第89回 君たちはどう生きるか
宮崎駿(崎はたつさき)監督による10年ぶりの新作が公開されました。もうご覧になりましたか?
まったくの前情報無しだったのが、7月14日公開初日の初回上映が始まったとたん、関連記事がニュースキュレーションサイトにあがってきて驚きました。確かに事前じゃないけどさ。私のチケットは午後2番上映回なのよ。ネタバレはやめてよと一瞬怯んだけれど、吉野源三郎さんのお孫さんへのインタビュー記事で、内容に関する情報はなく、映像画像もなかったので無問題でした。
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ではネタバレ無しでごく短く…
きりっとしていてかつ可愛い顔そしてすっきりした下腿部と足を持つ登場人物や丸っこいキャラクターのフォルム、見覚えのある構図やアイテム、そして緑深い自然の背景美術に、ジブリファンならばきっと、ああ!これこれ!と嬉しくなることでしょう。
圧倒的に高度な技巧で魅せる緊迫感あるシーンがいくつかあります。
圧巻です。匠のアニメーション。
ファンタジーの中で、(心理的にも肉体的にも)風を受け、歩を進めていると確かに感じられるのが、宮崎監督の、ジブリのアニメーションなのだなぁ。
いやぁ、もっと言いたいわぁ。
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さて、これからも(私的)注目のアニメーション映画が公開予定です。例えば…
*()内が公開予定月です。
「響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~」 制作 京都アニメーション(8月)
「アリスとテレスのまぼろし工場」 制作 MAPPA(9月)
「火の鳥 エデンの花」 制作 STUDIO4℃(11月)
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 制作 東映アニメーション(11月)
「駒田蒸留所へようこそ」 制作 P.A.WORKS(11月)
「屋根裏のラジャー」 制作 スタジオポノック(12月)
絵柄や作風が違うので、次々と見ても飽きないのですよ。10月にはいよいよNetflixで浦沢直樹原作の「PLUTO」が配信されますし、忙しいわ。
kokomo
SHOJIさん、こんにちは。
公開前の宣伝もほとんどなかったためか、息子に「明日公開だよ」と教えられて、ああそういえば、と作品の存在を思い出すというていたらくでした。オバフォーメンバーの植松さんがこの作品に対して高評価をしているTwitterを見て、行きたい気持ちが高まる私。そんな私を尻目に息子は元夫とさっさと見に行ってしまいました。「いままで見ていたのが『映画』だとすると、これは『映画』なの?というような不思議な作品」だそうです。SHOJIさんの「圧巻」という評価を読んで、これは行かねば、と使命感に駆られています。
夏公開予定のアニメ映画がこんなにあるのですね!
全然チェックできていなかったので助かります。
レジェンド原作の「火の鳥」と「鬼太郎」は文句なく楽しめそうだし、音楽関係のアニメを色々見ているので「響け!ユーフォニアム」も見たいなぁ。暑くて引きこもりになりそうですが、涼しい映画館の大画面で見ながらポップコーンって言う夏もいいかも。
*今季アニメは「呪術廻戦」のオープニングがキタニさん、エンディングが崎山君、そして全シリーズでキタニさんがオープニングを担当した「BLEACH」の新シリーズのオープニングは今私と息子が大注目中の「w.o.d.」。音楽好きにも熱い今季アニメです。SHOJIさんの今季アニメの注目は?また教えてください。
SHOJI Post author
kokomoさん
コメントありがとうございます!
先ずはじめに、公開予定の映画について、分かりにくい書き方で申し訳ありませんでした。
記事内で公開予定月を足しておきましたのでご覧ください!
さて、息子さんがおっしゃる感想は、その通りだと思います。
植松さんのツイッターは見ていないのですが、似た構成の映画を見たことがあるので、これは映画だと思いますが。
私はアニメーションオタクなので、めちゃめちゃ良かったです。
声優でもなく、音楽でもなく、まずアニメーションが訴えてきます。
宮崎アニメは、あふれるような…というか若干誇張された生命感と解像度の高いアニメーションが特徴だと思いますが、それに磨きがかかっています。
例えですけれど、2K映像が4K映像になったような、場合によっては8Kになったようなイメージです。
*今季欠かさず見ようと思っているのは「呪術廻戦」です。映画「~0」が良かったので!五条悟がかっこいいので!(それに「機動戦士ガンダム 水星の魔女」・「スキップ&ローファー」ときて、学園ものに興味があるのです。)
それにしてもキタニタツヤさんの音楽とこのような作品は親和性が高いのですね。「BLEACH」見てないけど雰囲気は分かるので1期OP担当もも納得です。あとは「百姓貴族」見てます!