実家問題行ったり来たり
先月、実家の母が古い一軒家に住んでいるので認知症の予防にもなっているという記事を書きました。もう母はこのままあの家に住み続けるのだろうと思っていました。がそれから約1月後に実家に行くと「ちょっと問い合わせをしてほしい」といきなり言われる。内容は気になる中古マンションの物件があり、その物件を購入するのに今住んでいるところを売った金額で購入できるか確認したいとのこと。
電話するとその日のうちに担当者が実家を見にやってきてそのついで?に気になるマンションも内見したらということで出向いて行った。その物件は綺麗にリフォームされていて全ての部屋の照明もあり1部屋には新規のエアコンもついていた。駅からも徒歩圏内。わたしの次女(母からみたら孫)もすぐそばに住んでいるのでわたしがとても気に入ってしまった。母も「まあ悪くないわね」の反応。
しかし問題は金額である。そのマンションは立地条件等を考えるととてもお買い得と思われる金額ただ実家の売値が母の希望よりかなり低く、その金額だけでそのマンションを購入することは難しい。わたしがお金を出せるわけでなくあくまでも母の気に入るようにやっていいのだが・・・母はかなりの難聴で電話での会話はほぼ無理。スマホもパソコンも利用しないのでメールでのやりとりも無理。物件を探すにしても家を売るにしてもいまはネットでのやりとりが多くなかなか進まない。
そして実家の価値についてもどうしても納得いかないとかいうし。住み替えのマンションにしても最上階か1階。もちろん最上階の場合はエレベーター付き、そしてリフォームしてありすぐに住めるところ、できれば駅から徒歩圏内・・・もちろん気持ちはわかる。でもなかなか難しい要求である。何かを妥協しないとなかなか進まないと思う。そんなことしている間に今の家のリフォームが必要になってしまう。この家にこれ以上のお金をかけない。と言っている母であるが隣の家とはその問題でとても気まずい雰囲気になっているとのこと。残りの人生、母の思うように生活してほしいのだが何か問い合わせしては納得いかずに保留状態が続く。
わたしが頻繁に連絡したりしていたら「そんなに気にして自分の時間を使わなくていいからね」とわたしを気遣う連絡をくれた。
もちろん母のためでもあるが半分くらいは自分のためである。実家には弟も住んでいるのだが仕事ばかりでほとんどいない。そんなに働いているのにお金もない。そして嫁もいない。母に何かあっても正直全然頼りにはならない。いつも何かあると同居している弟でなくわたしが手配することが多い。
なのでこの実家問題も母が元気なうちに早く解決したい。そして母は嫌がるだろうが介護認定を受けてくれるようにお願いの手紙を書いた。おそらく今の母の状態だと要支援だろう。でも要支援でも福祉用具は借りられる。腰がいたい足が痛いとあまり歩けなくなっている母に歩行器や手すりを安い負担額で借りられることを教えてなんとか認定を受けてほしい。これも母のためでもありわたしのためでもあるのです。「介護」という言葉をとても嫌う母ですが高い介護保険を払っているのだから使ってほしい。そして認定をとってくれればわたしも担当者と相談することができる。
家の問題、介護認定の問題。どちらもなかなか前進しないが明日がどうなるか誰にもわからない。早く前進しますように。
そしてお母さん、あなたの娘は自分にも都合よくなるようにと考えて行動しているしたたかな娘です。
昨日はマメオ君の通う中途障害者の作業所のバスハイクでした。
2年連続で雨が降って大変でしたが
今年は雨も降らずに行けました!は小田原城と鈴廣(有名な蒲鉾の会社)蒲鉾(かまぼこ)づくりなど・・・
楽しい1日を過ごせました。がめちゃくちゃ疲れました。このお話しはまた来週。