪か。
赤勝て、白勝て、って運動会や紅白歌合戦じゃあるまいに。

赤あげて、白あげて
私の場合、もし染めるのをやめたとしたらおそらくすぐに全体がグレイヘアになると思います。そうなった時、私は、今世の中に増えつつある「お洒落シラガネーゼ」になれるのでしょうか。
もしかしたら、髪の色に合わせて新しい色の服を選んだり、口紅の色を変えなければならないかも…と考えたら、ちょっと面倒だけど結構楽しいかもしれないぞと思いました。
さぁ、ミカスの中で起きた赤と白のせめぎ合い。一体どちらが勝つのでしょうか。
(まだ、ヘアカラーが原因ときまったわけではないのですが)
さて、今週ご紹介するレシピも「せめぎ合いの一品」。『長芋とエリンギのごま油炒め』です。
皮がついたままの長芋を炒めると、部分によって火の入り具合が違ってきます。シャリシャリした食感とねっとりした食感がせめぎ合う、面白い一品に仕上がりますよ。
長芋とエリンギのごま油炒め

- 長芋をしっかり洗って水気をふき取ります。
そのままだとひげが気になるので、長芋にフォークを刺し、それを持ち手にして長芋を火であぶります。一瞬でひげが焼き切れてしまいます。 - 長芋を縦半分に切ってから乱切りにします。
- エリンギは縦半分に切ってから2センチほどの長さにカットします。
- フライパンを火にかけてごま油を引きます。
- 長芋とエリンギをフライパンに入れて炒めます。長芋は箸でひっくり返しながら全面を焼くようにしましょう。
- ガーリックパウダーとナンプラーを加えて軽く炒めます。
ナンプラーは塩分が強いので控えめに入れて、後から味をみて塩胡椒で味を整えます。
ナンプラーが苦手な人は麺つゆで作ってみてはいかがでしょうか。
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ミカスでした。