12月3日はカレー記念日

カレー記念日

靴を履く ただそれだけで 足がつり

12月3日はカレー記念日

まさち

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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出前チチカカ湖

第156回 思い出すたびに笑 ってしまう。

異国の春 沖浜 忍さん

つまみ:
しかし、深刻な状況を生きてるよね、わたしたち。
経験がないからピンとこないけど。
精神をやられたくないので
最優先に近い自衛策は
「どうでもいいことを考える」です。

前回のチチカカ湖もわりとその路線だったけど第二弾。
発想が短絡的でゴメン。
というわけで、このお題にしてみました。

最近ではなんといっても「クイズ脳ベルSHOW」の西村知美。
歌詞の穴埋めで、村田英雄の「王将」の2番の
「愚痴も言わずに 女房の小春作る笑顔が○○○○…」ってのに
なんと答えたか!(ちなみに答えは「いじらしい」)



マジメに答えていたのが印象的でした。

まゆぽ:
あははー。退屈な日々ですが、笑かしていただきました。
つまみちゃんがよく呟いてる番組だね、脳ベルSHOW。
西村知美って素晴らしい人材だわー。
想像力が正しい方向に発揮されてると思う。

笑いって、その場の状況や登場人物のキャラとかが
絶妙にはまって生まれるものだから、うまく説明するの難しいよね。
西村知美っていう予備知識があってこそな部分があるじゃん。
と、説明する前に言い訳してるんだけど、

昔、女友達4人旅をした時のことです。
まり子ちゃんは松雪泰子似の絶世の美女で、
大企業の広報ウーマンでした。
かっこよくて、女子がみんな憧れる系の女です。

その日の朝はあいにくの雨降りで、
私たちは旅館の傘を借りて散歩に出ました。
傘は黒くて大きい長傘。
歩くと傘から足が生えてるみたいに見えるなあと思っていたら、
まり子ちゃんが突然、茂みにスタスタと入っていって、
しゃがんで言いました。

「しいたけ」。

それだけなんだけどさ、
ツボに入って笑いが止まらなかったことを
何十年も経っても覚えてるエピソードでした。

たんぽぽ 佐藤 知津子さん

つまみ:
情景が浮かぶからねえ。あるある、そういうの。
まり子ちゃんが絶世の美女なのがポイントだよね。

音声シリーズではさ大昔、まだ二十代前半ぐらいのときのことなんだけど
職場の人たちと飲み会の二次会かなんかでスナックに行ったの。
カラオケが歌える店。で、
ちょっときどり屋の、いけ好かないフルタさんが、
さだまさしを入れたわけ。

さだまさしといえば「雨やどり」「関白宣言」って頃。
こっちとしては、フルタさんごときがどっちを歌おうがどーでもいい、
つまんねーなとシラケた顔でいたわけです。

でも、始まってすぐに「ん?んん?!」と食いついた。
ヘンなのよ、なんか。
で、よく聴いたところ、「関白宣言」のメロディで「雨やどり」を歌ってたの。


記憶が定かではないけど、スナックなので、画面がなくて
歌詞カードを見て歌ってたんだと思う。
それで起きた奇跡。

おまえを嫁に もらう前に~♪のメロディで
あれはぁまだ 私が神様を~♪と歌ってて明らかにおかしいのに、
酔っ払ってて気づかない。
ええかっこしいが、何食わぬ顔で必死に字余りに歌詞を当てはめてるの。

笑った笑った。途中まではすごい頑張ってたんだけど
さすがにこりゃ違う!と気づいて終息。
もう、おかしくておかしくて、
私が翌日いろんな人に吹聴しまくって
後世に語り継がれるネタになりました。

しばらく、「関白宣言」も「雨やどり」も真顔で聞けなかった。
今も思い出すたびに吹き出しそうになります。

まゆぽ:
笑える笑える。
フルタさんのこと知らなくてもおかしいんだから
フルタさんの気取り屋っぷりを知ってたら
語り草になるよねえ。
何回も語って、何回も笑っちゃうね。

知らなくても笑える路線で言うと、
だいぶ前にTwitterのタイムラインに流れてきた
下のネタがわたしのツボでした(勝手に引用してごめんなさい)。

「いつだかTwitterで見かけた、お母さんが携帯を家に忘れて養豚アプリの豚が死んじゃうから電話で豚に餌あげといてってお父さんに電話して、お父さんは太り気味だった息子叩き起こしてご飯あげたって話好き」

今、コピーしても笑っちゃう。

笑いってその人その人のツボがあるから
お笑いの世界が深いんだろうね。
わたしは狙ってとる笑いが割と苦手なんだけど、
つまみちゃんが挙げてくれた2案件は素直に笑いました。

皆さまの日々にも
くっだらない笑いがいつでもありますように!

鯉と少年 橘高 和江さん

byまゆぽ&つまみ

お悩み相談から引き続き、「布イラスト」の画像は、布絵作家・佐藤知津子さんとお弟子さんの作品です。(HPはこちらです ⇒


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コメント、ありがとー!

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    Jane

    このたんぽぽの布絵いいなあ。たんぽぽ、綿毛、青い空。とならないところが。私の心象風景のつぼにはまりました。たんぽぽが、等間隔で同じ背丈で並んでいるところも好き。人が見ていないところでも、自然のサイクルはどんどんまわってるんだなあ。

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    まゆぽ Post author

    Janeさん、ありがとうございます。
    たんぽぽ、すごくいいですよね! わたしも大好きです。

    知津子さんのご両親の遺骨が納められている
    教会の納骨堂の前に飾られているそうです。

    シンプルなのに、心に迫ってきますよね。
    Janeさんがおっしゃるように、
    この逼塞感のある日々の心象風景なのでしょうか。

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    okosama

    つまみさん、まゆぽさん、こんばんは

    近所のお店での出来事です。
    床に貼られたテープに従い、ソーシャルディスタンスを守って、ティッシュボックスをレジ台に置き、バーコードを通してもらい、テープを貼ってもらったところ、支払いをすませたばかりの前の人が、私のティッシュボックスを掴んで持って行こうとしはったんです。

    気になる事があって立ち止まっていたら、そばに箱を置かれて、買ったような気がしたんやろなとは思いますが、ソーシャルディスタンス台無し(笑笑)

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    Jane

    納骨堂。納得です…。
    散っていく人の生命も自然のサイクルなのですね。
    遠目に見たら月の満ち欠けのようにも見えました。

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    まゆぽ Post author

    okosamaさん、どんな場所、どんな状況でも笑っちゃいますねー。

    引きこもっている時だけに、
    一度笑い出してしまうと止まらない、
    しかも人に伝染します。
    間違ってティッシュ持ってちゃおうとした人も
    きっと笑い出しちゃったんでしょうねえ。

    似たようなシチュエーションで、
    「あら、申し訳ございます」と言ってしまった人のことを思い出して、
    1人でさらにウケました。

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    まゆぽ Post author

    Janeさん、深い読み!

    たんぽぽの種に亡くなった人の魂が宿って飛んでいき、
    またどこかで芽吹いてほしいという願いかも、
    と負けずに深読みしてみました。

    つまみさんもこの布絵に注目したJaneさんの慧眼に
    「さすが!」と思ったそうです。
    そして、毎回内容のくだらなさを温もりある作品ですくってくださる
    知津子さんに感謝、とのこと。
    はげどうでございます。

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    つまみ

    Janeさん
    今回の布絵に抱いた感想がほぼ同じで嬉しく思いました。
    そして、納骨堂に私も納得。
    心象風景って、明るかろうが、そうでなかろうが、「在る」ことが人を豊かにするのだなあとあらためて思いました。
    たとえば、逼迫したりネガティブな状況でも、それが在るのとないのでは、ダメージが違うっていうか。
    上手く言えませんけど。

    okosamaさん
    深刻だったりする状況が下駄を履かせる可笑しさもありますよね。
    昔、オスマン・サンコが、葬儀の焼香に行って、作法がわからないので前の人のマネをして抹香を食べたって話も笑っちゃった。

    まゆぽさん
    「はげどうでございます。」ってなに?

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    まゆぽ Post author

    激しく同意  でございます(汗)。

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    ぬのえ

    janeさんありがとうございます。

    まゆぽさんつまみさんも加わってとてもレベルの高いコメント、面映ゆいです。

    20年くらい前の作品、その時の感情がどうであったか分かりませんが、心象風景でない作品はないですよね。
    納骨堂ができたのは5年前、絵を掛けたのは1年前。制作した時には思いもよらないことですた。
    作品の題名は「風はどこから」聖書の中に出てくる「風はどこから吹いてきてどこへいくのか誰も知らない」からとりました。

    今回。この絵を選んだのはまゆぽさんのコメントにある「日々の閉塞感」かもしれません。

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    まゆぽ Post author

    ぬのえさん、きた〜!

    作った方から作品の背景や思いを聞けて
    とてもうれしいです。

    コメントくださったぬのえさん、
    きっかけを作ってくださったJaneさんに感謝感謝。

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    つまみ

    ぬのえさ~ん、こんにちは。
    いつもいつもありがとうございます。

    ぬのえさんとお仲間たちの布絵を差し挟んでもらえる、と思うと、どんなことを書いても、ギリギリ下品にならないような安心感があって、伸び伸びとした気持ちで、まゆぽさんとのやりとりができます。
    本当に感謝しております。

    「心象風景でない作品はない」、確かにそうだなあとあらためて思いました。
    文章もそうですね。
    どんなことを書いても、心象風景はにじみ出るような気がします。
    にじみ出ないような文章はつまらない、とも思います。
    今の心象風景を反映した作品を、未来の自分が振り返ることができるのであれば、たとえ閉塞感がいっぱいでも、そこにかすかでも希望が描きたいです。
    そして、頑張った自分や世界を讃えたい…なんちって。

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    Jane

    ぬのえさん

    そうですか、たんぽぽに注目しがちですが、題名は「風はどこから」なのですね。目には見えないけれど、綿毛を飛ばしているのはたんぽぽというより風ですよね。深いなあ。

    綿毛の傘部分が主に分けて二種類の形があったり、右から3番目のたんぽぽの綿毛部分が、丸いレースがめくれた下から個々の綿毛が見えているところ、右から4番目のたんぽぽの茎の白い線などの細かいところも、地面に蠢くちょっとおどろおどろしい(私がそう感じるだけかもしれませんが)水玉模様も好きです。

    素敵な作品を見せていただいてありがとうございました。

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    爽子

    こんばんは〜。
    記事もコメントもめっちゃ面白かった〜。
    たんぽぽの綿毛が飛ぶところ、いつも、絵手紙に描いてみたいな、、と思っています。

    聖書の言葉も、いいですねえ。
    じんわりと。

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    つまみ

    爽子さん、こんばんは。
    本当に、このたんぽぽの布絵にまつわるコメント、心に沁みますよねえ。
    時期もあるかもしれまんが、まるで、美術館に行って、最初はふつうに作品だけ見て、その後、音声ガイドでその作品の解説を聞いたら、作品が前と違って感じられる、みたいな。
    あ、ヘンな文章になっちゃった。

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