第11回 SSSS. GRIDMAN(電光超人グリッドマン)
『SSSS. GRIDMAN(電光超人グリッドマン)』は、円谷プロダクションの特撮『電光超人グリッドマン』が原作、アニメーションはTRIGGER制作です。NetflixでもAMAZON Prime Videoでも視聴できます。
温故知新。円谷プロの特撮と日本のロボットアニメのエッセンスが、今のアニメーション技術とセンスで爽やかに香る、老いも若きもが楽しめる作品です。
記憶を無くした若者・変身ヒーロー・合体ロボット・宇宙人・創造主・学園もの・怪獣・特撮。好物が盛りだくさんで、何を書けばよいのか迷います♪
あの人気者がこんなことを?宮本浩次似のあの人は何者?敵が味方で、味方が敵か?学園ものに怪獣を入れるって、こう来たか!「こどもにどう説明する?」な水着美少女のアップは、この文脈では、電脳世界には邪な視線が存在することを示唆しているという理解でいいのか?(読みづらくてすみません)「先代がお世話になったって、どゆこと?」と、元ネタ探して原作視聴。などなど、仕掛けにホイホイとハマるのが楽しかったです。
怪獣とヒーローが戦うアニメーションを堪能しました。デフォルメされたフォルムや爆発エフェクトなどは既視感があり、「おお。これこれ!」と喜んで見ていました。ゆっくりした動きで特撮の重量感を出しています。今のアニメの俊敏な動きに慣れている目にはとても新鮮でした。第7エピソードに出てくるグリッドマンの攻撃『アンプレーザーサーカス』を見てSFアニメ「マクロスシリーズ」を思い出す方がおられたら、とっても嬉しいです!
ヒーロー周辺にちりばめられたツッコミどころ(笑いのネタ)が今風です。怪獣をやっつけるときには頼りになるけれど、相談相手としては物足りないグリッドマンが最終回で放つメッセージは、特撮由来のストレートな希望!
オープニング曲「UNION」は、大石昌良作詞作曲♪ 編曲もいい!
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1月18日(金)からこんなドラマが始まります。(漫画が原作なんですね。)
「スキなモノはスキ!!!」 その気持ち、分かります。