高齢者不可:紅しょうが入り卵焼き
本当は、まさおさん(猫・5歳)のことを書こうと思っていました。
さて、まさおさんはうちに来て何年になるのかしら?それを確認するために、彼を我が家へ迎えるきっかけとなったペットの里親募集サイトを久しぶりに覗きました。
さっさと情報を確認すればいいものを、愛らしい猫や犬の写真に溢れたサイトの中で浮かれてしまった私。ふと目についた可愛い猫。私が住んでいる場所から近い市での募集ということもあって、ついつい詳細情報を覗いてみました。
「人懐っこい男の子です」などという個々の紹介情報と共に、それぞれの里親募集記事には募集条件が書いてあります。「完全室内飼い出来る方」や「きちんとワクチン接種をすること」などといったものが並ぶ中、こんな項目が目に飛び込んできました。
「高齢者不可(56歳以上)」
私、56歳です。
自分がおばさんだということは重々承知しています。でも、自分が高齢者だなんて思ったこともありませんでした。
動物たちが安全に暮らせるように色々な条件が必要だということも痛いほどわかっています。でも、私、高齢者だったなんて知らなかった。
まさおさんのことを書こうなんて言っている場合じゃありません。
可愛いネコちゃんやワンちゃんに浮かれている場合ではありません。
ちなみに、「高齢者の医療の確保に関する法律」では、65歳を前期高齢者に、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」では、60歳以上の人を高齢者と定めています。ただ、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では、高年齢者とは厚生労働省令で定める年齢以上の者をいうと定義づけ、その省令ではその年齢を55歳としているのだそうです。
そう言われるとまぁ、私も高齢者周辺をウロウロする年齢になったのかもしれないなあと、何とも詮無い気持ちになりますが。
さて、そんな詮無い気持ちを抱えながら紹介する一品は「紅しょうが入り卵焼き」です。
実はこれ、私のオリジナルではなく、先日たまたま配信で見た映画『461個のお弁当』で、お父さん役の井ノ原快彦さんが作っていたもの。若い人も高齢者も好きな、お弁当のおかずの定番卵焼き。映画の中でイノッチが焼く卵焼きはどれもとても美味しそうでした。
映画ではレシピは紹介されていなかったので、「こんな感じ?」と手順を考えてみました。
紅しょうが入り卵焼き
- 紅しょうがは汁気を切って5ミリくらいに刻んでおきます。
- ボウルに卵を割り、白だし、酒、砂糖、塩少々を加えて混ぜ合わせます。
白だしは卵3個に大さじ1くらいを加えます。味付けはもちろんのこと、水分を加えることでふんわりとした
卵焼きに仕上がります。 - フライパンを中火にかけて油を引き、2の卵液の1/3を流し入れます。
- 気泡ができたら箸でつぶし、向こう側から手前に向かって卵を巻きます。
- 巻き終わった卵を向こう側に戻し、また卵液を流し入れます。焼けた卵を箸で持ち上げて
下にも卵液を流し込みます。 - 4と5の手順を繰り返して卵を焼き上げます。
在宅デトックス2月回のお知らせ
日時: 2月28日(月) 21:00～ ※大体1時間半くらいです。
テーマ: 『私、介護初心者です』
詳細とお申込みはこちらをご覧ください。
今月は夜の回です。
そしてテーマは『私、介護初心者です』。最近、介護が始まってしまった方、疑問や不安を吐き出してみませんか?
こんな時どうすればいいの?みんなはどう対応しているの?小さなことでも構いません。1人で考えていないで、一緒に考えてみましょう。
また、介護未経験の方も大歓迎です。未経験だからこその不安や知りたいことをどんどん吐き出してください。
あなたのご参加をお待ちしています。
ミカスでした。
11/20
11/20
11/16
11/1
10/18
3/8
5/29
12/23
10/24
10/19
4/10
11/14
3/24
12/12
7/24
6/20
4/23
3/15
12/23
4/4
凛
ミカスさんこんにちは。
50代でいきなり高齢者という枠に入れられたらそれはショックですよね。
しかし猫も犬も大事にされるほど長生きですからね～
ジャンルによって高齢者の定義も変わるのでしょうね。
ところでどこかで見たこの標語（？）
You are never too old to do something new!
私は心の真ん中に置いています。
卵焼き、黄色と桃色の色合いがこれぞ春！という感じでで可愛らしいですね。
紅しょうがの天ぷらというのが関西では普通らしく黒門市場で見たことあります。
kokomo
ミカス様、私もいつの間にかJRの「大人の休日倶楽部」の入会資格（５０歳以上）を満たすようになっていて、これで立派な「大人」ね、と思っていました。「大人」になったと思ったとたん、「高齢者」になるのか。バリバリ仕事をしている一回り年上の友人が「そういえば昔って定年５５歳だったよね。私、一昔前に生きていたら隠遁生活していたのかな。」と言っておりました。年は取るのに精神年齢は３０代後半で止まったままで、肉体とのギャップがどんどん広がっていきます。一昔前の私と同年代の人も同じような気持ちだったのかしら？詮無いですよね。
ショウガ入りの卵焼き、おいしそうですね。砂糖も少し入っていますが、ミカスさん流卵焼きではかくし味程度の甘さなのでしょうか？ショウガと言えば、紅ショウガの天ぷらを無性に食べたくなる時があります。大阪ではポピュラーなので住んでいたときによく食べていました。
そして、お弁当。４月から再びお弁当を作る生活になります。早起きも中身を考えるのも嫌だーああ。ミカスさん助けて！
ミカス Post author
凛さん
私も、動物と一緒に暮らすのはまさおさんが生涯最後だと考えているので、
単に「56歳以上の方は不可」だったらもう少し衝撃も少なかったんですけどね。
それにしても、これから先は年齢によって制限されていくことが増えていくのだなあとつくづく思います。
I would like to be mature enough to overcome or challenge something new.
関西にお住まいの方の方が紅しょうがを上手に使っているような気がします。
天ぷら、一度食べてみたいんだよなあ。
ミカス Post author
kokomoさん
ああ、「大人の休日倶楽部」!そういうところで自分の「大人度」を痛感しますね。
今では廃止されてしまった「ナイスミディパス」なんて、あの頃は超大人の女性向けだと思っていたのに、
今調べたら対象者は30歳以上ですって! びっくりぽんです。(古っ)
私の卵焼きは、しっかり甘い卵焼きです。
でも、出汁ほ効かせたさっぱり味の卵焼きでも紅しょうがの味とマッチして美味しいと思います。
お弁当か。
私も高校の時と就職したばかりの頃は母に作ってもらっていました。
高校生の時はともかく、社会人になっても親に作ってもらっていたとは。反省。
毎日考えて、毎朝作るのは大変ですよね。
近所なら前の晩に余分に作ったおかずをお届けしたい!