理想(妄想)と現実
早いものでもう年が明けて1月経ち2月になりました。最近は春と秋が短いからすぐに夏がやってくるかも(笑)・・・
先月の終わりにマメオ君は無事に62歳の誕生日を迎えました!
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また先月はオバファーのzoom新年会にも参加できて皆様からパワーをいただきました。すぐそばにマメオ君がいたので自己紹介以外はひたすら皆様のお話しを楽しく聞いていました。そしてさらにうれしかったことが・・・前々から植松さんはどんな方なのだろうと思っておりましたので画面越しですが生?植松さんのお話しを聞けたのも楽しかったです。コラムの描写が面白い。歳も同じなので「いつまで働くか?」のかという問いかけ、予定もないけど早く孫を抱きたいというお話しを聞いて「わー同じ」と勝手に喜んでおりました(笑) zoomは少し早めに抜けましたが貴重な時間をすごせました。
さて本当にいつまで働くのか?これは本当に人によって違うと思いますし、雇用形態によっても考え方はそれぞれですよね。
わたしが中学校のころの理想(妄想)は将来はコピーライターか雑誌の編集者、好きな教科が国語くらいだったからか漠然とそう思いかっこいい働く女性像を思い描いていました。がその後高校に進学してからは成績に伸び悩み進学で父親と意見があわなかったので大学へ行かずに就職する。当時は高卒でも大手企業の事務職に就職することができた。ちょうどバブルのころで仕事は忙しかったが給料は順調に上がっていくし取引先との会食では美味しいものもいっぱい食べた。この頃の理想(妄想)は25歳までに結婚して退職。普通?の結婚生活をして60歳ころには子供たちも成人して自分の好きなことをしているだろうな・・・などと思っていた。
こう思っていたことが理想なのか?妄想なのか?その違いを調べると色々な説がありますがそのことに向かっていくのが理想、思うだけで行動が伴わないのが妄想という説がありました。
そう思うとわたしの場合これらのことは妄想であったと思います。どちらも漠然とそうあったらいいなと思っただけでこれといった努力もしなかったので・・・妄想と思えば現実とのギャップも素直に受け入れられます(笑)
現実は全然違った。27歳で同じ職場の年下男性と結婚。二人の娘にも恵まれたがバブルも崩壊し転勤したことも原因で離婚。この先どうするか悩んでいる時はすごく辛かったけど、離婚した後は案外楽しいこともいっぱいあった。
再婚して今度こそ夫婦で楽しく過ごそうと思った矢先にマメオ君が倒れた時はもう何が何だかわからず必死になっていた。こんなことになるとは思わなかったし周りからも「大変」「無理しないで」とか言われたけど今はそれなりに自分で楽しいことも見つけて過ごしています。
理想に向かって突き進んでいたのではなく勝手に色々と妄想していただけなのかも?と思って案外素直に現実を受け止めてもがいて、そこからどうやって楽しく生きるかを考えて過ごしているのが今のわたしなのかもしれない。最近、そんな自分も悪くないなと思えるようになってきました。
理想と違いすぎたのは実家の母、先日なんとか救急搬送先の病院から退院してそのまま施設(介護付き有料老人ホーム)に入所しました。母の思い描いていた晩年とは想定外のことでした。
このお話は次回に・・・