麻生さんの玉子焼き: カイゴ・デトックスのお知らせ
ついに『カイゴ・デトックス―黒い気持ちに黒く寄り添う』の全貌が明らかになりました。
早速参加お申込みを頂いた方、ありがとうございます。
迷っていらっしゃる方、定員がございますのでお早めに。
このイベント、もちろん介護する人をサポートするためのトークイベントというのがメインですが、もうひとつ、大きな目玉があります。
それは、ランチ。
だって『ミカ料』のスピンオフのようなイベントですもの、すきっ腹のまま皆さんをお帰しするわけにはいきません。
今回皆さんに楽しんでいただくのは、料理研究家・麻生要一郎さんのお弁当です。
実は、麻生さんのお弁当とは某イベントで出会いました。
<焼き魚、唐揚、玉子焼き…当日はどんなお弁当かな>
お洒落、インスタ映え、料理にさえそんなことが優先される昨今ですが、麻生さんのお弁当は、地味。
いわゆる茶色いお弁当です。
でも、本当の食いしん坊さんならおわかりですよね。
「茶色い弁当は美味い!」
美味しいんです、じんわりと。
私が一番感動したのが玉子焼きです。
実は麻生さんの玉子焼き、私の母の玉子焼きと同じ味なのです。
物忘れが進むにつれて台所に立つこともなくなった母。
いくら私が記憶をたどって味を再現しようとしても、玉子焼きばかりは「これだ」という味にはできずにいました。
それが、麻生さんの玉子焼きは見事に母と同じ味。
ちょっとだけ、泣きそうになりました。
そして、食べ終わった後、そこにいらした麻生さんに思わず声をかけてしまいました。
「母の玉子焼きと同じ味でした。ありがとうございます」
『カイゴ・デトックス』で何か美味しいものをお出ししようじゃないか、という話になった時、真っ先に麻生さんのお弁当が浮かびました。
きっと、私の味の記憶だけでなく、たくさんの皆さんの味の記憶を呼び起こすはず。
麻生さんのお弁当はそんなお弁当。
麻生さんのお弁当はお母さんのお弁当。
とてもお忙しい麻生さん。
それでもお一人でしっりとやっていらっしゃるので提供できるお弁当の数には限りがありますし、そのお弁当と出会える場にも限りがあります。
みんなで美味しいお弁当を食べて気持ちをリラックスさせて、
色々なことをざっくばらんに話し合いませんか?
そうそう、ちいさなおやつもご用意する予定です。
『カイゴ・デトックス』への参加申し込み、お待ちしています。
こちらからお申込み下さい。