Posted on by カリーナ
〈いろんな言葉〉 世に<老い心地」>というものがあってもいいのではないか。
世に<老い心地」>というものがあってもいいのではないか。
一人で他人に迷惑をかけずに静かに老い進んだとしても、
おそらく<老い心地>は楽しめまい。
人が老いていくことを自然であると認め、
その時間を共有してくれる人間が周囲にいてくれる時にのみ、
老人は快い<老い心地>を満喫できるに違いない。
黒井千次著「老いのかたち」より
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わたしの父と母の「老い心地」は、あんまりよくなかったんじゃないかなあ。
母はまだ存命だけど、父は亡くなった。
娘たち二人が、「いつまでもしっかりしていてほしい!」願望が強かったから、
親の老いがなかなか受け入れられなかった。
もっと自然に受け入れて
快い「老い心地」を味わわせてあげるべきだったなと思う。
でもまた、だれかの娘に生まれても
できるかどうかわからないけれど。
それがむずかしいところだと思います。
byカリーナ
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YUKKE
ついさっき、老いを実感して受け入れたわたしです。
小指の第一関節が曲がってきました。
気にしないようにしていたけど、今日は、ついに「曲がっちゃったな!」と認めたの。
だんだん、まがって行くのよね、指もそして腰も。
老いに「心地」があるならば、それはあきらめと、受け入れかなぁ。
心地良くはないと思うわ。
pinkmaman
「老い心地」かぁ。
などと、「老い」という単語に
目が止まり、
止まったついでにamazonで黒井千次氏の著作を
注文する私はかなりの「老い心地」。
肉体の老い、客観的な事実からの老い、
心の内側からの老い。
どうしようもない老いと並走しながら
老いの道連れの夫との晩ご飯。
そろそろ支度でも始めましょうか。