「続いた」ということは、衝撃や余波を均す(ならす)ことができたということ。
「どうする?オバフォー」は、不定期にメールマガジンも配信しているんです。そこで昨日の夕方、最新号を作りました。前の号から2カ月も経っていたことにびっくり。いや、落ち着いて考えたら、それぐらい経っているのはわかるんですけど、でも、はやいです。ちょっと油断したら、すぐに「もう何年も配信されていないメルマガ」になってしまうんですねえ。
年をとるごとに、「続けている人」への尊敬が深まります。お店でも、人でも、「続けている人」は、いつも「同じような顔」をしていることが多いけど、だからといって「同じような状態」が続いているはずはありません。
お店だったら、モノの値段が変わり、仕入先が変わり、お客さんが変わり、従業員やアルバイトが変わり、家族が変わり、自分のやる気が変わり、健康状態も変わったでしょう。でも、「同じ顔」をしてお店が続いている。すごいな。多少、小汚い店になったっていい。そこにお客さんが足を運びつづけてくれるのもすごい。
「続け方」にもいろいろあって「ずっと同じかたちで続ける」場合もあれば、「変わり続けながら続ける」場合もあるでしょう。「続けたくて続く」場合もあれば、「なんとなく続いてしまった」場合もあるかも。
それでも、
「続いた」ということは、あらゆる人生の波をかぶりながらも、
その衝撃や余波を均す(ならす)ことができた、ということ。
この「均す」という、傍からは見えにくい静かな力技にグッときます。多くの先人たちの営みは、この静かな力技の連続だったのだと思うと人間の底力ってすごいなと思います。
わたしも「均し」ながら、続けていきたいなあ。ときには、力いっぱい、ときには手をぬいて。できるかなあ。できたらいいなあ。
メルマガ最新号のテーマは、教えて!あなたの「今日の鼻歌」。ついつい口ずさんでいる歌って何?です。「鼻歌」も、わたしたちを不意打ちするさまざまな荒波を「均す」ための知恵かも。「はなうた」というネーミングもかわいくて愛らしいですね。
メルマガは明日火曜日10時配信します。「鼻歌」とあなどるなかれ。メルマガにしてみたら、なかなかに濃くて面白い内容になりました。ノスタルジーも満載。
前号の「親ってどうなの?娘ってどうなの?嫁ってどうなの?どうすりゃいいの?」にいただいた読者の方のメールも紹介しています。こちらも深い。
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今週も「どうする?Over40」、続いています。
時間のあるときに、遊びにきてくださいね。