中国・新県の暮らしと新県のバーバ
中国ファンの皆さま、お待たせしました~。
今週、来週、2週に渡り中国・河南省の南端にある新県についてご紹介します。
河南省って、人口1億人近いのね! さすが中国、スケールが違いますねぇ。
省の有名どころは、省都の鄭州、安陽、洛陽、開封、少林寺など。 オタク必見の地かも。
しかし、面白ガールが行った新県は、持参した地球の歩き方にも、ぜ~んぜん紹介されていない、とても地味な町。お茶と栗の産地で、山に囲まれ、街中に河が流れる静かな土地。
ちなみに、面白ガールの住居は、校内に建つ教職員向け住宅で、専有面積67㎡の1LDK。
食事は自炊するか、学食か、校外で外食。 この写真の建物は、大学の食堂です。
校舎も、教職員住宅も、こんな雰囲気の建物。 見た目は、高原に建つリゾートホテル。
空気はきれいで、空は青いです。
設備は、良かったり悪かったり。
インフラは、悪すぎ。
食事は、まぁまぁ。
好みで言うと、ハノイの勝ち!
だって、中国は油と唐辛子の量が過剰。
果物の安さとおいしさは、あいこ。
校舎からの夕景です。
広い敷地に校舎が点在しています。
リゾートホテルの様な新築の学校で、特に驚いたことは2つ。
1つは、学食の決済が電子マネー。 もう1つは、なんと!女性トイレでも個室じゃない!
新県の学生達も日本人先生が大好き。だれもが一緒に出掛けたくて、取り合い状態。
学生が案内してくれた革命博物館の内部と、外のオブジェはこんな感じです。
いかにも中国ですね。
新県の人達は、老いも若きも山登りが大好き。 健康のため?娯楽が少ないの?
面白ガールも学生に誘われ、岩ばっかりの「将軍山」登山にチャレンジ。
「低くて、簡単な山ですよ」のはずが、すぐにバテバテ。う~~情けない。
新県でも街中で、よく学生と麺を食べます。 学生のお気に入りは蘭州ラーメンです。
同じお店に刀削麺もあるんだけど、いつも食べるのは細麺の蘭州ラーメンなの。
歩道に並べたテーブルでいただきます。
味の決め手は、生ニンニクとラー油です。
学生と買い物とかで街中へ行くんですが、会話はいつも大声で、日本語。
すると、多くの人から話しかけられるの。 女性からも、男性からも、なんです。
新県には、日本語を話せる人が多いんです。それは、日本に研修生として働きに行っていた人が多いからなの。日本で真面目に働いて、稼いで戻ってきた人たちのようです。
「日本人ですか? 私は日本で研修生をしていました」
行先は、茨城県、静岡県、三重県… 新県から日本のいろいろな所に行っているんですね。
仕事は、農業、水産加工、組み立て工場… さまざまです。
研修先から新県に戻ると、みんな、稼いだお金で家を建てたり、商売を始めたり、日本車を買ったりするそうです。 驚いたのは、みんな親日だし、日本に感謝しているんです。そして、とても親切にしてくれます。たまたま新県の人達がそうなのでしょうか。
研修生として日本に行くのは、男性と女性半々ぐらいだと思う。
幼い子を残して、日本へ行く人も多いですよ。 戻ってくる頃には、我が子は成長していて、幼稚園児や小学生になっているとか。 顔を忘れられているそうです。
その間、子育てを担当するのは、姑さんだそうです。頼りになりますね。
街中で、子守りをしながら商売をしているバーバもよく見かけますよ。
中国の女性も、ホント明るくてたくましいです。
路上で服の修理屋さんをしながら孫守をするバーバです。
集合住宅の入り口で孫のお守をしています。→
← 売り物のベビーカーです。
中国ですねぇ。
なんちゃってキティちゃんが付いています。
次回は、新県の結婚式と新県のママをお伝えします。
とみちっちさんへ感想や質問などのコメントをどうぞ♪
nao
以前、中国のトイレはドアがないと聞いたことがありましたが
ついたてすらないのですか!
慣れるまで勇気が要りそうです。
とみちっち
naoさんも、驚きました?
水洗トイレだし、手洗いはセンサーで自動給水だし、とてもきれいなんですが、囲いはないの。
中国人の先生も、学生も、囲い無しでも普通に用を足していますよ。
その証拠に、写真、便器横のゴミ箱に、捨てられた使用済みティッシュが見えますね。
私は、ここで用を足すなんてムリ。
学校には、別の場所に、個室タイプのトイレもあるので、そっちを使っていました。
しかし、いろいろな場所で、時々ひるみます。
みんな並んで用を足している~のを目の当たりにすることが!
それも、中国では壁に向ってしゃがむんじゃなくて、壁にお尻を向けて、顔は出入りする人の方を向いているの。前が丸見え!ドッキリです。
そして、うんざりするのは、ゴミ箱の中。汚れた方を上に、広げたまま捨てるんです。
ティッシュも、生理用品も、小さく丸めるとか、包むとかいった恥じらいの気配りなんてないの。
トホホです。