第19回 ゲゲゲの鬼太郎/BEM
スターダストレビューの新曲『うしみつジャンボリー』をラジオで聞き、愕然としました。 スタ★レビが『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディング曲を歌う衝撃! サンバディウェイッフォユ~♪と、いまだに『夢伝説』を口ずさんでいる私は、これをどう受け止めればいいですか?(汗)
初回放送をリアルタイム視聴していた層を、再びテレビの前に呼び寄せ、老いらくのアニメへと誘うため?それとも、子供向けアニメを同時視聴する祖父母層として、私世代がいよいよターゲットに入ってきたってこと?
20年ほど前に放送開始した『おじゃる丸』。北島三郎が歌うオープニング曲『詠人』を聞いたときには、斬新だわね!とは思ったけれど、今回のような気持ちにはならなかった。要は、さぶちゃんは同世代ではなかったんですね。
初回放送開始50周年記念として昨年から始まった『ゲゲゲの鬼太郎』、今、第6期です。(大人向けの『墓場鬼太郎』を合わせると7シリーズ!)
光があれば闇がある。悪を懲らしめ、闇に飲み込まれんとするものを救済する鬼太郎は、いつの時代も鉄板のコンテンツなのでしょう。シリーズごとに声優が違うのですが、全然違和感がないのが不思議です。鬼太郎・目玉のおやじ・ねずみ男・猫娘はユニットなんですね。次の放映は久しぶりに、水木しげるの故郷「境港」が舞台らしいですよ!
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『妖怪人間ベム』が現代によみがえりました。1968年の放送開始から、こちらも何度かリメイクされていますね。実写版もありました。今回は完全新作のリブートとのこと。アニメ制作はランドックスタジオ。
第1回を放送したところですが、まあクールなこと! 椎名林檎が作ったオープニング曲で、さらにスタイリッシュに。深夜放送ながら、初回、血はほとんど出ませんでした。私にはこれ、大事です。
CGによる変身シーンは、なるほどね!と、見ていて嬉しい。描き込まれた大都会の背景が、エモーショナル。人間になりたいベム・ベラ、そうでもないベロ。それぞれのキャラクターが興味深く、脇に人間の刑事キャラクターを配して、面白い展開になりそうです。初回で設定を明確に出しており、これは続けて見ようと思いました。
今夏は、妖怪アニメで涼んでみてはいかがでしょうか。
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アイキャッチ画像と動画は当該作品の公式HPより