小さな勇気を出して、少しずつ世界を広げていきたい。
こんにちは、カリーナです。
先週の日曜日にエアコンを買い替えた後、しばらく試し運転と称して部屋を冷やしていたことが信じられないような寒さ!「毛布」とか「ニット」とか「ストール」とか「ひざ掛け」とか「パッチ」とか、そういう、ついこの間まで想像もしていなかったものが急激に台頭してまいりました。
早いよ。
パレスチナとイスラエルが戦争状態になったり、小笠原諸島などに津波情報が出たりと…ニュースも「世界も自然も(自分を)待ってくれない」ことを告げています。不安が、かきたてられますねえ。
そんななか、わたしは、こちらの記事に書いた文学学校の入学式に出席してまいりました。
入学式に実際に参加した人は、そんなに多くなかったけれど、配布された資料を見たら新入生は、20歳から82歳まで。
すてきな年齢差だ。
いろんな人がいました。話が上手でおもしろい人もいれば、訥々と語る人もいました。わたしも少なからず自分語りをして、その自分語りに多少の「自慢めいたもの」が入ったりして、でも、それでいいと思いました。
人は最初からフランクに、オープンマインドになれるのではなく、多少の様子伺いや牽制があって、その体験を家に持ち帰ってちょっと自己嫌悪に陥ったり、反対に満足したりして、ビミョーに軌道修正してまた集って、少しずつ少しずつ互いを理解していく。
ものすごく久しぶりに見知らぬ人たちの中に入っていってよかった。それだけで自分が客観視できました。これから、今まで出会ったことのないタイプの人と話したり、その人の書いたものを読んだり、意見を聞いたりするのが楽しみです。
「黒ヤギ通信」のゆみるさんと、このオバフォー上での連載を前提にメールのやりとりをしているのですが、ゆみるさんがこんなことを書いていました。ある講座に参加したとき、講師の先生がこんなことを言っていたのだとか。
「(中略)もし興味があるなら現在活動中のボランティアグループに参加することをお勧めします。すでに活動しているグループに参加することで活動のノウハウを学ぶことが出来る事。そして他人のために何かをしようと考える人は、体力的にも精神的にも余裕のある人達なので悪意のある人が少ないから。」
それで実際にあるボランティア養成講座に参加してみたら、「皆さんは本当に善男善女」だと。
いい話だなあと思いました。
夫を亡くした喪失感と悲しみを抱えながら、仕事をしつつ将来を見据えて、自分の関心と具体的な行動を結びつけていく姿勢、本当にすばらしい。教えられることばかりです。
わたしも、小さな勇気を出して、少しずつ世界を広げたいと思います。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びにきてください。待ってます。