渓谷散策路を歩いて思った。やっぱり、靴だ。靴が「一寸先」を闇から救う。
こんにちは、カリーナです。
土曜日、犬のスーを連れて娘と「京都府立るり渓自然公園」に行ってきました。るり渓は、園部川が高原の斜面を侵食してできた長さ4キロメートルの渓谷。広葉樹の木漏れ日が川の水面に映り、滝あり、亀や虎に似た奇岩あり、清涼で変化に富んだ景色がとても美しいところでした。(「明治38年にこの地に遊んだ当時の船井郡長があまりの美しさに感動して「琉瑠渓」と命名したことにより、一躍有名になりました」とのこと。それが少しも大げさに感じられないすばらしさ)
行きは、4キロの散策路。もちろん舗装道路ではなく、「歩けるように工夫された山道」です。帰りは、その道を戻ることもできますが、元気なスーを連れて湿って滑りやすい山道を下りるなんて転倒必至。命知らずにもほどがある。というわけで最上流部の「通天湖」という人工湖から舗装された府道に出て45分ほどかけて下りました。
上って下りて約8キロ。
普段、スーとの散歩で毎日歩いている距離ではありますが、やはり上って下りると疲労がまったく違うもんですねえ。最後には、太ももとふくらはぎのあたりがプルプルと震えました。
しかし、あんなに膝が痛くて、泣きそうになりながらスーの散歩をしていた数年前を思うと、疲れはしたものの、どこも痛くなくてすごい。どこがどうして痛くなくなったのかよくわからないまま、よくなってるんだけど、なんだ、これ?
そして痛感したのが、やっぱり、靴は大事ってこと!
ナイキの(たぶん街歩き用)スニーカーを履いていったのですが、ちょっと心もとなかったです。濡れている斜面や湿った草が積もった石の上を歩くことが多いので、登山靴とはいわないまでも、もう少し滑りにくいほうがよかった。そしたら、もっと楽しめたんじゃないだろうか。滑ったり、転んだりしたら急転直下、悲劇になるから。一寸先は闇だから。
もう、靴がすべてを決めるといっても過言じゃない。
スーとの散歩もスニーカーの「はきやすさ」と「滑りにくさ」が安心安全の一丁目。
靴に妥協しない、を今後のモットーにしたい。
土曜日だというのに散策コースでは数人の人としか会いませんでした。そのうちの一組は、完璧な登山スタイル。あれぐらいでいいんだなあ。見るからに安心感。
遊歩道の入口あたりの旅館や店は、どこも営業しておらず、打ち捨てられた廃屋。中をのぞくと畳の向こうに風情のあるガラス窓。摺りガラスと透明ガラスの組み合わせと木の手すりがいい感じです。ガラス越しの緑って、どうしてあんなに美しいのでしょう。あの手すりに上半身を預けて、外を眺めてみたい!秋は絶景だと思う。
近くに温泉やキャンプ場もあり、「るり渓」のメインはこの自然公園以外のところにありそうです。…なんて言っているわたしも、夫が元気なころ何度か来たのに、この渓流散策コースは一度も歩いたことがありません。バーベキューばっかりしてたからだ!
そうそう。今回、お弁当にサンドイッチを3種類作ったんですが、初めてフルーツサンドを作ってみたんですよ。もうね。めっちゃ美味しかった!ひんやりしっとりのパンと生クリーム(コンデンスミルク入り)と甘酸っぱいいちご!いちごの季節には、必ず作ろうと思いました。
いちごがビミョーの整列していないところ、性格出てるねー ↓↓
オバフォーは、今週もコツコツ更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。
なっつぼん
こんにちは。
いつも楽しみに読ませて頂いています。
スーちゃんと渓谷を散策されたんですね。
本当に美しい場所ですね。近くに住んでいたら、是非行ってみたいです。
夏も涼しそう。
靴…今時はローカットの気軽に履ける登山靴がたくさんあるので、是非!
行動範囲、広がります!
フルーツサンド、パンとクリームとフルーツをこんなに綺麗にカットできていて、素晴らしいですよ🎵
カリーナ Post author
なっつぼんさん
コメントありがとうございます!
いつも読んでくださっているなんてすごくうれしいです。
そうなんですよー。私もわりに近くにこんなに美しい場所があるとは思いませんでした。
広葉樹の森なので涼やかでした。
登山靴、気軽なものがあるんですね!
いや、ほんと靴の重要性、痛感しました。
ぜひ探して見たいと思います。
フルーツサンド、基本的に雑な私でも割と簡単にできました(笑)
ほめてくださってうれしいです。舞いあがるーー❤