YUKKEの今日もラテンステップで ~VOL.8
連載2回目に、「YUKKEさんは、ハグしてますか?」とたくさんご質問いただきました。夫とは、そこそこですが、もうメキシコ男性とたちとのハグは、かなり熟練して上達したと思います。
この国の人は、女性と右の頬寄せあって、軽くハグしながら互いに「チュ」と音を出す挨拶をします。ベシートと言われる挨拶。
これは、私の女友達のご主人であったり、夫の会社の同僚や上司だったり、とにかく大事な人に、丁寧にご挨拶する時にかわす公式の儀礼。
でも最近、友人から「ベシートする時だけど、男性はねぇ、あなたの出方を待っているのよ。ベシートだけは女性がリードしていいのよ。」といわれて、ギョ!としました。
←←写真は、ネイルサロンで偶然出会った臨月のタレントさん。
ペディキュア中のYUKKEさんがソファを譲ってあげたそう。
「こちらが、私の夫のホセ」と紹介されたら、右手をだして、まずは握手。この握り方が大事。つないだ手をかるく引いて、相手を自分へ引き寄せて左手を相手の背中へ回し、頬を寄せてチュです。夫や、兄弟、親密な友人ならいきなりギュッ、チュ!でもいいんだけど、初対面の男性の場合は、女性の出方を相手は待ちます。握手した手を引き寄せるのはあくまでも女性。男性から引き寄せる場合は、ちょっと邪(よこしま)か、愛情表現が隠れていますので注意しなくちゃなんですって。
つまりは、私が引きよせない限り、握手以上の挨拶には発展しないわけなのだ。
知らなかったぁ~。
今まで、たくさんベシートしていた私は、何気に自分から相手をひっぱっていたのだろうか?と自問してみたが思いだせず。
ようやく意識しなくても、メキシコ男性と握手して、相手と右頬をあわせ、チュ!がスムースにできるようになったのに、またもやギクシャクしてしまいそうです。
夫には言えませんけど、なかなかこのベシートは素敵!
こんな小さな駆け引きがあったなんて、今さらながら、ちょっと身をよじりそうです。
★先週からあれよ、あれよと小物ポーチが増えていました。ポーチも美しいけど、YUKKEさんの写真は背景もきれいだなあと思います。
★メキシコの41歳のファッションリーダー。とても健康的できれい。お尻は大きいのかなあ~。それにしてもタコスに合う飲み物が意外すぎます。