ああ、「ご心配」。標準語と山口弁のあいだ。
「ご心配ですね」と口にしたことはあった。
「ご心配でした」と口にしたことは。。。。
子ども会の役員をしていると、日頃面識のない町内の役員の方とおはなしをする機会が多い。おはなしと言ってもこのご時世、お互いに面識のないまま電話でやりとりをすることがほとんどなのだけれど、これがまたいろいろ気苦労だったりする。
先日は一旦流れてしまった町内の公園の草取りについて、担当の役員さんと電話でおはなしをして正直げんなりしてしまった。
自分の家の庭の草取りだって億劫なのだから、ましてやそこそこ広さのある町内の公園の草取りとなれば、「できればやりたくない」というのが本音。けれども、今年に限っては役員であるわたしの主導でなんとかやらねばならない。
町内会長さんにお伺いをたてると、7月の日曜日に町内全体の「溝堀&公園草取り」が計画されているということだったため、そこへ子ども会も合流させていただけないかと町内の環境衛生委員さんにお電話をした。
開口一番おしゃったことは、仮に子ども会がこの時期に草取りをしなくても、それを町内でどうこう問題にすることはない。他方「子ども会さんが 草取りの実績を残されたいならば」合流になんの問題もない、ということだった。
草取りなんて、できればやりたくはない。けれどもそんな本音はおくびにも出したつもりはない。
「子ども会として実績を残したいならば」?
いや、そんなカタチの問題ではなくて。。。
「 町内会と子ども会の合流。これはもしかしたら、町内の大人の方々と子どもたちが顔を合わせるいい機会かも。
丁度、古くからここへお住いのお年寄り世代と、最近ここへ越して来られた若い世代との合流の時期だし♪」
―――などと、牧歌的なことを考えていただけに、よけいに気を削がれた感じがしてしまった。(草取りなんて、ホントはやりたくないクセに)。
とにかくにも、こちらはお伺いをたてる立場なので「当日はどうぞよろしくお願い致します」と電話を切った。切ったあとでもモヤモヤはしばらく尾を引いた。
「子ども会の草取りの実績を町内に周知して、子ども会の年間活動履歴に草取りの実績を残されたいならば、回覧文書もその内容になるように 云々。。。」
――― こんな形骸化した地域活動になんの意味があるのだろう。。。
あの役員さんは、アレだ。きっとこの地域に多いコームインさんに違いない。どんな事業計画もきっといつもあの調子なのだ。「実績」とか「報告」とか「周知」とか。。。。
モヤモヤはつい、憶測と偏見をむくむくと湧き起こらせた。
土曜日の朝早く、インターフォンが鳴った。玄関に出てみると、10日ほど前に電話でやりとりしたあの役員さんだった。
「すみませんね。休みの日の朝早く。先日の草取りの件なんですけどね…」
サンダル履きでドアの外に立たれた初老のその方は、わたしが勝手にアタマの中で想像していた「四角四面で無機質な男性」という印象では無かった。
おはなしの内容は、先般の電話では自分がぼんやりしていて、当日電動草刈機が入ることを失念していた。いつもの草取りは自分たち役員が電動カッターで草を刈る後方で大人の参加者にその草の処理を頼むという作業になっている。ついては、子どもの参加にはかなりの注意が必要で、お母さんたちの中には乳幼児連れの参加もあるだろうから、安全面での注意の徹底など相談したい。ということだった。
「小さいお子さんを一人で家に置いておくわけにはいかんけぇ、連れて来られるんじゃろうからねぇ」。
そうおっしゃった言葉に こころの中で「す、すびばぜん。。。」と深く深くうなだれた。
申し訳なさと同時に、会話に少し地脈が通じた感じがして気持ちの芯がほぐれるのを感じた。
結局、安全最優先で子ども会の草取りは町内会とは別日に設定することにした。
役員の仕事が煩雑で、それに対して少なからず不満を抱いているせいか、とんだ憶測と偏見を抱いたものだと、雨の中、自転車でわざわざ拙宅までお運びいただた役員さんに頭を下げてお見送りをした。
「 いろいろとご配慮いただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。ご心配でございました」。
12年前に山口に越して来た時に首をひねった言葉が、自分の口から出たことに驚いた梅雨の朝。
わに@テレビが破れた(笑)
幸せと黄色い帽子のあいだ
転勤族だった頃 いまはなき?山口県徳山市に少し暮らした事があります(現周南市)
子どもたちが 学校からもらって来た 公用文書を見て ????
・・・・・・幸せます
えっ 『幸せです』 ではなく 『幸せます』。。。。。「ます」って。。。。
「です」ではなく「ます」って。。。。
でも
自分が 子ども会やPTAの役員になって お知らせ文書を出す時に
なんて 便利な 言葉なんだろうって 思いました。
いろんなお願いを書き連ねた文章の最後に 『幸せます』 と書けば。。。
免罪符というのか
いろいろお願いすること多くてごめんねぇ~ でも よろしくねぇ~ と まるくおさまるというのか
『あなたも幸せ』 『ワタシも幸せ』 よかったね。。。シャンシャン 的な。。。
当時は
子ども会で公園の掃除をして 市役所の なんちゃら環境整備課みたいなところに報告書を出せば
報奨金をいただけて それが 子ども会運営の収入の一部になってました
廃品回収も 古紙が値下がりした時に業者さんからほとんどお金がもらえなくても 廃品回収をしたと言う事で 美化に貢献の報奨金が出て これも 子ども会の運営費に。
そうそう
小学校入学時に配布?される 黄色い帽子をかぶっていれば 動物園や美術館の割引があったような。。。
ああ
懐かしいな。。。。
サヴァラン Post author
わ~~~ わにさま!
言います!言います!
テレビがやぶれた。
○○して頂けると幸せます。
どちらも最初聞いたとき
聞き間違いだと思いました。
「幸せます」=免罪符、シャンシャン
↑たしかに!たしかに!
以前 プリ子さんが
島根地方の「喜びます」を教えてくださいました。
「幸せます」「喜びます」
これって
「素直はよいこと。あなたもわたしもシャンシャン文化」なのかも。。。
子ども会の公園掃除でも
助成金が出る地域があるんですね。
周南市(旧徳山市)は山口より大きいからかな。
わたしは先日廃品回収をして
そこに回収収益以上の助成がつくことに
べっくらしたばかりです。
こ、こんなにもらえるの???
ところがそれでわかったことがひとつ。
昨年の役員さんが助成金の申請を忘れてたらしひ。。。
それで昨年の通帳がお寒いことになってたらしひ。。。
ふえ~~~ん。
黄色い帽子
周南の子どもたち、いや親御さんたちには
「幸せの黄色い帽子」なんですね~。
あ!周南市民会館の隣の動物園が
なんで「徳山動物園」なのか
今頃わかりました~~~!
わに
サヴァランさぁん
検索したら 今でも 黄色い帽子で 入園無料みたいですよ 動物園。
http://www.tokuyamazoo.jp/riyou/ryoukin.html
ほんと 幸せの黄色い帽子だわ(笑)
サヴァラン Post author
わにさまぁ
ほんとだぁ。
今も黄色い帽子で無料なんですね。
このHPも味があっていいですね。
すごいな周南市徳山動物園。
実は子どもが幼稚園の頃
こちらの動物園へ遠足に行きました。
観光バスは裏側の遊園地(?)スペースについたため、
うちの息子とその仲間は
その遊園地スペースから脱出できず。
帰りの時間ぎりぎりになって
「動物園に来て動物見ないでどうする!!」って
母たちで子どもらをガンガン引っ張って回りました。
動物園のあの匂い。
懐かしい思い出です^^