Posted on 2023年8月22日 by ミカス

自分の機嫌:ぶたなすそうめん

お暑うございます。

日に何度「暑い」という言葉を使うでしょう。
言ったところでどうにもならないのはわかっているのに「言うまいと思えど今日の暑さかな」です。

皆さんはどんなお盆を過ごされましたか?
私は妹とお墓参りに行った以外は至って普通の毎日でした。
普通だったのですが、ただひとつだけ、ちょっと普通じゃないことが…。
左のお尻から股関節にかけて、以前にも抱いたことがあるような違和感。そう、坐骨神経痛です。
座っていると何でもないのですが、歩き出すと痛みのような、痺れのような、何かが上手くはまっていないようなイライラ感が走ります。

最初に坐骨神経痛を発症したのはいつ頃だったかしら、と「ミカ料」の記事を遡ってみましたが、それを見つける前に「膝を痛めました」だの「坐骨が再発しました」だの、出るわ、出るわ。満身創痍です。お前はどこまでポンコツなのだ?と、おのれの双肩を揺さぶってやりたい衝動にすら駆られます。

よく「自分の機嫌は自分で取る」という言葉を耳にします。自分の気持ちをコントロールできるって素敵なことですし、憧れます。私もpodcastなどで「自分の機嫌くらい自分でなんとかしなきゃ」てなことを口にしたかもしれません。でも、そう思えるのって機嫌のいい時だけだよなぁと、最近つくづく思うのです。
体や心のどこかに痛みがある時に、それを押してでも自分をご機嫌にしようというのは結構大変。
「誰か、私の機嫌を取ってくれよぉ～」なんて思ってしまいます。

ああ、突然西島秀俊がやってきて、「何もしなくていいよ」と全ての家事をやってくれたり、礒村勇斗が豪華なランチに誘ってくれたり、ジョセフ・ゴードン・レヴィットかベン・ウィショーがプライベートジェットで私をさらってくれたりしないものだろうか。そんなイケメンたちに機嫌を取られた、ちょっと斜めだった私のそれもしゃっきり真っすぐになるのに。
なんてね。
そんな妄想も、結局は自分で自分の機嫌を取る手段のひとつなのかもしれません。

幸い、今のところ坐骨神経痛は前回ほどひどくはなく、歩くことも立つこともできていますが、やっぱりこの違和感と、そして何度も言うけどこの暑さは私のやる気を削ぎます。献立を考えるのも億劫で、つい「昼は素麺」となりがちなのですが、毎日真っ白な麺ばかり食べるのもなぁと悩む昨今。ふと思い立ってこんな素麺にしてみました。

ぶたなすそうめん

• 茄子を食べやすい大きさに切り、水に浸けておきます。
• 豚バラ肉は5センチにカットします。
• フライパンに油を引いて火にかけ、水を切った茄子を加えます。
  茄子があっという間に油を吸ってしまいますが、慌てて油を継ぎ足さないように。中火で焦げ過ぎないように炒めていると茄子から油がにじみ出てきます。それでも足りないようなら少し油を足して下さい。
• 茄子が柔らかくなってきたら豚肉を加えてさらに炒めます。
• 豚肉に火が通ったら麺つゆを加えて汁気がなくなるまで炒め、火を止めて下さい。
• 素麺を茹でます。パッケージに表記されている分数だけ茹でたら、ざるに取って水で粗熱を取り、その後流水でしっかりと揉み洗いをして下さい。
• よく水を切った素麺をお皿に盛りつけ、その上に豚肉と茄子を乗せたら出来上がりです。
  写真のようにアボカドを乗せても美味しいですよ。
  
  

前回の記事にコメントを下さった皆さん、ありがとうございます!
グリルパン&魚焼きグリルの技、オーブン料理、手作りの「だし」、焼肉とごはん、そして味噌玉。
本当に本当に助かりました。
暑くても楽に作れる料理、まだまだ募集しています!

ミカスでした。

Tweet