ベトナムって、ハノイって、どう?
「ベトナムってどんな国? ハノイってどんなとこ?」のお答えに代え、2つのランキングを
ご紹介します。
ランキングその1:旅行者のお財布に優しい都市、世界第1位はハノイ!
「旅行者物価指数(トリップインデックス)2014」(世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」発表)によると、外国人観光客の多い世界の都市の中でハノイが、なんと1位!
東京は、逆に旅行者のお財布に厳しい都市、ワーストランキングの方で14位。
市場で楽しそうに仕事をする女性達です。売り物は、お財布に優しい価格です。
路上のナイトマーケットです。売り子さん達は、みんな明るく元気いっぱい。
これはベトナム女子の必需品、日除けパーカー。 なんちゃって商品もザクザク。
扉のない中丸見えの美容院は低価格です。 仕立て屋さんです。とてもお安いです。
路上レストランの女性と、コーヒー豆屋さんです。
ココで、イタチコーヒーを買いました。
ランキングその2:「一人旅に最適な国トップ10」で、ベトナムが第6位!
米国の有名旅行誌「Travel & Leisure 」(2014年)が発表したんです。もとになっているのは、世界平和度指数(Global Peace Index)および地球幸福度指数(Happy Plante Index)の二つの指数。ちなみに、日本はベトナムより2位落ちる第8位なんです。
親切にしてくれた女性船頭さんです。 寝台列車の中です。一人旅の女性は大勢います。
ベトナムで、物騒なことは一度もなかったですよ。スリにも、ひったくりにも、あったことはないし、夜間の一人歩きも平気。問題なし。路上カフェも一人でふらっと楽しめる。
ときたまムカつくのは、タクシー。遠回りされたり、メーターの回転が速すぎたり…
あと、値段の交渉は面白いけど、面倒なこともある。外国人相手だと、最初の値段が高過ぎ!「いらない!バイバイ!」って言うと、どこまでも値段が下がったりするの。オープン価格ってことでしょうか。
不本意ながら、たまに損害保険のお世話になっちゃう。
例えば、お腹を壊したり、気持ちが悪くなったりして病院に行くとか、カメラを壊して直してもらったり、とかね。こういうことは、中国でも同じ。消化器系がかなり丈夫で、便秘体質の面白ガールでも、なぜか、お腹がゆるゆるになるの。日本とは違いますね。
本当に嫌になっちゃうのは、放し飼いのワンコ、野良ワンコ。ベトナムでも、中国でも、大きいワンコの野放しは止めてほしい!
ある日、事件は起きました。居候宅の家族と一緒に、田舎へ忘年会に行った時のこと。
忘年会は、田舎の敷地内に大きなテントを張ってやる大宴会。そんな中、多くの放し飼いワンコがウロウロしているの。お客さんが下にポイ!する残飯は、ワンコのご馳走。
追いかけてきた恐ろしいワンコ!
ワンコもおこぼれを期待する忘年会のご馳走です →
伝統的なおこわ、ハム、茹でトリ肉…
お正月には藁に包まれた生豚肉も。生で食べるんです。
恐いな~とか思いながらも、おっぱいがいっぱいぶら下がっているワンコに目が行ってしまう野次馬根性の面白ガール。
すると、「ウー」とうなり声をあげながら、ワンコが追いかけてくるではありませんか!
あまりの恐怖に逃げる!ワンコが本気で追いかけてくる!どうしろっていうの~~~!
「きゃ~~!」お尻に違和感。「イテテ…、ヤバ!噛まれた?」
家に帰ってから、鏡でお尻を見たの。すると3.5㎝くらいの傷がある。
ブログで報告すると、「死んじゃうかもしれないよ!」と心配してくださる声がいっぱい。
結局、SOS病院で注射です。狂犬病5本、破傷風3本、計8本。ついでに肝炎、チフス、日本脳炎、インフルエンザ…。 接種するタイミングがそれぞれ違うので、要した期間は半年。
トホホな日々でした。
放し飼いワンコは大学の校庭にも。まったく性悪ワンコで、校舎に入ってきて、2階、3階、ところ構わずウンちゃんをしまくり。それもたびたび!いつも巨大で大量!ウンざりです。
連載最終回に、こんなウンがついたお話ですみません。
でも、アジアの新興国では、お腹ゆるゆるのお話と野放しワンコのお話しは重要でしょう。
みなさまも、これらを怖がらずに面白いを発見しにお出かけください。
ウンチの犯人です!校庭でじゃれ合っています。大学の近くの路上カフェです。
ワンコを警戒しながらお茶します。
最後になりますが、面白ガールは、いつも実感していることがあるんです。それは…
「面白がる」って、効果バツグン!魔法の美容液! 人生が、即効ぷるぷるのもっちもちのピチピチに変身!
ぜひ、みなさまもお試しください。
乳がんの手術をしてかれこれ4年半。この先も通院、治療、お薬が必要な面白ガールなのですが、「面白がる気質」は毎日を楽しく、ハッピーにしてくれます。
みなさま、最終回までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。たくさんの笑顔をくださったベトナム、中国に感謝して連載を終了します。
* おまけの写真 *
少数民族の女性達から買った布ものです。
とみちっちさんへ感想や質問などのコメントをどうぞ♪
あろまっちょ
お久しぶりです♪
ベトナムの普通の暮らしが分かりました!
親しみ易いというか、アジア特有ののんびり感が表情からもすごく伝わって来ますね!
所で、フランス語とかは使っている所等はありますか?
とみちっち
あろまっちょ さん、こんにちは!
最初から最後まで、おつきあいいただきうれしいです。
現地での会話なんですが、観察していなかったのでよくわからないんですけど、フランス語は使われていなかったように思います。
いかにもアジア人の私には、お土産物屋さんで「マダ~ム!マダ~ム!」とか言ってすり寄ってきます。
でも、それ以外はベトナム語でなければ英語です。
レストランのメニューも、ベトナム語以外だと英語ですね。
お店の看板もほとんどベトナム語です。
ほんと、ベトナム人とベトナム語に囲まれて暮らしていたのに、ベトナム語を話せないなんて情けないですね。
あろまっちょ さんも、機会がありましたら、ベトナムを訪ねになり、異文化をお楽しみください。