Posted on by Comet
親の協力
2年前の今頃、専門学校入学を目前にして
よく親のことを考えました。
当時、父79歳、母74歳、義母77歳で
私の両親は都内で二人暮らし、
義母は遠方に一人暮らし(義父は逝去)。
そのときは3人とも元気でしたが
年齢から考えれば、今後2年間で
何かあっても、ちっともおかしくない。
勉強どころじゃない、ってこともあるだろう。
学校を辞めることになるかもしれない。
そんなリスクを抱えているのに
本当に入学してもいいのか。
入学金と授業料は決して安くない金額です。
エイッと決意して払い込んだあとも
「いま取り消せば戻ってくる」と
入学直前まで悶々としていました。
今から思えば
自分が新しい世界に飛び込むのが怖いから
親を「言い訳」に使っていただけなんですけどね。
その当時は真剣に悩んでたの。
結局「そんなこと考えてたら何もできない」と
あたりまえの結論に達して入学したわけですが。
1年の秋
40代のクラスメートがお父様の介護を理由に退学し
次は自分かと覚悟したこともありました。
そして卒業間近のいま
父81歳、母76歳、義母79歳
おかげさまで3人とも健在です。
2年間、大きな病気もせず
呼び出されることも一度もありませんでした。
ここまで漕ぎ着くことができたのは
「元気でいる」という
親の協力があったからこそ。
もしかしたら、親の側も
「勉強の邪魔をしないように」と
意識してくれたのかもしれません。
それについて訊いたことはありませんが。
卒業式が終わったら、御礼を言おう。
*そもそも、なぜ言語聴覚士を目指すことにしたのか。
長い長い理由はこちらをご覧くださいませ。
*オバ専キャラクターを描いてくれたのは
籔内美和(やぶうちみわ)
1978年大分生まれ、香川育ち、東京在住。
オフィス★イサナのデザイナー兼イラストレーター。
http://isana-ad.com
いまねえ
「元気でいてほしい」子供が幼いときはそれが第一の願いでした。
それがそのまま親に対して願う年齢になりました。
なにをするにも親が元気なうちに、と思い浮かんでしまうと同時に
自分自身にも時間が限られているのだと思う。。
cometさんが悩んでいた時間は助走タイムだったのでしょう、
新しい世界への一歩と、それをためらう気持ちとの間で振り子が左右するように
揺らぎながら気持ちが固まっていったのでは?
ほんとうに、2年間cometさんも旦那さんも双方の親御さんにも
「元気で頑張ったで賞」ですね!
Comet Post author
いまねえさん
本当に何をするにしても「親が元気なうちに」ですね。
そしてもちろん、自分も元気なうちに(^ ^)
親だけでなく、オットも私も健康でいられたことにも感謝しなければ、でした!
気づかせてくださって、ありがとうございます♪