ゾロメ女の逆襲

ゾロメ日記㉟ 人生は不必要だったりもする情報の洪水だ(この日記も含む)

 

◆1月28日 情報過多で寝不足?

今回、東京は「雪降るぞ詐欺」に翻弄された感じ。
とは言っても、気象庁や気象予報士の方に文句はない。人間なんて、自然のごくごく、ごくごく一部なわけだから、これからも、天気を完全に掌握しようとだなんて思わない方がいいような気がするし。

ただ、ここ数年のゲリラ豪雨や突風竜巻の多発に代表される「異常気象」は、西高東低の冬型の気圧配置も例外ではないのだという、考えてみれば当然のことに、ちょっと虚を突かれた気がしている。なまじ今月中旬までは暖冬だっただけに能天気(天気だけに)だったかもしれない。

降雪予報の出た昨夜は、夜更けから朝方、何度も寝床から這い出し窓の外を伺い、「あ、まだ降ってない」と、安心したような残念なような気分を繰り返した。そんなわけで今朝の私は寝不足なのである。

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2014年の冬は東京東部沿岸地域でさえこんな日があった。

 

◆1月30日 かまいたち情報

お風呂に入って、イスに座った途端、臀部にけっこうな激痛が走った。
痛い!!虫に刺された?それとも、これが噂のかまいたち!?お風呂で?・・とあわてて飛び退いて確認すると、プラスチックのイスの座る部分に大きく亀裂が入っていた。そこにお尻の肉が挟まったのだった。痛いわけである。

そんなわけで、かまいたちのことを久しぶりに考えた。妖怪かまいたちではなく、子どもの頃に聞いた、なにかの拍子に大気中に真空状態ができると、そこに触れた皮膚が切れることがあるという「かまいたち現象」。これって誤った情報だろうか。

検索もせずに、ここで投げかけてみた。

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お尻がどうしたって?

 

◆2月1日 芸能情報に胃もたれ

1月が終わってしまった。ちょっと待って、と呼び止めたい気分。でも万が一、先方(1月)が振り返って「えっ?なに?」と聞いてきたら、特に何も思い浮かばず、へどもどして「い、いや、別に」と言うにちがいない。

一昨日、「久米宏のラジオなんですけど」と、「ジェーン・スーの相談は踊る」をそれぞれ「ながら族」(死語!)で聴いたが、久米さんもスーさんも冒頭のトークで「今年ももう12分の1が終わりましたね」と言っていた。やっぱり言うのか言うんだ言うよね、と思った。

 

そんななか、年が明けてからの芸能ニュースがかまびすしいことこの上ない。SMAPの報道は少しおさまった感じだが、ベッキーは相変わらずだ。今日もyahoo!ニュースに「出演番組への苦情が10分で1000件」と載ったかと思ったら、「出た番組は軒並み高視聴率」とも。

苦情を言ったりSNSで非難している人と、彼女の番組を見ている人は同一人物なのだろう。文句を言いたいがために見ている、というのがなんとも不気味だ。「子どもに見せたくないからテレビに出すな」って、そんな「正論に酔って吐く」ためにテレビ局にアクセスする大人の姿こそ、私は子どもに見せたくないぞ。子どもをダシにして怒るのはどうかと思う。

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寅さん記念館にて。「見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし。たいしたもんだよ、カエルの小便。」ってか!?

 

◆最近読んだ本
『鹿の王』上下 上橋菜穂子/著

初上橋さん。守り人シリーズも、獣の奏者シリーズも未読だ。今回の本は2015年の本屋大賞受賞作だが、大賞を受賞したから読もうと思ったわけではない。

この本は、パート先の小学校で私が発注した。高学年には上橋ファンがけっこういるので。そしてその中の一人に、『鹿の王』が入ったよ、と言ったら、おもしろかったかと聞かれた。「読んでない」と答えると、わりとあからさまに「なんだ、読んでないのか」という顔をされた。

架空の世界のファンタジーにちょっと苦手意識がある。上橋さんの小説だけではなく、ハリー・ポッターもロード・オブ・ザ・リングも読んだことがない。でも今回は、12歳にがっかりされたので発奮して(?)読んだ。

壮大で志が高く、骨太で、知識と情報の量が半端じゃなく、奥行きのある世界だ。・・これって誰かに似てる。そう、わが敬愛する飯嶋和一さん。それを「児童文学」というジャンルで書いていることに、作者の矜持みたいなものを感じた。

なにをもって、一般書と児童書に分けるか、私にはよくわからないし、どうでもいいことだとは思う。が、以前、濱野京子さんというヤングアダルト作家のトークイベントに行ったとき、「どうしてヤングアダルトを書くのか」と聞かれた濱野さんが、迷いなく「その年齢の人たちに読んで欲しいから」と答えていたのが印象的だった。上橋さんもきっとそうなのだろうなと思う。

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息子に肩車する猫を羨ましそうに見る父(あまり見えないけども)

孤高に生きることはある意味、気楽だ。誰にも必要とされず、誰も必要としなければ、死ぬことも怖くないかもしれない。だからこそ、一度そんな境地に陥った後、自分を必要とする存在に出会い、血は繋がらなくても「家族」と思える人々がいることに気づくのは、幸福なことでありながら、不幸を背負うことだ。

かけがえのないものの存在は、生きるよすがにもなるけれど、失う恐怖、別れる悲しみを知ることになる。そして、自分がなんのために生きているかを突きつけられることだ、とも思う。

医療小説という意味でも、緊張感が凄かった。そしてこれはバリバリの反戦小説だ。

あの6年生に会ったら、なんて言おうかなあ。ちなみに、登場人物が多く、名前がすぐわからなくなる上に、地名も地理的な位置関係も覚えきれないので、ネットにあった、誰かが作った人物相関図と地図をプリントして、脇に置きながら読んだ。そのことを6年生に言うかどうかは迷い中。

 

by月亭つまみ

まゆぽさんとの掛け合いブログです。→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」

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コメント、ありがとー!

  • アメちゃん

    「子どもに見せたくない」んだったら
    テレビ消したらいいのにね。。。って思いますね^^;。
    私は、テレビのない生活なので
    芸能界の人達や出来事は、別次元みたいなんですけど
    竹村健一さんが
    「マスコミが執拗にゴシップで騒いでいるときは
     その裏で、国民に知られたくない事が起きている」
    とおっしゃっていたことが、いつも頭をよぎります。

    あ。
    私も、ファンタジーだめで、ハリーもロードも読んでません。
    これはファンタジーじゃないんですけど
    去年、「眠れないほど面白い古事記」って本を読み出したら
    どんどんどんどん神様が登場してきて
    誰が誰だかさっぱりわからなくなり、挫折しています。

  • みーる

    最近テレビはバタバタしてますね。
    なんだかね、ですね。

    それより、お義父さんのおかお初めて見た!
    父子にてます…!
    また来週は雪予報に振り回されますな。
    それもまたたのしみたい気もします。

  • つまみ Post author

    アメちゃんさん、こんばんは。

    そういう人たちは、テレビを消すことが不安なのではないか、と思ったりしています。
    「自分のあずかり知らないところで、有事(この場合はベッキーが笑ったりすること?)が起きているのではないか」と。

    竹村健一さんのその陰謀説、とても説得力があります。
    なんでみんな、あんなにヒートアップしているのかわからないのですが、ヒートアップさせられている、と考えると、妙に腑に落ちます。

    「どんどんどんどん神様が登場してきて」というところで爆笑してしまいました。
    それじゃあ、眠れないほど面白いじゃなくて、わからなくて眠くなる、になってしまいそうです。

  • つまみ Post author

    おおっ!みーるさん!
    (みなさん、みーるさんは、「ゾロメ女の図書館小説」http://dosuru40.com/category/zorome-novel/のイラストを描いてくれた方です)

    ホント、なんだかね、ですよねえ。

    そうですか、似てますかね、父息子。
    食後に入れ歯を外した義父ですが、だから似てたりして(^^;)

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