第173回 ショックだー!
つまみ:
山本文緒さんの訃報、ショックです。
どうしてこんなに?と思うほど。
うつ病を患って、でもまた復活して
これからも、いろんな経験をしてきたからこそ、の作品を
マイペースで書いてくれると思っていたのに。
1990年代は、本当にいっぱい読んだし
「読みやすい小説って軽く見られがちだけど
本当はものすごいことなんじゃ?」と思ったきっかけは
山本文緒さんだったかもしれない。
まゆぽさん、最近、なんかショックなことあった?
できれば、明るめ(?)なのをお願い。
まゆぽ:
山本文緒ショックは大きかった。
新しい小説出たばっかりだったからびっくりしたし。
『群青の夜の羽毛布』とか大好きだったなあ。
しばらく病気で書けなかったあと、久しぶりに出た『なぎさ』を
自分も肺の病気だった時、病室で読んだこととか思い出したし。
90年代のわたしに寄り添ってくれた小説という思いが強くて、
最近の作品を読むのがちょっと怖い気持ちがあったんだけど
『自転しながら…』はやっぱり読もうと今さら思っています。合掌。
で、明るいショック。
難しいな。よく「うれしい誤算」とかは聞くけどそういう方面か?
不妊治療の末に喜びの妊娠、と思ったら5つ子!?
みたいなヤツだろうけど
人生にそうあることじゃない規模だな。
で、急に話は小さくなるんだけど、
住んでる自治体のプレミアム商品券の申し込み抽選に
自分と家族のふた口分申し込んだの。
1万円で12,500円分の商品券が買えるっていうから。
そしたら、2人ともめでたく当選通知が来た!
やった!? と思ったんだけど、地元商店街とかでのお買い物、
25,000円もするかなあ。
卵とか野菜とか発泡酒とかしか買わないもんなあ地元スーパーや商店街…
思い切ってブランド野菜、プレミアムビール買っちゃうかあなどと
皮算用しています。
やっぱり当選してうれしいぞ!
そうだ、31日の選挙の投票率が65%!みたいな
明るいショックを期待したいっていうの、この回の締めにどう?
(ってここで言うか1?)
つまみ:
私も、山本文緒さんの作品の中では
『群青の夜…』がいちばん印象的。
『なぎさ』は、そうか、まゆぽさん入院中に読んだのかあ。
そういうのって、記憶が多面体になるよね。
大昔だけど、母親が交通事故で入院したとき
付き添いをしながら読んだ村上春樹の
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は
すごく特別な小説になった。
プレミアム商品券に選挙の投票率、
さすがだわ、出してくるネタ(?)が想定外でステキ。
そしてとっとと締められた日にゃ
どう続けたらいいんだ?
コロナの感染数、ここまで一気に減ったのは
最近の明るいショックと言えるかも、だけど
どうしても、疑心暗鬼というか、楽天的にはなりきれない。
思えばこの1年半以上、コロナ関係では
常に「最悪の更新」というショックを繰り返してたようなもんだから
そう簡単に最悪沼から精神的に脱出できないよね。
うれしい誤算といえば、Amazonプライム会員で見られる動画が
おもいのほか、多かったこと。
期待してなかったわりには。
…と、論点(?)ズラしのまま、返す。
本当の締め、ヨロシク!
まゆぽ:
途中で勝手に締められても、しっかり続ける持続力、
七転び八起き力(7回も転んでないって)に◯。
そうそう、コロナの感染者数激減は喜ばしいものの
半信半疑でうっかり緩められない感じあるある。
寒くなってウイルスが好む乾燥気候になっても増えなかったら
少しは安心できるかなあ。
自分がヤドカリになった気分だよ。
キョロキョロ周りを見回して、
大丈夫そうだとさささっと動いて、
ちょっとでも異変があればしゅるしゅるんとおうちにこもる感じが。
Amazonプライム、いいね。
わたしは今のところネトフリ一筋だけど、
時間に余裕があったらAmaプラにも手を出したいなあ。
で、思い出したんだ、最近ショックだったこと。
わたし、朝6時25分からEテレのテレビ体操見ながら
毎日体操してるのね。
5人のお姉さんがお手本として登場するんだけど
4月くらいからお姉さんたち、レオタードじゃなくショートパンツになったんだ。
それまでは半々くらいでレオタードだったのに。
で、あーこんなところでも
セクハラとか、過剰な露出とかにナーバスになってるのねと思った。
ところが、10月からお姉さん3人に、お兄さん2人に代わったんだよ!
うわ〜、ジェンダー差別撤回来た〜と驚いた。
体操モデルがお姉さんだけであることを当然のように思ってた。
だから、おっと、世の中、そう来たか!みたいな驚きがあって、
疑問も違和感も持っていなかった自分がショックだったのね。
改めて自分の中のアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み、偏見)を
自覚してショックでしたわ。
って、今回すごくまじめな着地なんだけど、さらに繰り返します。
31日は、投票率の高さでショックを与えてくれ!
★「チチカカ湖でひと泳ぎ」を盛り上げてくださる
佐藤知津子さんの作品。
今回からお庭やご近所の植物スケッチも掲載していきます。
知津子さんとお友達の小鳥さんの二人展があります。
お近くの方、尾道方面へ旅行される方はぜひ!
爽子
わたしもショックでした。
同じく「群青の夜・・・」推しです。
うちの市のプレミアム商品券は、大型店でも使える券と抱き合わせなので、割に便利かとおもいますが、5000円一冊が6000円なので、10000円だと12000円ですね。
申し込みや受け取りがちょっとめんどくさいな・・・というのが買った実感。
再抽選があるので、通知はがきは捨てないで。と言われましたが、申し込まないかも。
NHKの体操に、男性がまじるのは、最近ですよね。
そうか。。。10月からなんだ。
見慣れるのはいつのことか・・・。
まゆぽ Post author
爽子さまも『群青…』推し!?
文緒さんの中ではそれほど派手な作品じゃないのに、
3人とも好きだなんて、妙にうれしいです。
あ、そうか。プレミアム商品券、大型店でも使えるんですね。
どこで使えるとか全然見ないで申し込んでた。
皮算用方針を見直します。うれしいショックだ。
テレビ体操、爽子さんも観てます? 体操してます?
わたしはもう7、8年来のファンです。
出演するお姉さんたちの顔と名前も完全に一致してます。
これから、お兄さんも覚えようと思ってるんだけど、
お兄さんたちは黒いタイツ(レギンス? 足首までの長さ)姿で
その足のシルエットが「見慣れ」のポイントかもしれない。
指導者的立場では今までも
おじさんやお兄さんが出てきてたんですが、
上半身しか映らないから、「男性の脚」は新たなアイテム。
ここ、ポイントだと思います。
Jane
森の中に、木漏れ日が射して、日の当たるところから雪が溶けてきている感じがいいですねえ、1枚目の絵。