ルーティンから外れる:サッポロ一番塩ラーメンにのっけるヤツ
父がショートステイに出ていて留守の朝。朝食用のパンがないことに気付いて、散歩がてらコンビニまで行こうと家を出ました。
時刻は6時半頃。まだ暑い時期でしたが、朝はちょっと空気が違っていました。
歩き出してすぐに、早朝にもかかわらず思った以上にたくさんの人が活動していることに気付きました。ウォーキングをする人、走る人、犬と散歩をする人。
勝手な想像ですが、この時間はもっとひっそりとしているものだと思っていました。
私の家の目の前には、広い芝生広場のある町の施設があって、その外周は100メートルごとに印がつけられたウォーキング・ジョギングコースになっています。なので殊更人が集まって来るのかもしれませんが、それにしても「こんな時間にこんなに人がいるのか」と驚きました。
6時半。いつもなら私は朝食の支度をしながら、父がその日に着る洋服やデイサービスに持って行く鞄の中身を用意しています。私の朝はずっと家の中で過ぎていきます。
でも、あの日、いつものルーティンから離れて外に出てみたら、そこには私が想像していなかった光景がありました。屋外の空気の気持ちよさ。朝から積極的に動く人たちのエネルギー。
日々の暮らしというのは、どうしても決まったパターンで流れがちです。
私も、朝6時に起きてからは分単位でほぼ同じ毎日を過ごしています。そうすると、そのパターンから外れたものは見えなくなってしまうし、聞こえなくなってしまう。
だからと言って、毎日同じ電車で職場に通う人に「時には違う駅で降りてごらんなさい」なんて無責任なことはもちろん言えません。それでも、可能なタイミング、可能な範囲でいいのでほんのちょっとパターンを変えてみる、ルーティンから外れてみると面白いものが見えてくるかもしれません。
正直、通常の家事と共に父のあれこれをやらなければならない朝に、私はとても閉塞的なものを感じています。家という箱の中で、毎日同じ、判で押したようなルーティンを分単位でこなす朝はちょっと息苦しい。でも週に一度、父のいない朝にいつもの流れを崩してみる。それが、閉塞しがちな私の朝に、文字通り風穴を開けてくれるような気がして、それ以降私は朝食のパンがあっても外に出て歩くようにしています。ゆくゆくそれが私を閉じ込めるルーティンにならないよう、あれこれと歩くコースを変えながら。
さて、今日ご紹介するのは「サッポロ一番塩ラーメンにのせるやつ」です。変な名前。
昔から我が家では家で食べるラーメンはサッポロ一番塩ラーメンと決まっていました。長めの斜め切りにしたねぎと玉子、これが母が作る塩ラーメンのお決まりの具でした。
実は私、ラーメンはあまり好きではないのですが、サッポロ一番塩ラーメンだけは年に数回無性に食べたくなります。とはいえ具が少ないとラーメンの主張が強くなってしまってちょっとしんどいので、麺に負けないくらいの具を乗せてやろうと思い立ったのがこの「のせるやつ」です。
サッポロ一番塩ラーメンにのせるやつ
- もやしはさっと洗ってひげ根をとりのぞいておきます。
- にんじんは皮をむいて幅5ミリくらいの短冊切り、ニラは長さ5センチくらいに切っておきます。
- 豚肉の薄切りは5センチくらいの長さに切り、醤油と酒を少々揉み込みます。
- フライパンにごま油を引いて火にかけ、油が温まったら豚肉を入れて炒めます。
- 豚肉の色が変わったら、もやし、人参、ニラを加えてさっと炒め合わせます。
- 醤油、酒、オイスターソース、砂糖少々を加え、味が全体になじむように炒めたら「のせるやつ」の出来上がり。
- 袋に表示してあるレシピでサッポロ一番塩ラーメンを作って器に盛り、上記で調理した「のせるやつ」をのせたら、熱いうちに召し上がれ。
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ミカスでした。