2月17日はカレー記念日

カレー記念日

寝返ると記憶の蓋があくことも

2月17日はカレー記念日

爽子

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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さすらいの旅人ゆりの帰国&奮闘日記

シンガポールで出会った「祈りの力」と父に起きた「奇跡」。

 

今日は、ちょっとスピリチュアルな話でもしようかな。(「でもね、もう一人、隠れ問題児がいたのです。それは、次回の記事で」の続きは?という方、すみません!今回は、そのお話ではありません)

 

この話は9年前の話。

 

もちろん事実であり、私が体験した話でもある。

 

その当時私はシンガポールにいた。ちょうどリーマンショックの混乱の真っただ中。記憶に残っている人も多いだろう。シンガポールで日本人6000人が解雇されていた頃だった。でもリーマンショックの影響なんて感じたことがなかったくらい、普通に観光客はいたし、何がどう経済に影響を受けているかなんてよくわからなかった。

 

私は冒頭でも話した通り、世界を一周するために、最初にシンガポールを訪れた。私の友人がヘッドハンティングされてシンガポールへ渡っていたこともきっかけとなった。あまり興味のなかったシンガポールだったが、旅の最初の国にはいいと思う。誘惑の多い東京で住んでいたのにも関わらず、3年間で十分なお金を貯めた。節約、そしてセカンドジョブのおかげだったし、自分の精神力の強さに私自身がびっくりしていた。3年間もかけて目的を達成できた自分に大きな自信をもつことが出来た。きれいな町で、経済大国で、日本と同等とみなされる国。

 

今でこそ、日本を追い越しているような国のイメージがあるシンガポールだが、その当時は、日本がアジアのトップであり、しかも円高、ある意味、日本という国自体がブランドだった。シンガポールは自給率の低い国で、何で儲かっているかといえば、見えないお金の力だった。金融という不思議な力。不動産で成り立つ国。みえないお金でお金持ちになっている国というイメージがあって、どうしても好きになれなかった国。シンガポールに住んでいたと言って反応してくる人たちのほとんどは、華やかな生活に憧れる人たち。

 

お隣の国マレーシアにも住んでいたが、マレーシアに反応する人達は、どちらかといえば自由をが欲しているというか、お金よりゆっくりとした生活を手に入れたいと思っている人が多かったような気がする。現状の多忙な生活を抜け出したいという思いが、物価が安く治安がいいマレーシアへの夢につながるのかもしれない。

 

シンガポールで出会った人たちとは、今でも交流がある。その中の一人をここで紹介しようと思う。彼女はいわゆる「スピリチュアルな人」であり、「現実的な人」であり、非常に「頭のいい人」。日本でも自分の才能を生かし、編集長という地位を手にし、そしてシンガポールへ渡ってきたという才女である。

 

その人と知りあってから、私の生活は不思議な世界、精神世界といえばいいのか、日本ではまったく耳にしなかったジャンルの話が身近になり、混乱というよりは、少し安らぐような安堵感を覚えた。日本にいるときでも漠然と、魂はずっとずっと存在していて滅ぶことはないとなんとなく思っていた。なので、人生は一度しかないという言葉は、私には納得がいかなかった。

 

彼女との出会いは、私の価値観に新たな何かを与えたというより、もともとあった思想に確証を与えてくれるものだった。彼女の名前をSさんといおう。Sさんは、私と出会ってからまるで今までずっと友人だったような振る舞いをしてくれた。初対面の印象はあまりよくなく、どちらかというと取っ付きにくい感じがする。話をするとそうでもないが、人の好き嫌いが激しい。Sさんは人の判別を瞬時で行い、合わないと思った人には冷たい態度をとるし、話をしない。なので、もちろんトラブルも多い。

 

だけど、私とはすんなり仲良くなり、慕ってくれるようになった。編集長をしていたくらいなので、話題は豊富。なんでも知っており、聞いた話だけでなく詳細まで知っていることが多く、それはSさんが仕事上で関わった案件もあり、リアルな話を聞くも多かった。

 

Sさんはスピリチュアルな方面でも活躍していて、困った人がいれば、癒しを施したりしていた。そして今もそうだ。たとえば、具合の悪い人に気を送ったりしている。どういう手順でやるかといえば、具合の悪い人の名前と住所を記入したものを箱に入れる。そしてその箱を大事に抱えて、手から気を送るんだそうだ。対面でもできるという。

 

ちなみに、この手の癒しは、たいていの人が出来るそうだが練習が必要なので、忍耐力とやる気がないとできないそう。そういう意味ではできる人は限られるみたい。私は、信じているわけでなく疑ってもいなかった。まー、どっちでもよかったのだ。相手が治ってほしいと願う気持ちが大切なのであって祈りに似た効果があるのだろうと思っていた。ちなみに、祈りの効果がどれほどなのか研究した人達がおり、実験では効果があると言っている。

 

Sさんの癒しの効果は、私の父が体験した。だから、Sさんは私の父の命の恩人でもある。私がシンガポールで働きはじめたころ、偶然にもよい条件で仕事を得た。福利厚生もしっかりしており、何より、ボーナスがかなり良かった。

 

仕事をはじめて、落ち着いたころ。突然父が入院したと母から緊急の電話がシンガポールの職場へ入った。私は仕事があるので、母から父の容態を確認する事しか出来なかった。お医者様に言われたこと。

 

「今日が山です。覚悟して下さい」

 

そう言われた母は、うなだれた声を出していた。私は母を勇気づけようと毎日電話した。私はというと、なぜか父は大丈夫という確信めいたものを感じていた。その確信の出所は不明だが、でも、自信があった。数日が経ち、父の容体はよくなったが、母は医者に「無事に山が越えられても、半身不随は免れない」と断言されたそうだ。

 

入院していた父が退院し、ちょうど二か月が経っていたころ。私はちょうど仕事が一段落し、シンガポールから日本へ一時帰国した。家で寝たきりで、母が付きっきりではないにしろ介護が必要だった父。私が帰国し、家に着いたとき、父はベットから這い上がり立ってダイニングまでやってきて、そして座った。誰の手も借りずに。私は不思議に思いながらも、父と普通に話をし、朝食を取った。

 

私たちは、たわいもない話をした。そして、父は足を引きずりながらもゆっくりとベットに戻っていった。まるでナマケモノが歩いているようで可愛らしかった。

 

私は母に言った。「お父さん元気じゃない!寝たきりだなんて嘘ついて。。。」母は私に言った。「退院してから一度も補助なしで動けなかったし、このリビングまでなんて来られなかったのよ、そう、寝たきりだったのよ。だから私もびっくりしているのよ」「えーー。」

 

母は、ポツリと言った。 「子どもが来ると違うのね。」私はSさんが送ってくれた気が父を癒してくれたのだと思ったし、たぶんそうだったんだと思う。

 

私が帰ってきたのがきっかけで、どんどんとよくなった。そう、表向きは私が癒したような形だが、実際はSさんが治してくれていたのかなーって思う。父は、半身不随と言われていたにも関わらず、一年後には健常者となった。普通に歩けるし、走れるし、もとの健康な父に戻った。医者が言っていた、半身不随になるという診断はなんだったんだろう。そう思いながらも、いまだに父は、私が治したのだと思っている。

 

シンガポールに戻った私に父は言った。「戻って来てくれないかなー。お前が戻ってきたら、不思議と治りが早まった」もちろん、私も毎日真剣に祈っていた。それもあったのかもしれないけれど、Sさんは毎日気を送ってくれていたそうだ。祈りは通じると思う。そして、シンガポールという未知の土地で、癒しのパワーを送ってくれたSさん。小さい頃に神様の存在を信じていた私。毎日お祈りしていた私。

 

そんな奇跡をいまだに信じる自分がいた。もちろん、それがたまたま治るタイミングだったとしても、偶然だったとしても、私は感謝した。誰にというか、すべてに対して。

 

ふと、ユーミンの曲が頭をよぎった。

大人になっても奇跡は起こるだと確信したありがとう。 Sさん、そしてすべてに!

 

次回は、「懐かしいグアテマラ。そこで見た不思議な光景。」。明日、更新します。(この予告は本当)

 

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