11月22日はカレー記念日

カレー記念日

落ちてゆく 枯葉のごとし 抜け毛かな

11月22日はカレー記念日

Jane

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
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ゾロメ女の逆襲

◆◇やっかみかもしれませんが…◆◇ 第47回 作家さんとはこれいかに?

「作家さん」って言い方、昔からしてましたっけ?

最近、ふつうに使われているように思う。特に、常識があって、尚かつ、芸術的なものにも理解があると自覚していそうな人は、作り手側には出会い頭から常に敬意を示し、無防備に「あの作家は…」などという言い方をしないという印象がある。

そういう人々は、小説家や翻訳家や画家、作曲家や書道家…なんなら、格闘家や冒険家なども「さん」付けするのだろうか。いや、あまりしていないと思う。していたら気づくはず。だってヘンだから。

なぜ作家だけなのだろう。ヘンって言っちゃったけど。

「作家」というのは、何かを「作る」クリエイティブな職業の総称で、作曲家や小説家の上位カテゴリーということなのだろうか。だとしたら、格闘家や冒険家がはじき出されるってことかな。

いや、彼らがクリエイティブじゃないと言っているわけじゃない。単に「作る」にカテゴライズされにくいのでしっくりこないと思うだけだ。だいたい、クリエイティブってなんだ?もっと言うなら、この世にクリエイティブじゃない職業なんてあるのだろうか。格闘家のみなさん、数行前に変なことを書いてごめんなさい。

作家の中でも、陶芸家とか染色家とか、気に入らなかったら自分の作品を躊躇せず割りますよ最初から染め直しますよ的な、ストイック系ジャンル(?)のアーティスティックな人ほど「作家さん」と呼ばれがちな気がする。その方面の技術は確かに高いらしいけどプライドも高いよ、みたいな(偏見)。

呼ばれがち、というのは、「呼んでくれ」オーラを醸し出しているってことなのか。近しい知り合いにそういう人がいないのでよくわからないが(それなら言うな)、プライドがインフレを起こしているようなごく一部の人はまだしも、ほとんどは、作家、もしくは作家の〇〇さんでいいと思っていて、要は、呼ぶ側の忖度のような気がするのだが、業界内の常識はそうでもないのかな。

「ヘンだから」と書いちゃったことでも明らかだが、私は「作家さん」という呼称は使ったことがない。上述の違和感とか、うすらうさんくささはもとより、「家」にはすでに敬称が入っていると長年思ってきたからだ。

八百屋、魚屋、床屋、本屋の「屋」は、物理的な店構えメインでイメージしがちなので、従事する人も一緒に称するの場合、「さん」を付与することはやぶさかではないが、「作家さん」じゃ、「作さんさん」じゃんと思ってしまうのだ。これって私だけなのだろうか。

社会的であれ、特定の個人であれ、職業に対しては、貴賤なく、基本的な敬意をもって接したいとは、わりと多くの人が思っているのではないだろうか。きれいごとではなく本気で。でも、だからこそ、やみくもに過剰な表層的配慮で思考停止すると、おもてなし呼称みたいになって、それって逆に、ふだんは隠蔽しているちょっとした本音ばかりでなく、それ以上のもの…自覚すらしていない脳内での序列や差別意識が漏れ出てしまうような気がする。出なくていいものまで。

…と、ここまで書いてきたこと、他者には通じない妄言かもしれない。いやいや、それでもいいんだ。自分にさえ通じれば。固定観念に対する違和感や、みんなが同じ方を向くうさんくささを表明することが自分の務めだと仮定して始めたこの【やっかみかもしれませんが…】だもの。ネタが尽きても強引にひねり出す。それでこそ私!がんばれ!!(自己完結)。

by月亭つまみ


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コメント、ありがとー!

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    ぱろる

    「作家さん」

    聞き覚えあるぞ〜…
    いつだ、どこでだ…?

    !!!
    思い出した!

    年に数回、作家ものの個展をする、お気に入りの器屋さんでだ。

    京都出身の、上品なマダムなのですが

    作家≒固有名詞
    …の場合にさんづけしてると思います。

    使用例は、客がその陶芸家を知らず、店としては推したい時に、店が、自分とその窯との関係の近さを知らしめるために使う。
    接客の言い回しのひとつとして、割と違和感なく聞けてたのは、マダムのお人柄ゆえかもしれません。

    とはいえ転じて日常使いすると、ギョーカイ感が出て若干馴れ馴れしいヤツ。
    自分が使うのは、気をつけようっと💦

    それにしても、さすが、つまみさん。
    ネタをひねり出す、もとい、つまみ出す! 
    名に恥じぬ立派なお働きに、ついコメントしてしまいました👏

    次のやっかみ芸も、楽しみにしてまーす😉

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    爽子

    なるほど!作家さんで、私が聞いたことあるのは、手作り市みたいなところに、出店している「手作り作家」さんというもの。
    プロとは、ちょっと距離のある素人臭さを分けているのかな?と感じていました。

    感じではいたけど、はっきり違和感として意識してなかったです。

    つまみ師匠、はっきり書いてくれてありがとう!

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    アメちゃん

    つまみさん。
    やっぱり一度、どこかでお茶しながら語り合いませんか?
    「作家さん」、違和感あります。うすら胡散臭いです(笑)
    作家の〇〇さんだと思います。

    私がもっともイラっとする「さん」は
    お笑い芸人やAKB的なアイドルが、放送局のADなんかを
    「スタッフさん」っていうの。
    イントネーションも含めて、イラッとします。
    「スタッフの人」とか「スタッフの方」じゃないのかなぁ。。
    あと、高校野球で対戦チームのことを「大阪桐蔭さん」とか言うのも
    いらっとはしないけど、違和感があります。
    でも、百貨店業界の社員同士が
    「大丸さん」とか「阪急さん」とか呼び合うのは、微笑ましくて好きです^^。

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    okosama

    つまみさん、お久しぶりです!

    いやー。私言うかも!(汗)と思って調べましたよ。
    「家」は「その事に従事している人」と言う意味でした。
    そもそも私には「家」に敬称のニュアンスは感じられません。かと言って敬意を上乗せするために「さん」を使っているわけではありません。強いて言えば、個人を指して「さん」付けしているのかな?
    つまみさんのおっしゃる「作家さん」はどんな文脈で使われているのでしょう?

    言葉の受け取り方って、人それぞれですねえ。That’s Danceも時々、へえ、そう言う感じ方があるのか?おもしろい!と思って聴いています。例えば?と聞かれても答えられませんが(笑)

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    つまみ Post author

    ぱろるさん、こんにちは。
    ひねり出しと拡大解釈を装着して生きております(^^;

    ぱろるさんのコメントで、作家さんは個展と親和性が高いことに気がつきました。
    いっそ、今後は「作家さんという呼称は個展用語」ってことでどうでしょう。
    どうでしょうと言われても…ですよね。

    そうですね。結局は人柄なんですよね。
    自分はクリエイティブな職業の人には一目も二目も置いている、リスペクトが漏れ出るゆえの「作家さん」、的に使用する人に「けっ!」と思っちゃうんでしょうね、
    偏屈な自分は。

    楽しみと言っていただいて本当にうれしいです。
    これぞというネタがあったらこっそり教えてください(本音)。

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    つまみ Post author

    爽子さん、お元気ですか?\(^o^)/

    火のないところに煙を立てるタイプの人間なのかもしれませんねえ、私は。
    自分を「作家」で止められることで、若干の見下しを感じる作家もいるかもしれません。
    その配慮ゆえの無意識のさん付けかもしれませんが、そこに「素人臭さ」に対しての認識も入ると、事態(?)はより混迷の度合いを深めますね…っておおげさだな自分!

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    つまみ Post author

    アメちゃんさん、こんにちは。

    お茶したい!ぜひしたい!!
    私も、そこに「さん」をつける心遣いがあるくらいなら、その心遣いをちゃんと固有名詞で呼ぶ方に使えよ、と思います。
    複数を念頭に発するなら、私も「の方」「の人」と言います。

    スタッフさん、今はよく聞きますね。
    タレントにとって、その番組の作り手として広義な意味では身内、でも自分は呼ばれて出させてもらっているわけだから個人事業主の立場としては仕事先、そのあたりの気持ちが、失礼のないように…という呼称になるのでしょうか。

    自分にも、整合性のとれない呼称というのはあります。
    ひとつひとつ検証し出すと、じゃあなんでこれはOKで、こっちには違和感があるの?と思ったりします。
    その、一筋縄ではいかないニュアンス、めんどくさくも面白いです。

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    つまみ Post author

    okosamaさん、ご無沙汰しております。

    調べちゃいましたかあ(^^;
    調べられたらボロや綻びがいくらでも出るテイでの記事ばかり書いております。
    子どもの頃から「〇〇家」って呼ばれるの、かっこいいなあと思っていました。
    不二家や吉野家は別として(あ、またよけいなことを)。
    特に思ったのは、格闘家かもしれません。
    自分の生き様がそのまま職業名になってるみたいな気がして。
    小説家も翻訳家も冒険家も、私はそのイメージなので、さんをつけるのはよけいなこと、蛇に足を描くに近い、と思っちゃうようです。

    ぱろるさんのコメントで気づきましたが、個展周辺が「作家さん」の人口密度が高く、もっと言えば、発祥の地ではないかと踏んでいます(踏んだのは5分前ぐらい)。

    それは別として、あんなことこんなことでokosamaさんに「例えば?」と聴きたいです。

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