わたしをライブに連れてって♪
おだやかな時間
美術館でのライブにいってきました。
はじめてママ友を誘ってのライブにいってきました。
昔からの友人以外を自分からライブに誘うのは2回目。
当時、仲良くなりたての子が「ライブにいってみたい」というので、友だちが主催するイベントに誘ったところ、たしか、スカパンクのイベントだったため、モッシュありの激しいもので、呆然と立ちつくす友だちの手を取り、早々に帰ってきたという苦い思い出が・・・。
正直、自分だって手一杯の中、だれかを誘うというのはかなりのハードルです。
「楽しくなかったら悪いな」とか「変な服装できたらどうしよう」「変な趣味だと思われたら」とか相手を思いやるようでいて、自分のプライドも気になるような、いつも以上に変なドキドキ感。
今回は美術館でのコンサート。美術館で昼間だし、「母の日イベント」と銘打っているんだから来場者も自分と同じ「母親」層であろう。そして、アーティストの雰囲気からして、気負わず、さらっとその場を楽しめるはず。
思い切って、誘ったところ、
「わたしもそのイベント気になってたんです」との返事。
すてきな音楽を聴いたあと、お互いに、こんなものが好きだとか、こういうこと考えてるとか、いつもの世間話を一歩超えた話をすることができて、帰り道、なんだか思わず鼻歌がでてしまうような気分でした。
行ってきたのは「ticomoon」というアーティスト
好きなものが違うから友達になれないわけじゃないし、みんなそれぞれ違うから一緒にいるのが楽しいんだけど、大人になって言葉の齟齬が気にならずに話せるような友だちを作ることって難しい。
若いときと違って、 みんな大人になり、多かれ少なかれ、「自分」よりも「TPO」をわきまえます。だから、いつも服装、いつも話してることではその人のであって、その人でなく。
でも、車に乗せてもらったときやお家でちらっと目にしたCDのジャケットで、音楽の趣味が近いと、もしかして、好きな雰囲気や嫌だなと感じる線が似てるのかな??と少しうれしくなります。
空気と言葉を選びつつ進めている大人の人間関係の中で、一線を飛び越えるのはなかなか勇気がいりますよね。
男女関係以上に。