ゾロメ的つれづれ・ずれずれ・ブレブレ日記③ 人生はKUMIシバリだ~これがホントの自縄くみこ
4月某日 風強し
NHK「SONGS」を見る。今回はLOVE PSYCHEDELICO(ラブサイケデリコ)。
ファーストアルバムを聴いて「なんてかっこいいんだ!」とファンになり、ライブにも何度か足を運んだ。どのライブも良かったが、Zepp Tokyoのオールスタンディングの3時間は40代(当時)にはキツかった。その後、武道館に行き、自分の席(場所)が確保されていることに心底ホッとした。
一時期、カラオケに行くとよく「Last Smile」を歌った。これといった息つぎポイントがない難曲で、歌うたびに酸欠になってた。・・バカ過ぎる。
久々に見るKUMIさんは丸味を帯びた印象。太ったという意味ではなく雰囲気が。当初のスタイリッシュ感が程良く褪色した感じで、ついでに声も柔らかく聴こえた。人間は変わって行くのだなあとちょっとしみじみした。
4月某日 また風強し
もうひとりのKUMIさん、じじょうくみこさんの【崖っぷちほどいい天気 早すぎても遅すぎても具合が悪いから、ヴィレッジピープル。】を読む。
コメントの数がすごい。「泣いた」という感想の多さに、ご本人が「泣けるようなこと書いたっけ?」と首をかしげているのがなんだかおかしい。じじょくみさんらしい。
私もグッときた。でもそれは、結婚が決まったからじゃない。いや、祝福する気持ちは誰にも負けないくらいあるつもりだが、涙腺が刺激されたのは、じじょくみさんの「気持ち」が実を結んだと思うからだ。結婚という現実より気持ちの結実に「よくやった。よかった」と感じるところがポイントなのである。
そう思わせるのは、じじょくみさんのライターとしてのスキルの高さもあるかもしれない。事実に対する気持ちの絡め方が絶妙で、グイグイ引き込まれてしまった。でもなんだかんだいってやっぱり人柄だなあ。そして、いろんなことがあったにせよ、今までの人生の、称賛もご褒美も責任も災難も、全部自分で引き受けてきたであろうこの人の「だからこそ結婚したい」に、こちらはどんどん感情移入し、心から応援したい気持ちになったのだ。
そこに満を持して(ホントにお待ちしてました!)ザビ男氏が登場!なんだかちょっといい感じの人じゃない?と我がことのようにさらに前のめりになる中年(私)。
ザビ男氏の出現によって、じじょくみさんの当初の「結婚したい」は、自然かつ一気に「この人と一緒にいたい。だから結婚したい」にスライドした。その過程が本当に素直に語られていたと思う。私に限らず、読者はなによりそこに心打たれたのだ。
そうだよ、人を好きになるって、結婚するってこういうことだよ(orだったはずだよorでありたいよ)・・と、うっかり自己投影してしまいたくなるときめきトゥナイト。それゆえの祝福の嵐、感動の涙なのだと思う。
じじょくみさんはov40読者百万人(ちょっとだけ盛った)を味方につけちゃったよ。ザビ男さん、その意味わかってんだろーね。くみちゃんは全身全霊乙女だからさ、愛は努めて言葉や態度に出すように。じゃないと・・って、新郎を脅してどうする!?おせっかいで迷惑な中年(私)。
4月某日 空気が澄んでる雨上がり
去年の今日、我が家に、友人仲介~譲渡会経由で尻尾のない(ボブテイルというらしい)三毛猫KUMI・・じゃなく、ミィちゃん(推定年齢1才)が来た。都内某公園で保護されたノラ猫。ちなみに、発見し保護したのはあの八千草薫さんだそうだ。
わが家に来た日がちょうど夫の誕生日だったこともあり、ミィちゃんの誕生日もこの日にした。名前の由来はムーミンのミィ。似てるから。
私がいちばん気に入っている同じ誕生日ふたりのツーショット
そんなわけで、本日、夫とミィちゃんはめでたくひとつ年を重ねた。ミィちゃん、本当によく来てくれた。犬を亡くしたときは、もう動物を飼うのはよそうと思ったが、今では、マロ(犬)が生まれ変わってミィ(猫)としてやってきた、となかば本気で信じているバカ夫婦なのであった(前途多難)。
by月亭つまみ
こんなブログもやってます♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」
takeume
ミィちゃん 笑うとる(^^)
猫(動物)は感情を顔に出すと思う猫バカが
ここにも一人~♪
つまみ Post author
takeumeさん♪
えっ!?出さないと思う人なんているんですか?(^_^;)
気に入らないことをされたときの目つきの悪さたるや!
花蓮
おくればせながら丁度今、じじょくみさんのところでコメントしてきたところです。
そうなんですよ。結婚が=幸せじゃないと知ってしまっている読者を巻き込む幸せ感は、うまく言い表せないけどつまみさんが文章にしてくれたと思います。
つまみさんの表現力がすごい。じじょくみさんとは違う種類の文章力で、わたくしつまみさんのファンです。
いくら本を読んでも文章力って別物でして、私はろくなコメントが出来なくて恥ずかしくて読み逃げが多いです。
因みに私は元保護猫のキジトラと暮らしていますが、毎日のように寝具に粗相されてせっせと洗っています(笑)
泣けますけど、それ以上に私のほうが無償の愛情をもらっているので、よく付き合ってくれるなぁと思っちゃうんですよねぇ。
気にくわない時の目付き、あるあるです^^
花緒
ラブサイケデリコ、キスミントのCMで聴いて好きになりました(^o^)
じじょくみさんのコメント、泣いたとおっしゃる方が結構いらっしゃって、泣かない自分に焦りました(^^;
ザビ男さん、いいですよね~。
そしてミイちゃん♪
双子という噂のメイちゃんの写真をブログに載せました。
3枚目の写真の顔すりすりの表情がよく似ているので、もしよかったら見にいらしてください(^o^*)
八千草薫さんですって?
気になります…。
つまみ Post author
花蓮さん、こんばんは。
望外なお言葉、ありがとうございます。うれしいです。光栄です!!
わかった風なことを勢いで書いてしまったなあと今はちょっと気恥ずかしいのですが、あとで読んだ文章には照れても、勢いででも「書いてよかった」と思っています。
平常心とか冷静って大事だと思われていますし、実際大事なことも多々ありますが、何かを見たり読んだり聴いたりして気持ちが揺さぶられて、冷静じゃなくなるというのもいいもんですよね。
ちなみに、冷静の対義語は情熱じゃない気がするんだけど、どうなんでしょうか、江國さん辻さん!?
おー、キジトラちゃんですか。
毎日のお洗濯はたいへんそうですが、物理的な手間とは別な次元のものなんですね。
考えてみると、人もそうですね。
つまみ Post author
花緒さん、コメントありがとうございます。
斉藤由貴の「卒業」の歌詞をちょっと思い出しました。
いや、OV40読者百万(相変わらずちょっと盛ってます)の中には、泣いていない人もたくさんいると思います。(われながらざっくりした言い方)
涙って、なにかを測るツールではありませんものねえ。
メイちゃん!
そしてワクちゃん!
いや~ん、かわいい♥
ピッタリ寄り添っちゃって、いろんな意味でペアですね。
刺身を見つめる真剣な目もかわえええ~。
そして、おコタのカバーの四つ葉のクローバー柄が好みです。