「あとから入る」と「元からいる」が適度に気をつかいながら、いい場所にする。
メルマガ体験スタッフが加わりにぎやかになったウェブマガジン「どうする?Over40」(略してオバフォー)。
このオバフォーに限らず、どんな組織でも(会社でも、サークルでも、地域の会でも、嫁入り先でも)「あとから入る」のは大変です。なんとなく守らなきゃならないルールがあるような気がするし、なんとなく歓迎される、もしくは嫌がられるふるまいがあるような気がする。まあ、いろいろ気をつかうわけです。
オバフォーのメルマガ体験スタッフのみなさんも、すごくリラックスしているように見えて、その実、観察したり、喜んだり、がっかりしたり、幻滅したり、分析したり…いろいろな感情を味わっているんだろうなあと思います。たかが遊び(しかも、毎日更新するという面倒くさいことで遊ぶ)のグループでも、そんな具合に「慣れるまではやっぱり大変」なんです。
「元からいる」人間として、わたし自身もそれなりに気をつかっていますよ。他の「元からいるメンバー」もきっとそうなんじゃないかなあ。新しい風が吹くと、何かが変わるし、その変化は、かすかに心を揺らします。
わたしは、「わたしも、そんなに全体が見えているわけじゃないんですよー」ということがちゃんと伝わっているかを気にしています。一応、部活の部長さんみたいな立場なので、できることを判断したり、段取りをお願いしたりはしますが、でも、「いや、ほんと、そんなに全体が見えているわけじゃないんです」ということがちゃんと伝わっているか。
オバフォーは、できれば「へえ、こんな役割の人もいるんだなあ!」ということが面白みになる場所になりたいです。サクサク物事を進める人ばかりじゃなくていい。「ここで、この活躍はできないなあ」と思ったら、「いざというときのランチ予約」担当でもいいし、「安物買いの銭失い」担当でもいいし。なんていうのかなあ。自分のキャラやできることに「看板を立てる」ことができれば、それでいいんです。看板は、何度も書き換えていいし、複数あってもいいし、途中はちょっと降ろしてもいい。看板を立てれば、だれかが見る。質問がくる。注文もくるかもしれない。「安物買いの失敗については、あの人に聞こう!」とか。
そんな工夫が、楽しみながらできる場所でありたい。自閉しないために。わたしも、この場所で、そのトレーニングを日々、していきたいです。
今日は、月に一度のKEIKOさんの「デコボコな日常」が更新されています。テーマは、視覚障害者には席を譲った方がいいの?