ふだん器-22 食器棚 飲みもの部隊編 -続
おせちを食べた日から45日。
おお、もうそんなに経ちました。
忙しい1月を過ぎると、2月はスローな気分になり
哺乳類らしく冬眠状態になるのがわたしの通例。
穏やかに日々淡々と過ごすのが好きな期間です。
来月は春気分が一気に高まる3月到来!
世の中も急に華やぐので、それまでのあと半月、悠々閑々を愉しみたいと思います。
さて、前回は
食器棚と飲みもの部隊の持ち手のないものをご紹介しました。
今回はその続き。
持ち手のあるものとふだん使いの酒器をご紹介します。
持ち手のあるものとはいわゆるマグカップです。
こちら口元が反っているタイプで飲みやすいですね。
反りマグカップと呼んでいます。
たっぷりいただきたいときに手にするサイズです。
左 <砥部焼・たんぽぽ 高さ約8.5cm×口径約9cm >
右 <砥部焼・赤蝶文 高さ約8.5cm×口径約9cm >
微妙な差ですが
持ち手部分がすこし大き目なので男性も持ちやすいようです。
持ち手って、指を1本入れる人もいれば2本入れる人もいる。
その人それぞれの使いやすさを決めるもののひとつでしょうね。
こちらは丸ミルクカップ
当店のマグカップでは断トツ人気です。
左 <砥部焼・蛸唐草 高さ約8cm×口径約8.5cm >
右 <砥部焼・なずな 高さ約8cm×口径約8.5cm >
スープにもよい形なのと、両手で包むように持つことができるので
ほっとしたい時にはぜったいコレ、とおっしゃる方が多くリピートも高いです。
蛸唐草とは4年ほどで、なずなとはもう10年近くの付き合いです。
すでに2タイプご紹介したカップとは雰囲気に違いがあります。
やわらかな肌質、という感じで土ものに見えますが磁器です。
左 <砥部焼・むぎわらて 高さ約 7.5cm×口径約9cm >
右 <砥部焼・茶入り 高さ約9cm×口径約8.5cm >
土の雰囲気と丈夫な磁器の使い勝手
どちらも一度に満足させてくれるカップです。
左のカップは持ち手がとても大きいです。
先にもお話ししたように持ち手は重要な要素。
その大きさもですが、
幅の細いほうが好き、幅のあるほうが好き、などの好みもそれぞれでしょう。
次はふだんよく使う酒器です。
こちらはすべて土ものです。
左 <上野焼・抹茶碗>
中央・右 <萩見窯・湯呑 >
湯呑はもう本当になんでも呑んでいます。
土もののあたたかな風合いとその肌触りが好きです。
左の抹茶碗は夫のもの。
これわたしの、これ夫の、は特別ない家庭ですが
この抹茶碗は 「九州言うたら焼酎」 な彼専用です。
彼の手におさまりがよいようで
焼酎用の器をさがしていた夫がこれがよいと決めました。
肌色のような、もも色のようなすてきな碗です。
こちらは5年ほど愛用しています。
土ものは使い続けることで「育つ」工程もたのしみのひとつですよね。
最後は小さなものたち。
左 <砥部焼・クリーマ ひまわり 高さ約6.5cm×口径5.5 cm>
柑橘類を絞ったものやクリーム入れに。
中ふたつ <砥部焼・盃 ゴス巻赤線 高さ約4.5cm×口径約6cm>
右 <砥部焼・盃 蛸唐草 高さ4約cm×口径約6cm>
盃は本来の使い方のほかに、薬味入れや塩入れなどに重宝しています。
他はいただきもののHERMES
お皿とセットです。
センスのよい柄で好きなカラー。
和食器が9.5割ほどですが、洋食器も使います。
以上、わが家の飲みもの部隊でした。
ひとくちにマグカップといっても
サイズや形、持ち手の大きさ、持ち手の幅とよく観察するといろいろとあります。
自分好みのしっくりくるものに出会えた時には、買い!ですよ。
飲みもの部隊は他にも、ワイングラスやガラスのコップ、骨董の酒器など
もう少しありますがそれはまたいつかの機会に。
次回はとてもかわいい形の小鉢にも取り皿にもよいうつわです。
おたのしみに~✿
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tsukimaci 店主 平島さんの自己紹介
熊本出身。
熊本城まですぐそこ、に住んでいます。
tsukimachi(2006年開店)店主。
熊本の中心部にある木々と石畳の通り「並木坂」にあるちいさなお店です。
卒業後、某エアライン業務を経て専業主婦に。
数年の後、別世界の扉をド素人でこじ開け、おかげさまで今日に至ります。
やっとこさ店主らしくなってまいりました。
30代は脳もからだも忙しく迷う迷う日々でしたが、まぁどうにかなりました。 笑
そして、2014秋 40歳になりました!
まさしく!さて、どうなる?どうする?です と、言っていましたが
どうもしません。
わたしはわたしなまんまです。 笑
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