Posted on 2013年4月19日 by 青蓮

青蓮の「マサラをちょいと～人生にもスパイスを効かせて～　VOL.２」

ツルッツルぴかぴかカカトで、素足のシーズンを迎えよう！

いよいよ日中の気温が４０度に近くなってきたデリーです。今回の話題は万国共通のお悩み「かかとケア」について。　　　　　　　

インド女性が民族衣装、サーリーやパンジャービー・スーツ（チュニック、パンツ、ショールの
３点セット）を着るとき、どんな靴を履いてるのか？・・・そう、日本の着物を着るときに装いに
合わせた草履を履くのと同じく、それなりのルールがあるんですね。 

よそ行きサーリーの場合には、きらきらビジューつきの ハイヒールを履いたりもしますが、
普段着に合わせるのは夏は「チャッパル」と呼ばれるサンダル、冬はジュータというインド靴。

チャッパル（インドのサンダル）にもピンからキリまでありまして。

伝統的なのは左上のコラプリ・チャッパルというすべて手縫いの職人技が光る、でもちょっと
渋い色合いもの（３００ルピー＝約５４０円）。おしゃれブティックなどに行くと、メタリック加工の皮素材ものもあり（中央のもの、５５０ルピー）。右上のはボリウッドセレブ御用達のムンバイの老舗靴屋さん、ジョイシューズのオリジナルで、サテン地が貼ってあり、ラインストーンつきの
可愛いもの（一気にお値段上がって２５００ルピー）。実は真ん中の１０００円くらいのものが
なんとまぁ、日本のとあるセレクトショップで１２０００円で売られていて、目が点になったことがありましたっけ。

５月～１０月の夏の間、ほとんど毎日のようにサンダル履き・・・ってことはつまり、素足で
過ごす期間が長いんですよね～。おまけにぺたんこ靴を履いてると、体重がモロにカカトに
かかるので、劣化（！）が加速されるし。

見られてますよ～、カカトのお手入れ。足のつま先のお手入れ、ペディキュアの色もね。

ドラッグストアに行くと、まぁほんとにいろ～んな種類の「かかとクリーム」が売られています。
アーウルヴェーダ処方とかで、薬草成分が使われたものがたくさん。私のお気に入りは
７種類の薬草が配合されている「ヒール・リペア」クリームです。効き目抜群！

普段のお手入れには、
このかかとクリームで
十分なんですけどね。

よく見ると冬の間、
ほったらかしておいた足が、
カサカサ、ゴワゴワ、ひどいことに
なっているじゃ～ありませんか！
しかもこないだの出張のときの
日焼けあとがクロックスの
形のまんまついてるし～！

夏が本格化する前に駆け込むのが、ビューティサロン。
フットバスに足をつけて、角質を取ってもらって、パラフィンパックしてもらって
爪の甘皮処理して、ペディキュアを塗ってもらったら夏の準備も万端です。

でもふと思ったんですよ。ビューティサロンに行く金銭的・時間的余裕のないインド女性はかかとのお手入れ、どうしてるんだろう・・・・早速聞き取り調査しました。ま～出てくる出てくる、
色んなお手入れ方法。

＊ココナッツオイルを寝る前にカカトに塗って、朝洗い流す。＊ごま油をこまめにぬる　＊未熟パパイヤをすりおろして湿布したあと、軽石で角質を取る　＊バナナの皮の内側部分をかかとにはり、しばらくおいて洗い流す　云々。

いずれもうちにある油や食材を使ってのお手軽アイディアばかり。個人的にはお肉を柔らかくする作用のある未熟パパイヤ湿布編が効き目ありそうだな・・と思うんですが。

さて、かかともつま先も綺麗に
なったことだし、夏向きの
チャッパルでも新調するか～　、
と思ってのぞいた店で、
可愛い赤いチャッパルを値切って購入！（４００円弱）と喜んでたら、
お店のお兄ちゃんが「マダム、
これは雨の日には履かないほうが良いです」って。
底部分が縫ってなくて接着剤で
貼ってあるだけなんだって。

そんな笑えない「安物買いの銭失い」なお買い物もご愛嬌ですよね。（歩いた後にサンダルの底が取れて寂し～く道路に残っている場面を想像して、ひとりでクスッと。）

さぁ、夏がやって来る前にしっかり足元のお手入れしなくてはね。

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★インドの「チャッパル事情」「かかとケア事情」いかがでしたか？７種類の薬草が配合されたクリーム、いいなあ。

★インドの靴事情がもっと知りたい！という方は、こちらの記事なども面白いかも
⇒「びっくり！なインド靴」

★５月初旬まで増えるというミニイベントがまた楽しそうです！インドの魅力をたっぷりと♪
⇒青蓮さんのブログ「Blue Lotus」

★青蓮さんへのコメントも、どうぞ。この機会に興味のあることを聞いてみてくださいね♪

★３月まで連載されていた「YUKKEの今日のラテンステップで」を読む方は、こちらをどうぞ。メキシコの女性たちが生き生きと描かれていますよー。

★前回の青蓮さんの記事は、こちらから。

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