Posted on by ハラミ
テレビ編 『ムー一族』
こんにちは。
今回はテレビ編で失礼します。
春頃よりBSでドラマ『ムー一族』が放送されていて、懐かしく観ています。
(仕事しながら聞き見ですが)
(『林檎殺人事件』が挿入歌として流行りました)
昭和53年〜54年にかけて放送されていて、当時、郷ひろみファンだったので中1ながら楽しみに観ていました。
あらためて見てみると、画期的、実験的で驚きます。
いまのドラマの、“出演者がエンディングでダンス”なんてものではありません(笑)
・挿入歌の場面がドラマ内に3カ所くらいある
・ラジオ番組的に視聴者に電話したり、お便りを読むコーナーがある。
・数回の生放送(裏番組のプロ野球の結果を報せるなど)
・舞台での公開生中継
・有名人、業界人がゲストで出演
・エジプトロケ
生放送、1回かと思っていましたが数回ありました。
当時のテレビ業界の勢いを感じます(予算も)。
スポンサー対応は大丈夫だったのか。
毎回見ていない人にとっては何だかわからない「内輪ネタ」「おやくそく」的な部分も多いし、
普通のドラマのつもりで見る当時の大人には「なんだこりゃ!?」という感じだったかもしれませんが、
12〜13歳の自分にとっては抜群に新しさを感じる番組でした。
本編部分は東京の老舗足袋屋のホームドラマです。
変わった演出満載のなかで、人に対する目線の温かさとか人間関係の機微など感じられストーリーもしっかり心に入ってくる不思議なドラマでした。
伴淳三郎、由利徹、伊東四朗、渡辺美佐子など大御所のお芝居の安定感ですかね。
実家が商店だったので馴染みのある雰囲気だったのかもしれません。
昔のドラマは個人商店が舞台というのが多かったですね。
(ケンちゃんシリーズもありました)
下ネタ的なものもけっこう出てきますが当時の自分、どんな風に見てたのか。
家族と見て気まずくなかったのか。
その辺の記憶はさすがに覚えていないのです^^