Posted on by ミカス
ミカ料番外編:食べた!食べた!in Victoria #2
さて、はるばるVictoriaまで来たからには、ここでご飯を食べないわけには
いきません。
そう、私がVictoriaに住んでいた時の大家さんNinaのお宅。
去年も美味しいディナーをご馳走になりました。
Nancyに「ミカスはNinaの料理を食べるためにVictoriaに来るのよね」
と言われるほど、私のVictoria旅のメインイベントです。
今年のメインはビーフ。
「最近は肉を食べるこ機会もあまりないし、
量もそんなに食べないから、食べる時は飛び切り質のいいお肉にするの」
というNina。
スーパーではなく、お気に入りのお肉屋さんで仕入れるのだそうです。
ステーキ、ハーブマッシュポテト、グリルしたアスパラ、
レタスサラダ。
塩コショウをしただけのシンプルなものなのに、
お肉の質がいいからか、とても味わい深い。
牛肉って時に乳臭いというか、妙にくどいイメージがあって
豚や鶏ほどは食べないのですが、このお肉は嫌なクセが全くない。
この年でステーキなんて食べることはないだろうと思っていましたが
ぺろりと平らげちゃいました。
デザートは、庭で取れたルバーブで作ったパイとアイスクリーム。
どんな料理も本当に美味しく仕上げてしまうNina。
園芸の才能がある人のことを英語で「緑の親指を持っている」
と言いますが、彼女のような料理上手を形容する言葉あるのかしら?
「美味しい親指を持っている」とか?
Ninaは、遠く離れたヨーロッパに住んでいるお母さんのことや、
そのお母さんをちゃんと世話をしていると思われていた弟との間に起きた
裁判沙汰のことを、私は少しずつ変わってきた母の状態や
介護のことを話し合って
「年を取るって、本当に色々大変だよね」としみじみとした夜でした。