行動規制の緩和が私を悩ませる
この春は行動規制が緩和され少しずつ以前のようになってきました。私も4月中旬に若い頃の仕事仲間4人揃って久しぶりのランチ会(昼飲み会?)4人揃うのはコロナの前だから3年ぶり?この仲間とはもう40年以上の付き合い、結婚後、転勤で遠くなっても、離婚してシングルになった時も再婚した時もマメオ君が倒れた時も飲んで話して励ましてくれたり喜んでくれたりした素敵な仲間。久しぶりにあっても話は尽きない。あっという間に夕方の4時。他の3人はこの後コーヒーでも飲んでもう少し話そう・・・ということになったが私はマメオ君帰時間なので1件目で帰った。
その1週間後、今度は今の仕事仲間と登山へ行った。私は10年ぶりの登山でした。介護があるから登山に行きにくいと話をしたら「低山だけど面白い山がある。時間かからないからそんなに遅くならないよ」と誘ってくれた。その通りとても楽しく、そして厳しさもある山で充実感いっぱいでした。しかし帰りはマメオ君の帰宅時間に間に合わない時間となった。キーボックスでの対応もしているので問題はなかったがちょっとハラハラしてしまった。そのさらに1週間後。今度は知人の田んぼへ田植えのお手伝いへ行った。この日はマメオ君の在宅日だったがお昼にヘルパーさんを頼み出かけた。
立て続けに私が外出してマメオ君は少し寂しかったのか、帰宅するとすぐに近くの居酒屋へ行きたいと訴え私は疲れた体に鞭打って?車いすを押して居酒屋へ行く週末が続いた。
外出できたのはうれしいが帰宅したらもう少し休みたかった。介護者がこんなに出かけるのはわがまま?贅沢?自分の中でも少し葛藤があった。
考えてみればマメオ君と再婚して1年半で倒れて入院、その後自宅介護となったが暫くするとコロナが流行り行動規制が厳しくなった。当然私の外出の機会も少なくなっていった。その生活が3年くらい続けばマメオ君にとってはそれが日常となっていたのだ。だから私の外出が急に増えて少し面白くないようにも感じているようだ。
でも私はもっと出かけたい。また山にも行きたいし、やりたいこともある。マメオ君に本来の私の姿?をわかってもらうために今後も我慢せずに外出できるようにしたい。マメオ君もこれを機にもう少し自立して?できることを増やしてもらいたい。そうして一緒に楽しめることも見つけたい。
出かける度に「帰り間に合わなかったらどうしよう」とか悩んでばかりいたが還暦過ぎたおばさんがなんで午後4時までに帰らなくてはいけないのか。そんなことを悩まずに外出できるような世の中になってほしい。と願うのでした。 留守番中マメオ君は塗り絵に集中。腕前はどんどん上がっています。
上が見本で下がマメオ君の作品です。ダイソーで買った大人の塗り絵。いい感じです。