Posted on by Comet
舌骨を触る(その1)
「摂食嚥下障害」の授業で
生まれて初めて自分の舌骨を触りました。
あ、もちろん皮膚の上からね。
人はゴックンと飲み込むとき
甲状軟骨(いわゆる喉仏)と舌骨の間の筋肉が収縮して
甲状軟骨が舌骨の位置にまであがるんですね。
なので、
臨床で嚥下の状態を確かめるときは
患者さんの舌骨と甲状軟骨に指をあてて
「唾を飲み込んでください」と指示し
骨の動き具合をみるのだそうです。
その練習のために、まずは自分の舌骨から
というわけで、喉のところをグリグリ触って
舌骨を探しました。
あった! ありましたよ!
甲状軟骨の上、一度軟らかくなって、また少し硬い部分。
これかー。
唾を飲むと確かに喉仏があがってくる。
なるほど、この骨が
50年間、毎日欠かさず動いてくれたおかげで
ここまで生きてこられたんだなあ。
改めまして、はじめまして
そして、ありがとう舌骨。
(もちろん他の骨たちも)
(この話、水曜に続きます)
*そもそも、なぜ言語聴覚士を目指すことにしたのか。
長い長い理由はこちらをご覧くださいませ。
*オバ専キャラクターを描いてくれたのは
籔内美和(やぶうちみわ)
1978年大分生まれ、香川育ち、東京在住。
オフィス★イサナのデザイナー兼イラストレーター。
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れいこ
職業訓練に通っています。いつも励まされています!お体にはくれぐれもお気をつけて、無事ご卒業されますように!私も今から勉強続行です。大変さは負けますが、発達障害持ちでついていくのはしんどいです。勉強や人間関係、自分の特性など振り回されっぱなしです。これからものぞかせてくださいね。
Comet Post author
れいこさん
ありがとうございます! 勉強って本当に大変だけど、いくつになっても新しいことを知るのは楽しいですよね(^ ^)
職業訓練は、専門学校とはまた別の難しさがあるのだと思いますが、一緒にがんばりましょー♪