「予期せぬこと」のよろこびは、コツコツやっているとやってくる。
先週の火曜日、わたしのブログに「ママ友に思う。「好き嫌い」については優柔不断でいい」という記事を書きました。
ブログ上では、とりたてて目立った反応はなかったのですが、翌日、仕事から帰って深夜、ツイッターを開いたら「リツイートが120以上、お気に入りが200以上」となっていて驚きました。ツイッターのアカウントを見てもらえばわかるように、いつもは、一桁、多くてもギリギリ2桁なんです。
ツイッターをやっていない方のためにごく簡単に説明すると、リツイートは、「他の人にも知らせる」こと、お気に入りは、「後で読めるように保存しておく」ことです。
子育て中のお母さんたちが人間関係で悩んでいることを改めて教えられたとともに「ああ。ブログやツイッターは『予期せぬこと』と出会える場だなあ」と感じました。長く続けているので、「こういう反響はたまたまのもの」とわかっていますが、やはり、多くの人に共感をもって読んでもらえるとうれしいものです。
「予期せぬこと」は、それから数日後の金曜日にもありました。このウェブマガジンで連載している「今日のこていれ」スピンオフ企画として大阪でトーク&レクチャーを開こうとしていることは前にも書いたと思います。
その会場に、ご挨拶と打ち合わせを兼ねて伺ったのですが、この場所に決まるまでの経緯も予期せぬことの連続だったので、初めての駅に降り立ち、初めての会場の前に立ち、初めての方にお会いすることになっていたのです。緊張しつつ、「ああ。いま、予期せぬことのなかにいるなあ!」と高揚しました。
今日と明日は、小関祥子さんの「最近、映画見た?」が2日連続で公開されます。これも、金曜日にひょっこりと届いた原稿で、「予期せぬよろこび」を味わいました。明日は特に公開中の映画も紹介されているので、お楽しみくださいね。
そういうわけで、わたしにとってこのウェブマガジンやツイッターは「予期せぬこと」と出会わせてくれる「びっくり箱」です。驚いたり、うれしかったりとドキドキさせてもらえる分、自分自身は、淡々とコツコツと「自分にできること」を見つめて継続したいと思っています。