『オバフォー祭りin東京』レポート: 小料理ミカス
東京は恐ろしい街だよ。
駅から5分のはずなのに、建物が多過ぎて見渡せず(これ、田舎者特有の感覚ね)、
どっちがどっちだかわかりゃあしない。
そりゃあ、智恵子も「東京には空がない」って嘆くわ。
頼りのGoogleマップ師匠は、最近リニューアルなさったのか
訳のわからない道案内手法を繰り出すもんで
目的地は目と鼻の先のはずなのに一向にたどり着けない。
挙句には「UBER(タクシー配車サービス)を使いますか?」などと聞いてくる。
使うか!!
と、路地の奥から聞こえる天使の笑い声。
ほぉら、耳を澄ましてみて。
どこかでたくさんの天使が集まっておしゃべりを楽しんでいるようね。うふふふ。
その声に引かれるように歩を進めたその先にあったのが、カフェ ビアンコでした。
<The 喫茶店のビアンコさん>
10月16日(日)は『オバフォー祭り in 東京』でした。
オバフォーのメンバー、寄稿者の皆さん、そして読者の方々が一堂に会するという
なかなか贅沢なこのイベント。
メンバーの間でたくさんのメールを交換しながら打ち合わせをし、
寄稿者の皆さんに色々なお願い、ご相談をし、やっと開催にこぎつけました。
祭りの前半は、「婚活と結婚、恋愛」「おしゃれ会議室」「老いた人との暮らし」の3つのテーマで
「いどばた。」トーク。
私ミカスも「老いた人との暮らし」でお話しをしました。
(進行表に『老いた人・Comet、つまみ、ミカス』と書いてあったのには笑った)
トークの内容はいずれどなたかが上手にまとめてくださると思いますが(丸投げ)、
皆、それぞれのトークにうなずき、驚き、笑い、考えさせられ・・・。
おそらく参加者の皆さんの多くが帰りの電車の中でそれぞれのテーマについて
しみじみと考えながら帰路に就かれたことと思います。
そしてトークが終わり、皆さんが歓談を楽しまれる中、
私ミカスはビアンコさんの厨房に入らせていただきました。
小料理ミカス開店です!
Cometさんやはらぷさん、小関祥子さんなどなどの心強いサポート陣と、
きりりと着物を着こなしたデキるチーママ由美子さんに支えられ、
ひたすらワンタンを揚げましたよ~。
そうそう、祭りメニューはすべてこの「今日の料理昨日の料理」でご紹介したものでした。
『ピーナッツバタージェリーサンド』
本当に簡単なおやつレベルのメニューでしたが、皆さん優しくて、
「美味しい、美味しい」と言ってくださったのが本当にうれしかった。
ほめられて伸びる子なんです。
カウンターの中で調理をしている時、Cometさんがしみじみと言いました。
「みんなが食べてる姿をこうしてカウンターの中から眺めるっていいねぇ」
そうなんです、私もちょっと感動してました。
調理の合間にふと手を止めて客席を眺める。
みんな楽しそうに笑って、喋って、食べてる。
カフェ・ビアンコのママさん(とっても魅力的な方!)が
このお仕事を続けている理由がわかったような気がしました。
「とにかくたくさん食べていきな!しっかり食べてりゃ大抵のことは大丈夫!」が口癖の
定食屋のおばちゃんになりたいなぁ。
求む、口は出さずに金を出す出資者!
それにしても、「老いた人との暮らし」のトーク後、
「私も介護しています」と声をかけてくださった方がたくさんいたのには驚きました。
皆さん頑張っているんですね。
今はまだという方でも、親御さんや連れ合いさん、ご自分の先々が心配な方も
いらっしゃることでしょう。
本当の本音を吐き出すことは、そんなに簡単なことではありません。
介護を不安に感じたり、辛いと思ったり、もう解放してくれよ!って思ってしまうことも、
すべてを吐き出すことは本当に難しい。
吐き出したら相手にどう思われるだろう?って怖くなるよね。
優しくなれない嫌なヤツ!って自分が嫌いになっちゃうかもしれないよね。
わかります。
私がそうだから。
大丈夫。
みんな同じだから。
だから、せめて自分には優しくいましょう。
「抱えきれない痛みは 抱えなくて別にいい」と、高橋優も言ってます。
『オバフォーであれ』
お休みの大切な時間を割いて足を運んでくださった読者の皆さん、寄稿者の皆さん、
本当にありがとうございました。
お会いできたことが大きな刺激と力になりました。
こんなにすごいイベントを、すばらしい手際の良さで作り上げてくれたメンバーには
心からの感謝と、大した力にもなれなかったお詫びを。
本当に尊敬します。
そして、今回お会いできなかった皆さん、いつかお会いしましょう。
楽しみにしています。
ミカスでした。
『カフェ ビアンコ』
お近くの方、昔ながらの喫茶店がお好きな方はぜひ!
クリ
まさかの『オバフォーであれ』にニンマリ😄
今回はちょうど西日本にいる友人を訪れる予定だったため参加できず残念でした。次回はぜひともお邪魔したいです。
ミカス Post author
クリさん
私、時々この歌を聞いて泣きます。
次回祭りが開催される時は、ぜひ参加してくださいね!
爽子
ミカスさん、いっぱいいただきました。
美味しかったです。
kokomo
ミカスさんのお話聞きたかった、ミカスさんの鮮やかな料理手さばき見たかった、ミカスさんの料理食べたかった、生ミカスさんに会いたかった。いつかきっと!
ミカス Post author
爽子さん
お粗末さまでございました。
ありがとうございます。
ミカス Post author
kokomoさん
生ミカスは会わぬが花かもしれませんぞ。
いつか機会があればぜひ!
mikity
ミカスさん、
お料理大変美味しゅうございました。
小料理屋ミカスぜひともやって頂きたい!
日本中のオバフォーの癒やし空間になりそう。
私もビール運びくらいならお手伝いに馳せ参じます!
ミカス Post author
mikityさん
ありがとうございます!
では、mikityさんには接客をお願いします。
お給料は後でゆっくりご相談。
ああ、小料理ミカス。本気でメニューを考えちゃうなぁ。
Naomi
ご馳走さまでございましたー(๑´∀`๑) 美味しいお料理にビールも進みまして、2缶も飲んじゃったよ(笑)
ミカスさんのトークを心に綴じ込んで、実家の母に電話したりしましたが、何となく…自然に優しく接することができたような気がします(完全当社比ですけど)
その後の戻られたお母様のご機嫌が気掛かりではございますが (^-^;
ともかく兎も角、楽しかった!お会いできて良かった!ありがとうございました。
いまねえ
カフェビアンコのキッチンから何やら良いにおいが漂うので
思わずカウンターにひっついてミカスママの動きを眺めていました。
祥子さん、はらぷさん、Cometさんのお手伝い姿に見ほれ
タワー化して積み上げられるピーナッツジャムサンドに
ケーキカットならぬサンドイッチカットだなとか
無敵の小粋なママぶり由美子さんのお着物姿にタスキを
贈呈したいなとか、とりとめなく思っていました。
お母さんの夕食の支度を心待ちに眺める子ども気分ですね。
はんぺんサラダに「これはなんだろ???・・豆腐かな?」
と言われていた方がいらしたので
思わずこれははんぺんですよ、美味しんですよ、
と解説しちゃった。。
おうちで食べる料理を外の空間で食べる、
おそとの空気で、誰かと一緒に食べる、
良いもんだなと思います。
ありがとうございました。
ミカス Post author
Naomiさん
こちらこそ色々ありがとうございました。
帰りの駅でちょっとだけお話しできたのも嬉しかったです。
照れなのか、身内だからいいだろうという思いからか、親にはちょっとつっけんどんになってしまいますね。優しくなれたNaomiさん、ステキ。
私もお会いできて良かったです。
これからもよろしくお願いします。
あ、母は思いのほか機嫌良く帰ってきました。
これからも行ってくれるといいのですが。
ミカス Post author
いまねえさん
ああ、嬉しい言葉をありがとうございます。
不器用な小料理屋ママは、チーママを始めとする優秀な「チーム小料理」のおかげであの場を乗り越えることができました。
食べることを楽しんでいただけたなら何よりです。
解説もしていただき、本当にありがとうございます。
ああ、頑張ろう!
まぁ
ミカスさん、こんばんは。
日曜はおご馳走様でした。
普段使ってらっしゃるキッチンとは勝手が違うはずなのに手際良く次々とお料理が仕上がり
「チーム小料理屋」の皆さんの連携も素晴らしく見惚れてました。
あぁ、小料理屋ミカスが、近くにあれば絶対常連客になるのに!
美味しいお料理、素敵な時間をありがとうございました。
いまねえ
ちょっと思いついて絵をかきました、
素人のお絵かきですが感謝の気持ちで。。
うまくアップロードできるかしら??
ミカス Post author
まぁさん
こちらこそ、お粗末さまでした。
チーム小料理屋の連携は本当に心強いものでした。
私だけだったら確実にパニックです。
万一お店をオープンする際は、ぜひ冷やかしに来てください。
ミカス Post author
いまねえさん
うわぁ!
ありがとうございます‼︎
これは嬉しい!