春。「いい出会い」を祈る以上に、「いい関係」を作れるようにと祈る。
こんにちは。カリーナです。
昨年9月に脳内出血で倒れた夫は、急性期病院から回復リハビリ病院を経て明日、再び転院します。「パラダイス病院」と呼んできた回復リハビリ病院も今日を含めてあと2日!お名残り惜しや!約4か月の間、一度もイヤな思いをしなかった。患者にも、家族にも優しい、すばらしい病院でした。ふえーん。出ていきたくないよー。
このひと月、私たちの転院後のことを考えてハンドマッサージャーを使った手足の筋肉を緩め方や口腔ケアの方法を理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々に教えてもらいました。夫は、自分ではまったく体を動かすことができないので、どんどん硬くなるのです。
手のマッサージもなかなかに力が要りますが、脚のマッサージはさらに大変。吉田さんは、どうすれば、わたしのような小柄な女性にも腰を痛めることなくできるか、細かいところまで工夫して教えてくださいました。
先週は、車いすに移乗させる方法も実地レッスン。もうすぐ戻る娘と二人で車いすに移乗させることができれば、転院先の病院にある屋上庭園やロビーで開かれる音楽イベントにいつでも夫を連れていくことができるからです。しかし、夫はデカくて、硬い!吉田さんには、「看護師さんにお願いして3人でやったほうがいいですよ」とアドバイスされました。確かに。
そうなのです。次の病院での課題も、「医療スタッフのみなさんといい関係を作る」こと。特に看護師さんとの関係づくりを丁寧に行うこと。
パラダイス病院はストレスなく過ごせたけれど、その前の急性期病院はみなさんあまりにも忙しそうで声をかけにくかったんですよね。だから、次もちょっと不安です。看護師さんの数があまり多くないと思うだけに不安…。
いや。いたずらに不安を募らせるのはやめよう。
転院先は、家族参加型の療養を謳う珍しい病院で、最初に週に何度来れるか、何時間程度いられるか、どんな介護・看護ができるか(オムツ交換から胃ろうの栄養注入までできるものをチェック)を書き込みました。そのコンセプト通りに看護師さんたちと協力して夫のケアができることを信じる。
多少の困難はあっても焦らず、丁寧に、ゆっくりと関係を作ろう。
パラダイス病院は、高級住宅地にあり、おしゃれなレストランやお店が立ち並びますが、明日からの病院は庶民的な商店街が広がる活気のある街。駅を降りると、おいしそうな総菜屋さんや野菜が山盛りの八百屋さんなどが軒を連ねています。街からもパワーをもらえそうです。
新しい場所での新しい人たちとの出会い。いい人たちが待っていますように、と祈るよりも、いい関係を作れますように、と祈ろう。そのために、わたし自身が努力できますように!
春。わたしも希望をもって前に進みます。
オバフォーは、今週もコツコツと更新します。今日は、ゆみるさんの黒ヤギ通信が更新されています。ああ、ほんとに!毎日が猫の日が長く続きますように!
カレー記念日、よもじ猫、どちらも投稿お待ちしています。きがーるに投稿ください。カレー記念日は、その週にCometさんが振り返るので楽しみ倍増です♪