ルームツアー
5月の連休は天気が良く、窓を開け放してうさぎグッズを洗濯しました。改めて見てみると、うちのうさぎ部屋はなかなか良いのです。
義両親が増築した後付けの部屋で、隣の部屋との境に腰高窓が残っていてちょっと面白い。同居のために引っ越してきたとき、引越し屋さんは部屋の間の窓を不思議そうに見ていました。
うさぎたちは腰高窓の窓枠が大好きです。先代うさぎは駆け上ってあたりを睥睨していました。今のうさぎになってから窓枠に牧草とお水コーナー完備の展望台風の居場所を造り、スロープをつけました。うさぎはゆっくりスロープで上がって決まった場所におさまって「ふん」と一息ついています。
また、その部屋の床から3,40cmの高さに梁が棚状に出ています。家具が置けず私は文句ばかり言っていましたが、いざ、うさぎがきたら窓枠に上がるための素敵な回廊として使えました。
窓枠からは左右の部屋に降りることができ、両部屋の入り口を使うとぐるっと一周できます。ウサギは一般的に行き止まりは好まず、通り抜けたりぐるぐる回れるところがお気に入り。若うさぎのときはすごい勢いでぐるぐる走っていました。(夫に「バターになっちゃうよ」といわれたほど。そういう話あったなあと大笑いしました)
窓枠のほかにもお気に入りの場所を気分や気温で使い分けていますがケージはやはり一番の縄張りです。昼間は扉を閉め、何も入ってこない空間で安心して眠そうにしています。
ケージはエアコンの風が直撃しないところを探したため、人間の動線を妨げるところに鎮座していますがうさぎは位置関係を把握しているので今更動かせません。スロープから走り降りて、ざざーっと止まってケージに走り込む動作は無駄がなくて運動選手みたいです。
うさぎに小型カメラをつけて、いやつけなくても、うさぎ目線で撮影したら動画のルームツアーみたいになるはずですが、面倒なのでしないと思います。
褒め歌といって家や庭や橋などを褒める民謡が東北地方に残っているそうですが、家褒め、良いことだと思います。