第212回 うまくできないこと。

まゆぽ:
世間的に大して評価はされないかもしれないけど、
自分にはない人の才能に驚くことってない?
できないことだらけといえばそうなんだけどさ。
たとえば、机の上やキッチン周りの整理整頓とか。
初めて社会人になって、会社に自分の机ができたとき、
私は全然上手に片付けられなくて、
周りの人の机と比べて「使いにくそうな机の上」だった。
だから100均のちょっとした収納小物とかを使って
機能的に整理できる人を見ると、無条件に憧れた。
同期の裕美ちゃんはそういうのがとても上手で、
私が彼女の上司なら、この才能を活かす仕事をさせたいと
いつも思っていたな。
つまみちゃんは、どうしても上手くできないことってない?
つまみ:
あるよ、あるある、あり過ぎて選べない。
もちろん、机やキッチン周りの整理整頓も苦手。
そもそも、上手くできることがない。
都合の悪いことは見ないようにする、ぐらいだよ。
それでもあえて選ぶと、おりがみ。
折ること自体も苦手だけど、説明書きが理解できない。
折り紙の本を見てササっと折れる人は偉人(異人)に見えて
尻尾を巻いて退散したくなる。
あと、ラジオの投稿ね。
ラジオ好きとしては、なんならハガキ職人を目指したいぐらいなんだけど
書こうとしても、上手く書けなくて
ほとんど出したことがないんだよね。
愛にまつわるもろもろのスケベ心が邪魔をするのかな。

まゆぽ:
ラジオの投稿!?
意外過ぎる! そういうのめっちゃ得意そうなのに。
でも、愛が過ぎると上手くできないってすごくわかるよ。
とっても感動した本のこととか、上手く書けないし話せない。
気持ちが大き過ぎて、どう表現しても追いつかないって言うか。
あとね、いっぱいあるできないことの一つが、
みんなが「いい」って言ってるものを
自分も「いい」って思ってる時にそう言えないこと。
子どもっぽくて自分でも嫌なんだけど、
みんながいいなら、私は1票入れなくてもいいやっていう気持ちと
同調圧力に屈しやすい自分がいるから警戒してることと、
アンチ権力みたいな小さな反抗心が働いちゃうこと、などが原因かと。
本当にいいと思わないならそれでもいいんだけど、
むしろ「思わないようにしてる」んじゃないかと自分を疑ったりして。
年齢を重ねたら、変な自意識から解放されて素直になるかと思ったのに、
一向になれない自分には呆れるばかりです。
つまみ:
まゆぽさんのアンチ権力の面、少し知ってる。
でも同調圧力に屈しやすいと思っていたとは意外。
それに関する人知れぬ感情はあっても
まゆぽさんは、そっち方面から
場を盛り上げるのが「うまくできる」と思われてるので
自意識がサービス精神に昇華されてるってことで
よしとしよう(勝手に断定)

まゆぽ:
「場を盛り上げる」!?
わたし、それめっちゃ「できないこと」だよ!
自分が思ってる自分と
人が見ている自分って別人だね!?
つまみちゃんのできないことがもっと知りたいけど
PCが不調ってことなので、今回は2人とも
机やキッチン周りの整理整頓がダメっていう
傷を舐め合いながら、
ふんっ!そんなことできなくてもちゃんと
世間的にはばあさんの歳までツツがなくやってるよと
開き直って終わりたいと思います。
















































































爽子
また来ちゃった。
机やキッチン周りの整理整頓がダメ。
わたしの傷も舐めてえ~~~。
誕生日の前に、気合い入れて片づけるのに、今年はエンジンがかかりません。
でも、一応はやります。
片づける過程で、余計散らかってる状態で誕生日を迎えるのか。
なんか、ず~~~っと、同じようなこと繰り返してる気がします。
先月から、少しだけ捨てました。
大した量ではありません。
シャーマン爽子です。