Posted on by Comet
徳永英明に学ぶ(その2)
水曜日に
「授業中、徳永英明が病気をする前後の歌声を聴き比べた」
という話を書きましたが。
先生によると、主に
・声域が低く狭くなった(高い声が出ない)
・一回の呼気量が減った(息が続かない)
という変化があり
これは、脳の病気をした人に多くみられるそうです。
先生「だから、女性ボーカルの曲をカバーするという
彼の戦略はとてもいいと思いますね」
な、なんでしょう、そのハナシは……?
先生「高い声は、出なくなったけれど
女性ボーカルの曲なら音域が狭いから歌いやすい。
声量がないことも“味”になりますよね」
つまり、病気をしたことのマイナス面を
プラスにしたのだ、と。
先生「それで、以前よりも売れてるぐらいでしょ?」
確かにそうかも。
そうか。そうだよね。
クラスメートより(だいぶ)年上なことも
プラスにすればいいんだね。
*そもそも、なぜ言語聴覚士を目指すことにしたのか。
長い長い理由はこちらをご覧くださいませ。
*オバ専キャラクターを描いてくれたのは
籔内美和(やぶうちみわ)
1978年大分生まれ、香川育ち、東京在住。
オフィス★イサナのデザイナー兼イラストレーター。
http://isana-ad.com
アメちゃん
こんにちわ!
たしかに、昔はもっとキンキン声でしたよね。
それが今は、ちょっとささやくような歌い方になって
だから耳に心地良く、心に響いてくるんですね。
病気にならないのに超したことはないのですが
もし、あのキンキン声のままだったら
今の徳永英明さんの美しさになっていたかどうか、、と思います。
それに、一見マイナスな面って
ツボにはまると、えも言われぬ魅力になったりしますものね。
Comet Post author
アメちゃんさん
私も聞き比べてみて初めてわかりました。
いまのほうが歌が豊かで深くなっている感じですよね。
マイナスを魅力にできるかどうかって
本人の気持ちのもちかたひとつ、のような気もします(^ ^)