「娘に相談されたらどう答える?」と自分のことを考えてみたら。
こんにちは。カリーナです。
昨日は、こちらに「回復を信じるふりをしなくても 『愛情』や『友情』は成立する」という文章を書きました。
そのなかに、「わたしの夫は、緩慢な死の待機期間にいる」と初めて書いたことで、自分自身さえ「回復を信じるそぶり」をしようとしていたことに気づきました。
わたしの夫は、9月1日に脳内出血で倒れ、救命目的の手術を受け、今に至ります。遷延性意識障害(かつては植物状態と言われていました)の確定診断を受け、療養型病院に転院して2カ月が過ぎたところです。
病院に行くと顔を拭き、頭皮を拭き、マウスピースをはずして口の中をきれいにして保湿し、口腔マッサージをし、痰の吸引をし、マッサージ器を使って手足をほぐして関節が固まるのを防ぎます。
本当は、毎日、車椅子に乗せたいのですが、一人では難しく、そこがもどかしいところです。
病院からの帰り道、「わたしは何をしているのだろう」と思います。自分にできることが少なく、どうしても無力感がついてまわるんですね。そこで、先日、もし、(わたしの立場にいると仮定した)娘に相談されたら、どう答えるだろうか?と考えてみました。
「母さん、わたし、どうすればいい?」とわたしの立場にいる娘に聞かれたとしたら?
「病院に通えばいい。ひたすら、それを続けること」
答えは、意外にもすぐ出てきました。不思議。自分のこと、として考えていたら堂々巡りだったのに!
緩慢な死の待機期間にある夫に、過剰な期待をせず、しかし、手を抜かずに付き合っていこう。なにか、ひとつ、腹に落ちたような気がしています。
連休明け一発目の記事が重いタッチではじまりましたが、この記事、案外内容は深いよ(笑)!心の止めておいて損はなし!
オバフォーは、今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びにきてくださいね。「カレー記念日 今週のおかわり」は読みましたか?わたしも「カレーのあいがけ」、体験しました。カレー短歌の投稿、待ってます! よもじ猫も、いどばたも、よろしく!
アメちゃん
私も父が入院してる間、洗濯物を持って帰ったり以外は、
側で読書しながら、時々父が話しかけてくるのに応えたりするぐらいだったなぁ。
あとは、熱のあるときにおでこに濡れタオルをのっけてあげたりとか。
姉なんか、入院してすぐの頃
ヘルパーさんのオムツ交換を手伝いそうになってたので
それを制したほどです。
リハビリもオムツ交換も痰の吸引も、なにもかも病院側におまかせして
正直、私は精神的に楽でした。
hana
こんなこと書くのはどうかとも思いましたが・・・実はカリーナさんのことがうらやましいです。
私のオットは突然死で、私の留守中に亡くなっていたので、カリーナさんのようにご主人のお世話をしたり、感謝の気持ちを伝えたり、なんでこんなことさせるのよって恨みつらみをぶちまけたりする時間がありませんでした。私は遺影の写真にしかぶちまけることが出来ません。
どうぞ、心ゆくまでご主人に気持ちをぶちまけてください。たとえ反応がなくても聞こえてるって言いますもんね、理解してるって。反応が出来ないだけで全部受け止めて下さってますよ。うらやましいなぁ~
※オットが先に行ってからすでに8年経ちますが、まだまだ立ち直れてなくて、こんなこと書いて、すみません。