大事にするドクダミ、無視するドクダミ。
こんにちは、カリーナです。
ここ数年、幼なじみが庭に生えたドクダミや赤松を乾燥させてドサッと送ってくれるので、ありがたく、うれしくお茶にして飲んでいます。いろいろ効能があるんだろうけど、わたしが一番感じるのはお通じがよくなることでしょうか。
どくだみ茶、買ったら、いい値段しますよねえ。ほんとありがたい。
…と言いながら、スーの散歩のたびに、あちこちにわんさかと生えた「雑草」としてのドクダミを見て「草むしり、大変だな」と思いながら通り過ぎるわたし。
同じドクダミだが、片や「薬」、片や「雑草」。
こういうのなんていうんですか?ダブルスタンダート?
そこまで「ありがたい、ありがたい」と言うなら、友だちの労働(刈る+洗う+乾かす+梱包する+送る)に甘えず、自分から近所の「どくだみわんさかさん家(知らない人)」を突然、訪ね(雑草刈らせてください+そのかわり刈ったどくだみ、もらっていいですか+刈る+持ち帰る+洗う+乾かす+容器に詰める)をやればいいようなものの………って遠大な計画だ。できる気がしねえーーー!最初の「交渉」のハードルが高すぎる。
さらに刈ってはきたものの洗って乾燥させるのが面倒になりそう。パッと見、雑草だから。いや、普通に雑草でもあるのだから。ああ。やっぱり、友だち、あなたはすごい。ありがとう!!!
うちの周囲は、昔から山桃の木が多く、いま、公園や道路に熟した山桃の実がたくさん落ちているんです。
この山桃、もう亡くなった隣のご夫婦は、どこかの木から実を集めて山桃酒にしていました。思えば、どうやって収穫していたのでしょう。早朝や夜に行くのかな。どうやって高いところの実をとったのかな。
もう一人、近所の友だちは、街路樹のぎんなんを集めにいって、集めたはいいものの「ひどく、かぶれた」と言っていました。彼女は、かつては川沿いの枇杷の実をもいで、コンポートを作って分けてくれたこともありました。果物屋さんで売っている枇杷ほど甘くないから、酸味と甘みのバランスのいいコンポートはすごくおいしかったです。
彼女も、いつ枇杷の実をとったんだろうな。どうやって、それなりの量を収穫したのかな。
冒頭に書いたドクダミ茶を送ってくれる友だちは、自分で採取したワカメを乾燥させたものも送ってくれました。
わたしたちのなかにある、採集欲。
野生の力の一つなのか。
ちなみに、その幼なじみがちょっと体調を崩してごはんを作りたくないと聞いたので、無印のレトルト食品をネットで買ってドサッと送りました。通販力!
オバフォーは今週もコツコツと更新します。時間のあるときに遊びに来てください。待ってまーす。